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噺の話

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<   2019年 09月 ( 20 )   > この月の画像一覧

 夜の部を前にして、一階席の椅子席がいっきに九割ほど埋まった。

 桟敷も八割ほどになっていたかな。まだ、二階は、開演時には開いていない。

 楽しみな披露目の興行、出演順に感想などを記す。

 後ろ幕は、昼の部の芸協の「寿」の幕から、「本寸法噺を聴く会」「町内の若い衆」「武蔵境商店連合会」「武蔵境自動車教習所」の四団体(?)によるものに替わった。

立川幸吾『牛ほめ』 (10分 *16:45~)
 昨年6月の国立以来だが、同じネタ。
 最初に昨年師匠が主任の池袋で聴いた『子ほめ』から、だんだんと良くなっている。
 前回も感じたのだが、「売る人も まだ味知らぬ 初なすび」を其角の発句としていたが、人によっては去来の発句とする場合がある。これ、どっちが正しいのかな。
 与太郎が、牛の褒め言葉をスラスラ言うのは、やや違和感あり。

橘ノ圓満『豊竹屋』 (12分)
 夢丸の代演は、久しぶりのこの人。
 圓満の都合なのか、二ツ目の前での出演だったが、噺の持ち味を十分に引き出す、なんとも楽しい高座。豊竹屋節右衛門と花梨胴八の掛け合いが、最後まで客席を沸かせていた。いいなぁ、こういう人のこういうネタ。まさに、寄席の逸品である。ということで、色をつけておこう。

ねづっち 漫談 (16分)
 生で寄席では、初。
 なるほど、こういう芸だったか。
 ナイツのことを褒めて、「演芸(園芸)に、土屋(土や)塙(花わ)欠かせない」なんてのは、見事。
 最後にお客さんからの題で締めたが、内容は・・・秘密^^

柳亭明楽『まんじゅうこわい』 (13分)
 四年前7月、夢丸の国立での真打昇進披露興行で、同じネタを聴いて以来。
 あの時は、ただただ“暗~い”という印象だったが、この高座は、その暗さはほどほどで、独特の間も、持ち味になりつつある、そんな印象。兄弟子の披露目なので、弟弟子の信楽と、何かと忙しい日々が続くだろうが、しっかり小痴楽のために裏方を務めて欲しい。

昔昔亭桃之助『お菊の皿』 (12分)
 相変らず、末広亭のプログラムは、昔々亭。
 草津温泉ネタのマクラが、ようやくなくなったのは、良いと思う。
 明るい高座は好感が持てるのだが、もう少し、緩急がつけられると良いのだが。

宮田 陽・昇 漫才 (12分)
 ネガ・ポジ会話と、十八番の地図ネタで、若い人の多い客席を沸かせる。
 池袋のチョーさんに、会いたいものだ^

三遊亭朝橘『桃太郎』 (13分)
 圓楽一門の枠で、本来は萬橘だが、弟弟子のこの人が代演。
 橘也時代に、2015年、横浜にぎわい座のげシャーレで、小痴楽たちとの東西交流落語会で『もぐら泥』を聴いている。
 あの会では、小痴楽の見事な『佐々木政談』を聴くことができたことを思い出す。
2015年11月26日のブログ
 その翌年には、さがみはら若手落語家選手権で、『死ぬなら今』の大幅な改作を聴いた。
 冒頭、圓楽一門がわたしで、「成金」の交替出演が小笑、大変な日にご来場で、と自嘲していたが、そういうことも寄席でのめぐり合わせなのよ。
 見た目は、笑福亭鉄瓶が“しゃべるゴリラ”と称しているように、なかなかにいかつい。噺のほうも、パワーとスピードで一直線、という感じ。「深川の師匠」圓橘門下で、二年前に真打になっている人。今後、もう少し落ち着いた高座に出会いたいものだ。

春風亭柳橋『やかん』 (12分)
 文治と交替出演枠で、この人。
 ずいぶん久しぶりだ。ブログを書く前に聴いて以来になる。
 こういう人のこういうネタが、寄席らしい空間と時間をつくってくれる。
 「縮れっ毛の高島田」->「結(言)うに結(言)えない」
 なんて、いいなぁ。
 「九時だ」は静岡弁で「くじら」になり、「まっ黒」は、群馬弁で「まぐろ」になった、というのは初めて聴いた。
 寄席の逸品賞候補としたい。

 ここで、二階が開いた。

江戸屋まねき猫 ものまね (14分)
 「小痴楽の母です」と言う理由は、父の猫八が亡くなってから、小痴楽の父、五代目痴楽の世話になり、小痴楽のことは小学生時代から知っている、とのこと。
 小学四年生の頃の小痴楽は、大工さんになりたい、と言っていたらしい。
 しかし、父の下で落語家を目指すことになり、なぜ大工になるのをやめたのか聞いたら、大工は算数ができないといけないから、とのこと^^
 その小痴楽の披露目の初日のネタが『大工調べ』だったと明かす。
 ネタのほうは、にわとりシリーズで、あの♪チキンソングも披露。
 この人と小痴楽との縁を、知ることができたのは、貴重。

桂小文枝『孝行糖』 (17分)
 上方の交替枠は、この人。
 私にとっては、まだ、きん枝。
 高座は初。正直なところ、あまり良い印象を持っていないタレントだったし、今回の襲名も賛成できない。
 とはいえ、せっかくなので(?)高座をしっかり聴いたが、「あら、落語、結構出来るじゃないの」という印象。
 芸歴からは当り前だが、初めて聴く新鮮さは、あった。
 この噺は、上方が元で、三代目圓馬が東京に移したもの。オリジナルを生で初めて聴いた。

春雨や雷蔵『強情灸』 (15分)
 仲入りは、小遊三に替わって、この人。
 この噺をこれだけ聴かせて、笑わせる、というのが凄いと思う。
 モグサをたっぷり腕に乗せ、「そりゃぁ、見ねぇ、浅間山だ」なんて科白も心地よい。
 「障子を開けるな、風が入る!」というのは、あまり聞かない科白のように思うが、効いている。

 さて、仲入り。
 ほぼ一階は椅子席も桟敷も満席。二階も、ほどほど入っている。
 平日の夜なのに、それだけこの披露目の人気が高いということ。

披露口上 (13分)
 後ろ幕が、明星学園「明星会より」に替わった。
 下手から、司会の遊雀、柳橋、本人、小文枝(きん枝)、米助
 柳橋が、小痴楽が小学生の頃に作った俳句が、新聞に載ったことを紹介し、その句を読んだ。内容は・・・秘密にしておこう^^
 きん枝が、「襲名はしないんだ」と不思議に思っていたが、「二度やるな」と思った、というのは、たぶん正しい読み。
 米助は、父の痴楽、小遊三との三人でつるんでいたと明かす。小痴楽は、トリのマクラで、もう一人、円雀の名も挙げていた。
 遊雀が、なんとも真面目な司会ぶりだったのが、妙に印象深い。

三遊亭小笑『粗忽の釘』 (11分)
 成金の交代出演は、朝橘がバラしていた、この人。初。笑遊の弟子。
 なんとも言えない雰囲気。人によっては、フラがある、と言うかもしれない。
 粗忽者が、釘を打ち込んだお隣へ行って、お茶とお茶菓子をいただくというのは、珍しい。
 頭髪は、もっと短くして欲しいが、この人の不思議な高座は、今後も聴きたくなった。

三遊亭遊雀 漫談 (5分)
 この人も次の米助も、小痴楽の時間を作るための漫談。
 とは言うものの、一つのネタにはなっていた。拾った千円札の話。
 『巡る千円札』とでも名付けようか。
 「皆さん、いい日に来られましたねぇ、今日の小痴は凄いですよう!」とふっていたが、なるほど、凄かった^^

桂米助 漫談 (8分)
 長島茂雄ネタを中心に、短く下がった。
 しかし、トリで再登場するのだが。

ボンボンブラザース 曲芸 (7分)
 真打昇進披露の膝は、この人たちが多いが、それも道理だ。
 たったこれだけの時間で、しっかりとトリにつなげる。

柳亭小痴楽『らくだ』 (46分 *~21:00)
 マクラでは、子供の頃の思い出を披露。
 父と飲み仲間の小遊三、米助、そして圓雀が飲んでいる居酒屋に呼び出されて、よく、いじられたとのこと。ズボンとパンツを脱がされて、というのは、ほとんど、虐待^^
 その犯人(?)の米助が、「今日はおまえの噺を聴く」と、楽屋で一杯やっているとのことで、「帰ったらいいのに!」と言うと、私服になってコップを持った米助が上手から飛び出した。ネタかな。
 酔っ払いのマクラからこの噺は、実に真っ当。
 この人の持ち味は、何と言っても江戸っ子の語り口の良さ。
 この噺では、その啖呵がふんだんに登場する。
 前半は、らくだの兄貴分、後半は屑屋。
 構成にも工夫があって、屑屋が、月番、大家、八百屋に兄貴分の伝言を告げに言った際、「あのぉ、らくださんが」「やめて!」「いえ、らくださんが死んだんです」「いい!」というやりとりが繰り返されることで、笑いが起こる。現代的な言い回しの工夫が、効果的。
 また、独特のクスグリも、この人ならではで、たとえば、屑屋が四回目の酒を兄貴分に催促する時、「日本語分る?」は、一瞬、十代目馬生の音源を彷彿とさせた。
 四杯目を屑屋が一口飲んだ時に、屑屋が一瞬の間から「なめるなぁ、この野郎!」と大声を発し、完全に主客逆転。
 らくだの髪の毛を毟ろうと酒を含んだ屑屋が、それを飲み込んで「あっ、飲んじゃった」なんてのも、可笑しい。
 さて、落合の火屋へ行く段で、ほんの少しの地の語り。
 他は、ほとんどが、兄貴分と屑屋、そして他の多くの登場人物との会話と仕草で構成される、それだけ難しいネタだ。
 火屋の安の酔っ払い方も、なんとも楽しい。
 願人坊主のサゲまでの通しを、見事に、そして自分の噺として聴かせ、見せてくれた。
 今年のマイベスト十席候補とするのを、まったく躊躇うことはない。

 
 満足して末広亭を出ると、人だかり。

 一枚だけということで、小痴楽が写真を撮らせるサービス。

 ガラケーを出して慌てて撮ったら、やはり、ブレていた^^
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 帰宅の電車の中で、いろいろ考えていた。

 果して、小痴楽は、今後どんな噺家になるのだろう。

 一之輔は、古典基本を外さず、彼ならではの現代風のクスグリや脚色で、彼ならではの噺を仕上げる。

 小痴楽は、どうだろう。
 一之輔とは、相当味わいが違う。
 安定性は、一之輔には劣る。
 しかし、どんな高座になるのか、という期待感、あるいは、スリルは、ずっと小痴楽に感じる。
 ある意味、その危なっかしさがは、時間を経るうちになくなるのかもしれないが、持って生まれた落語家の血に、この人の持つ野生的な感性が加わり、とんでもな噺家になるような期待を抱かせる。

 披露目、もう一日は行きたいなぁ。

by kogotokoubei | 2019-09-28 13:57 | 寄席・落語会 | Comments(10)
 一昨日26日の午後、時間ができたので、末広亭へ。

 行きたかった一人真打昇進の小痴楽の披露目だ。

 三時少し前、昼の部の仲入りで入場。

 平日の午後なのに、一階椅子席は七割ほど埋まっていたかな。桟敷は五割位だったろうか。

 スーツだったので、桟敷ではなく、久しぶりに後方の椅子席に、まず落ち着く。

 まずは、昼の部の、クイツキ以降について感想などを記す。

古今亭今輔『飽食の城』 (15分 *14:55~)
 定番の落語家になったいきさつ、自転車泥棒事件のマクラから、本編へ。
 戦国時代、秀吉に兵糧攻めにされた、西国のある城のお話。
 殿様が、もうこれまでかと諦めかけた時、家来の武将は、兵糧攻めに備えて城を改良してあると言う。床は南蛮渡来のカステラ、壁はグリコのキャラメル、瓦は煎餅で柱はカロリーメイト、などなど。お城はお菓子でできていたのだ。チョコレートはM&M's加工で、べたつかない、と芸が細かい^^
 それから一年後、秀吉はしろに火を放ったところ・・・でサゲに。
 なかなか良く出来た新作で、客席を沸かせた。

東京太・ゆめ子 漫才 (15分)
 「母ちゃん、帰ろうよ」の起源(?)を説明。
 京太の師匠、松鶴家千代若・千代菊が戦時中に大陸に慰問興行に出ていた時に、千代若が妻の千代菊に「母ちゃん、帰ろうよ」と言った言葉が、その後、ネタになったものを、京太が継承している、とのこと。ゆめ子が、「やらなくてもいい戦争」と小さな声でつぶやいたのが、印象的だった。客席に九州の方がいるかと聞くと、前方に福岡、ん中央部分に、長崎のご出身の方が挙手。
 ゆめ子が京太に、やや無茶ぶりで♪長崎の鐘、を歌わせたが、なかなかの美声。歌では、栃木なまりも出ない^^
 この人達から、強い反戦の思いを感じたひと時だった。

瀧川鯉昇『うなぎや』 (14分)
 季節の替わり目は、力が入らない、落語なのかピョンヤン放送なのか分らない、ところどころ聞こえない、と笑わせる。同窓会ネタでは昭和39年の東京五輪、ブルーインパルスの思い出からのネタが可笑しかった。内容は、秘密。
 本編は、サゲでうなぎを追いながら下がってくれはしなかったが、この人ならではの改作でサゲた。秋葉原で獲れた鰻、なんて発想は、なかなか出来ないなぁ^^

三遊亭遊三『替り目』 (16分)
 夫婦のマクラから、中年夫婦が新婚旅行で行った旅館をふたたび訪ねるというネタ『旧婚旅行』に入ったかと思ったら、この噺へ。
 あれ、マクラだったのか、それとも、途中で変えたのか、不思議な流れだった。

翁家喜楽・喜乃 太神楽 (8分)
 五階茶碗から輪の芸へ。輪で、喜乃ちゃんが落としそうになったのも、愛嬌。

桂歌春『紙入れ』 (24分 *~16:30)
 師匠譲りだろうが、「町内で知らぬは亭主ばかりなり」のみならず、「よく聞けば猫の水呑む音でなし」なんて川柳も挟まれる、結構、色気たっぷりの噺になっている。
 明るさと軽妙、そんな持ち味のこの人には、やや、不似合いなネタかもしれない。

 さて、昼の部、お開き。

 前の方の椅子席が空いたので移動し、一服。

 外には、行列が出来ている。

 さぁ、これから小痴楽の披露目だ。

by kogotokoubei | 2019-09-28 09:47 | 寄席・落語会 | Comments(0)
 昨日の釜石でのフィジー対ウルグアイ、一昨日のロシア対サモア、どちらも中三日で戦わざるを得なかったフィジーとロシアが破れた。

 中三日で思い出すのは、2015年の日本。
 日本は「ブライトンの奇跡」と言われる南アフリカ戦の勝利から、中三日でスコットランドと戦い、敗れた。
 後半の日本選手、パッタリと足が止まっていた・・・・・・。

 実力の差もあるかもしれないが、中三日のチームと、それ以上の休養の取れたチームの戦いは、やはり、体力面でハンデがあると言わないわけにはいかない。

 あれだけの肉弾戦をするのだが、三日では回復しない。

 だから、大幅に選手を入れ替えるわけでもあるが、実力差が大きく違わないなら良いが、もし一軍と二軍との差があるなら本来のそのチームの戦いは出来ない。

 ちなみに、必ずしも全てのチームに中三日での試合があるわけではない。
 中三日間隔となる試合の日程を記す。

 プールA
  スコットランド 10/9-10/13 *つまり、10月13日の日本戦が中三日
  ロシア 9/20-9/24

 プールB
  ニュージーランド 10/2-10/6
  南アフリカ 10/4-10/8
  イタリア  9/22-9/26

 プールC
  イングランド 9/22-9/26
  フランス 10/2-10/6
  アルゼンチン 10/5-10/9
  アメリカ 10/9-10/13
  
 プールD
  ウェールズ 10/9-10/13
  フィジー 9/21-9/25
  ジョージア 9/29-10/3
  ウルグアイ 9/25-9/29


 20チームある中で、中三日の試合がないのは、日本、アイルランド、サモア、カナダ、ナミビア、トンガ、オーストラリアの七カ国。

 これ、日本が有利だからいいじゃない、なんてことでは済まされないでしょ。

 ちなみに、私がプールCの予想でフランスを勝ち残りから外したのは、フランスが中三日でトンガと戦うことになり不利と考えたから。このプール、イングランドが全勝し、フランスとアルゼンチンが2勝2敗で並んで、ボーナスポイントでアルゼンチンが上回ると予想したのである。もちろん、どうなるか分らないけどね。

 組合せの妙、とは言えるかもしれないが、これは、2015年に「日本がスコットランド戦が中三日でなければ・・・・・・」という、“タラレバ”の議論につながるように思う。

 今夜、イングランドは中三日で、相手は初戦となるアメリカ。
 イタリアは中三日で、これまた初登場のカナダと戦う。
 
 イングランドは控え組も高い実力があるから、中三日の影響は見せないかもしれない。
 しかし、イタリアは結構きついゲームになるような気がする。


 大会スケジュールの都合もあるだろうが、中三日がないように組むべきだと私は思うなぁ。
 百歩譲って、全チームが中三日の試合があるのならいいが、そうじゃないのは、フェアとは言えないのじゃないの。

 いいじゃないの、試合がない日があっても。

 それだけ、楽しむ期間が長くなるんだから。

by kogotokoubei | 2019-09-26 12:27 | 幸兵衛の独り言 | Comments(0)
 各プールで、私が1位か2位だろうと思われる国は、すべて登場した。

 気が早いが、各プールの勝ち上がりと、ベスト8からのトーナメントを予想してみた。

 これが、各プールの1位、2位の決勝トーナメント対戦表。
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 各プールを、次のように予想する。

 A組は、アイルランドが1位、日本が2位。
 B組は、ニュージーランド1位、南アフリカ2位。
 C組は、イングランド1位、アルゼンチンを2位。
 D組は、ウェールズ1位、オーストラリアが2位。

 ということになって、決勝トーナメントは、こうなると予想。
 
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 A組については、日本は、アイルランドには惜敗、しかし、ロシア、サモア、そして、スコットランドに2015年の雪辱を果たし、2位通過、と予想し、期待する。

 B組は、やはりこの2チームでしょう。

 C組は、イングランドが全勝と見る。フランスがアルゼンチンに僅差で勝ったのだが、総合力はアルゼンチンが上だと思う。トンガがフランスに勝ち、2勝2敗で並ぶが、ボーナスポイントの差でアルゼンチンの2位突破と予想する。

 D組は、昨日のウェールズの強さを見ると、1位突破は堅いだろう。ワラビーズの2位通過は妥当だと思う。

 さて、決勝トーナメントの日本。

 ニュージーランドに勝つのは、難しい。
 オールブラックスは決勝まで行くだろう。

 そのニュージーランドを、今大会のアイルランドなら、昨年11月のテストマッチと同様、決勝で勝てると予想する。

 もちろん、今週末の日本のアイルランド戦だって、どうなるか分からない。

 ブライトンに続く、「エコパの奇跡」も期待しよう。

by kogotokoubei | 2019-09-24 21:27 | 幸兵衛の独り言 | Comments(0)
 アイルランド、強かった!

 日本と同じ組(プール)のアイルランド対スコットランド戦について、少し書きたい。

 その前に、四年前、2015年の大会における「Dream Team」、いわばベスト15を確認。

Position Player
FB 15 Japan Ayumu Goromaru
RW 14 New Zealand Nehe Milner-Skudder
OC 13 New Zealand Conrad Smith
IC 12 Australia Matt Giteau
LW 11 New Zealand Julian Savea
FH 10 New Zealand Dan Carter
SH 9 Scotland Greig Laidlaw
N8 8 Australia David Pocock
OF 7 South Africa Schalk Burger
BF 6 Georgia (country) Mamuka Gorgodze
RL 5 Fiji Leone Nakarawa
LL 4 South Africa Eben Etzebeth
TP 3 Argentina Ramiro Herrera
HK 2 Australia Stephen Moore
LP 1 Argentina Marcos Ayerza

 この中で、今大会でもスコッド(代表選手)に入っているのは、スコットランドのスクラムハーフ(9番)のグレイグ・レイドローと、南アフリカのロック(4番)、エベン・エツベスの二人だけ。
 
 2015年大会で、唯一日本が負けたスコットランドのレイドローは、チームのキャプテン。
 世界的なスクラムハーフ、代表出場数(キャップ)は73。

 昨日のアイルランド対スコットランドは、現在世界ランク1位のアイルランドを相手に、レイドローを中心に、どのように戦うか興味深く見ていた。

 結果、開始間もなく4分の、レイドローのハイパントからの失点が、スコットランドを浮き足出たせたように思う。
 あの場面、レイドローはタッチに出して、流れを切るべきだったと思うなぁ。

 そして、13分、ラインアウトからモールを組んでの、キャプテン、ローリー・ベストのトライが、流れを決めた。

 アイルランドは、いわゆるディシプリン(規律)がしっかり守られているディフェンスで、スコットランドをノートライに抑えた。
 70分のトライチャンスの場面も、ターンオーバーされてしまった。

 キャプテンのベスト(フッカー、2番)を中心とするフォワードの強さ、レイドローを上回る活躍を見せたスクラムハーフのコナー・マレーとジョナサン・セクストンのハーフ陣、スコットデイルとコンウェイの快速ウィングが控えるバックス陣、チームとして、まったく隙がない。なかでも、スコットデイルの要所でのタックルはすごかった。

 対してスコットランドは、スリッピーなコンディションとはいえ、ノックオンなどミスが多すぎた。

 フルバックのスチュアート・ホッグが時折チャンスを作ったが、アイルランドの防御を崩すことはできなかった。

 後半もキックを有効に使えなかったのは、開始間もなくのレイドローのハイパントからの失点が、その後も尾を引いたような気がする。

 対照的に、アイルランドは、後半、コナー・マレーに代わって入ったスクラムハーフのルーク・マーグラスも、ボール回しもキックも質が高く、他の交代選手を含め、控えの層の厚さを感じた。

 28日、日本はアイルランドと戦う。

 正直なところ、相手は隙がない。

 日本らしいラグビーで、少しでも食らいついて欲しい。

by kogotokoubei | 2019-09-23 11:18 | 幸兵衛の独り言 | Comments(0)
 ラグビーのワールドカップが始まった。

 1985年1月15日に国立競技場にいた身として、生意気ながら、感想などを記したい。
 
 自国開催、ベスト8を目指すには勝たなければならない相手。

 これほど緊張したジャパンを見たのは初めてだろう。

 それでも、なんとか立て直し、ロシアに勝つことができた。

 松島幸太朗のハットトリックのことが大きく取り上げられるが、後半七分、15:7から20:7に差を広げた7番フランカーのピーター・ラブスカフニのトライのことは、もっと評価されて良いだろう。

 前半の反省をしたのが明白な後半の良い入りをして、PGを一つ取った後のこのプレーが勝敗を分けたように思う。

 相手4番のボールをもぎとって、ハンドオフしながらの力強いトライは、次にどちらが得点をあげるか、という重要な局面で日本に流れを作る貴重なトライだった。

 母国南アフリカ代表の可能性もあったが、2015年の日本と母国の対戦をバーで見ていて、ノーサイド直前にスクラムを選択した日本チームに対して強い衝撃を受け、2016年のクボタのオファーを受け来日。
 7月に三年居住の資格をぎりぎりクリアして代表入り。
 好きな日本食が蕎麦、というのも、いいじゃないか^^

 前半は危ないシーンの連続。なかでも20分台は何度かロシアの攻撃に苦しんだ。

 あの厳しい10分をなんとかペナルティをしないで耐えたのが、勝利につながった。

 全般的に、せっかく攻めている場面でのサポートが悪すぎた。

 四年前の日本は、後から後からサポートがあったように思う。

 アイルランド戦では、そのへんを立て直さないと、厳しい。

 目立った選手は、貴重なトライをあげた松島、そして、ラブスカフニ。姫野も良かった。
 リーチ、堀江は期待通り。

 奮起をしてもらいたいのは、田村。トライ後のゴールはあと二つ、少なくとも一つは取って欲しかった。
 調子が悪ければ早めに松田に代えてもいいと思う。

 堀江は怪我が少し心配。

 さて、次のアイルランド戦。
 世界ランク1位に勝つのは難しいが、少なくとも接戦で、負けても7点差以内に迫れるかどうかが、予選プール突破の鍵になるだろう。

 CSで見たが、沢木の解説、栗原のハーフタイムでの分析が、実に説得力がある。

 途中でNHK BSも少し見たが、民放のような若い女性を登場させているのには、あまり感心しなかった。
 あまりはしゃぐ演出は、ラグビーには必要ないだろうに。

 さて、さっそく今夜はニュージーランドと南アフリカ戦だが、バイトがあり、残念ながら生で見ることができない。
 明日、録画で楽しもう。
by kogotokoubei | 2019-09-21 12:27 | 幸兵衛の独り言 | Comments(2)
 落語芸術協会のサイトで、山遊亭金太郎の訃報に接した。
 *拙ブログの常で、師匠などの敬称は略します。

 一部、引用したい。
落語芸術協会サイトの該当記事

陸上自衛隊除隊後、東京で上方噺に取り組み「小南落語」として知られる二代目桂小南に入門、稽古の鬼と称される師匠のもとで修業を重ね、真打昇進の際、師匠の前名である「山遊亭金太郎」を襲名。以降小南落語の継承の要となりました。
明るい口跡で幅広い演目を口演する当協会で欠かすことのできないベテラン演者でした。先輩・後輩からも愛され、慕われ、役員として協会のまとめ役にも尽力しました。
平成27年より公益社団法人落語芸術協会 監事就任。本年6月より理事就任。

当協会の俳壇「駄句だく会」で番頭を務め、当協会きっての俳人でもありました。
また元自衛官という事で、東日本大震災の際には予備自衛官としても復興支援にも従事。

昨年8月骨髄異形性症候群病を患い以来闘病中でしたが、本年2月親族からの骨髄移植を受け、病院内で患者向けに落語会を開くなど順調に回復したのですが、6月急性骨髄性白血病を発症。このたび帰らぬ人となりました。
これからの円熟期を前にした訃報が悔やまれてなりません。

 落語協会とは好対照な、心のこもった訃報だ。

 昭和31年6月生まれなので、私より年下じゃないか・・・・・・。


 一度だけ、高座に接している。

 二年前の末広亭での三代目桂小南襲名披露興行だった。
2017年10月1日のブログ

 口上が印象に残っている。

 自分のブログだが、引用したい。

<後ろ幕は、落語芸術協会から、岩槻の須賀食品寄贈に替わった。
 下手から、遊之介、遊吉、金太郎、小南、南なん、歌春、小遊三の六人。
 印象に残る内容は、まず、兄弟子の金太郎。師匠は三代目三遊亭金馬を師匠に東京落語を百席以上覚えてからすべて捨て去って上方落語を学び直した人で、「東京でも大阪でもない、場所で言うなら、静岡落語」と称していたが、独自の小南落語と評された。三代目小南は春日部出身、東京との間、自分独自の北千住落語を目指して欲しい、と笑いも意図したネタだったのだろうが、客席はまともに聞いていたなぁ。トースターにまつわる逸話も紹介されたが、その犯人のためにも割愛。


 兄弟子南なん、金太郎の、三代目小南への思いやりに満ちた口上だったように記憶している。

 金太郎の高座は、膝前。協会の枠を超えた兄弟出演で、二楽が膝代わりを務める前の出番。難しい役割だが、短いながらしっかり『たらちね』をまとめていた。

 
 もっと早くに金太郎の高座に接したかったなぁ。

 合掌
 
by kogotokoubei | 2019-09-19 12:54 | 落語家 | Comments(6)
 8日に初めて天満天神繁昌亭に行くことができた。
 
 雀三郎と染二の落語を堪能。

 あらためて上方落語の素晴らしさを痛感した。

 しかし、その素晴らしさを感じない、東の落語愛好家の方も少なくないだろう。

 たとえば、『一人酒盛』という噺を語る時、その優れた演者として圓生の名を挙げる人は多い。たしかに、圓生のこの噺は、素晴らしい。

 しかし、私なら、迷うことなく六代目松鶴の名を挙げる。

 聞かず嫌いの方も多かろうなぁ、と思う。

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立川談志著『現代落語論』(三一新書)

 そんなことを考えながら、久しぶりに、談志の名著『現代落語論』をめくって、彼が上方落語について書いている章を読んでみた。

 「上方落語と大阪の寄席」の章からご紹介したい。

 よく寄席ファンの中で、落語は東京で、漫才は大阪だ、なんていってるのを聞くが、なるほど漫才はたしかに大阪に歩があるといっても間違いじゃなかろうが、落語は違う。上方はそれなりの伝統があり、けっして東京落語にヒケをとるわけではない。
 第一、東京の噺家が演じて、純粋無垢の江戸前の噺だと一般に思い込まれているような落語が、じつは上方落語のネタであり、焼き直しであるケースが多い。
 この後、『らくだ』が上方から東京に移されたものであることや、『宿屋の富』の元は『高津の富』、『長屋の花見』は『貧乏花見』がオリジナルであることなどを紹介している。

 その後、このように書いている。

 それに、東京落語はわかるけれど、大阪落語はわからないというお客さんも多い。
 上方落語は、騒々しくて、またしつっこいという感じを持っているんじゃなかろうか。
 上方落語の特徴は、お囃子とのコンビでできあがっているといってよいくらいだから、そんなところから、うるさくてかなわない、なんて思う人もいるだろうー。
 しつっこいというのも、上方落語の馬鹿の表現の一つに、ダミ声で、ダアダアのしゃべり方をし、馬鹿丸出しといったやり方をするのだ、与太郎風のサラッとした演出を聞きなれている東京の観客には、イャ味に聞こえるのかも知れない。そうでなくても、江戸弁と上方弁の口調に差があるのだから、なおさらだ。
 しかし、どっこい、本当に聞き込んでいったら、絶対に上方落語の虜になることわたしが請け合ってもいい。
 論より証拠で、ゆっくりと時間をかけ、たとえば松鶴さんの『高津の富』、桂米朝さんの『池田の猪買い』なんて話を聞いてみると、上方落語の本当の楽しさをみつけることができる。

 『現代落語論』は昭和四十(1965)年の発行。談志は、まだ二十歳台。
 真打になって、まだ二年。

 しかし、二ツ目、小ゑん時代から上方の若い噺家たちとの交流もあった。
 上方落語についても、十分に敬意を表していたことが、分る。

 上方落語への理解、若手上方落語家の成長のために、こう書いている。

 上方落語を東京で演じる、これがいいと思う。落語がプログラムの中心になっている東京の寄席は、坐っている演るようにできているから、だだっ広くもないし、大阪の若手にこの東京の寄席へきて、もまれ、芽をだしてゆく。苦しいかも知れないが、東京の若手といっしょになって、本当の上方の噺を残すべきだと思うが・・・・・・。が上方噺を東京でかりに成功したってしょうがない、やはり上方でなければ、というかも知れぬが、そんなことはどうでもいい。東京~大阪は、もはや三時間なのだ。

 良い提言だと思う。

 東京~大阪は、今は、三時間を切っている。

 東京落語大好き、上方は苦手という方、あの談志が、請け合っている。

 音源もたくさんあるし、最近では東京の寄席に上方からの出演も増えてきている。

 ぜひ、聞かず嫌いの方に、上方落語の楽しさを知って欲しい。
by kogotokoubei | 2019-09-18 12:36 | 落語の本 | Comments(4)

 昨日のテニスは、いつもより遅い11時から開始だった。

 クラブハウスに着くと、テレビの前に人だかり。

 マラソンだ。MGCの男子、ゴール前の様子に皆さんが歓声を上げていた。

 つい、私も見てしまった^^

 そこで思いついたのが、マラソンコースの言い立て。

 ちょうど、今日は午前中は時間があったので、ネットでコースの地図を見ながら、こんなもん書いていました。

 新国立競技場を出ますと、外苑西通りを右に折れまして、しばらくまっ直ぐに。靖国通りを右に折れて、そのまましばらくしたら道なりに外堀通りに。新見附橋を過ぎますと、まもなく5キロ。
 神楽坂通りを越えて飯田橋も過ぎまして、首都高を上に見ながら外堀通りをそのままに、後楽園を過ぎて水道橋の交差点に出ましたら、白山通りを右に行き、神保町の交差点に出ましたら左に折れて靖国通りを東へ。小川町を過ぎ、蕎麦屋まつやを左に見て淡路町を過ぎまして、須田町交差点を右に折れまして、中央通り。神田駅を過ぎて今川橋を越え、室町を通り日本橋の手前が、10キロ。
 永代通りに出たら左に折れまして、昭和通りを横切り首都高の下を走り、すぐに茅場町、新大橋通りに出ましたら左へ。江戸橋ジャンクションを過ぎて蛎殻町をそのままに、水天宮を右に見て、浜町中ノ橋を左に折れて、清州橋通り。東日本橋から右斜めへ進み、清杉通りへ。浅草橋を渡り、江戸通りへ出たら、須賀神社を左に見て、まっすぐに。柳橋を過ぎ蔵前橋通りを横切って、駒形橋西詰に出ましたら左斜めが並木通り。雷門が、やっと15キロ。
 雷門通りを右へ行きすぐに江戸通りも右へ。江戸通りから清杉通り、清洲橋通り、新大橋通り、永代通りと、来た道を戻ります。日本橋で中央通りに突き当たると、そこが20キロ。中央通りも来た道を戻り、外堀通りを右に曲がり、西新橋から日比谷通りを左へ。御成門を過ぎ、増上寺で折り返せば、すぐに25キロ地点。
 日比谷通りを戻り、西新橋からは外堀通りへ。新橋から中央通りへ入り、高架下を過ぎ、銀座の街を道なりに。靖国通りに戻って須田町が30キロ。神保町の交差点を左に折れて白山通りから内堀通りに入り二重橋で折り返し、また神保町に戻って35キロ。白山通りから外堀通り、靖国通りと来た道を戻って、40キロ地点を過ぎたら外苑西通りを左へ折れて、新国立競技場へ向かって、やっとゴール。
 真夏に走る選手も疲れるだろうが、書いてるあたしもくたびれた。

 ほんとにくたびれた^^

 真夏の五輪開催には、素直に賛同できないが、これは、洒落です、洒落。

 お店の名前をもっと織り込むとか、まだ改善の余地があるなぁ。
 間違いもあるかもしれない。

 バージョンアップしたら、またご紹介します。
by kogotokoubei | 2019-09-16 13:15 | 幸兵衛の独り言 | Comments(2)
 来週土曜、9月21日から、鈴本では落語協会の四人、新宿末広亭では芸協、柳亭小痴楽の単独での真打昇進披露興行が始まる。

 東京新聞に記事が掲載されていたので、引用したい。
東京新聞の該当記事

 ちなみに、記事のお題は 
  “落後せず…目指せ「大看板」 落語「真打ち」昇進披露の秋”

 まず、芸協の方から。

▽同世代の感覚を

 「寄席で毎日トリをとるのが夢だった。うれしい」と喜ぶのは、二十一日に真打ち昇進の柳亭小痴楽(りゅうていこちらく)。トリは最後に登場する真打ちで、人気、実力の証し。落語芸術協会(春風亭昇太会長)では十五年ぶりの単独昇進で、都内六つの寄席の披露興行で計四十二日間トリを務める。

 十六歳で落語界に入り、「前座」「二つ目」と十四年間の修業を経て真打ちに。「粗相が多く最初の師匠からは破門」(本人)に。現在の師匠楽輔(らくすけ)は「その後、精進を重ねた。芸が好きなんだな」。

 やんちゃなキャラ、歯切れのいい口調で古典の「大工調べ」などを聴かせる。同じ協会の若手と「成金(なりきん)」というユニットを組み引っ張ってきた。

 この後、父が五代目柳亭痴楽で、六代目襲名を目指す、と書かれている。

 現在の師匠、柳亭楽輔が、五代目痴楽の弟弟子で、痴楽が亡くなった後のブログで、小痴楽に六代目痴楽を継がせてあげれば、兄弟子も喜ぶだろう、と書いている。

 まずは真打。そして、周囲も認める状況での六代目襲名、という順番か。

 父が亡くなって、9月7日でちょうど十年経った。
 十三回忌が、一つの節目と察する。

 それにしても、末広亭のサイトの披露目の案内に、楽輔の名がないのが、気になる。
 口上だけの参加なのか・・・・・・。


 続いて、東京新聞の記事、落語協会の四人について。
 
▽独特のキャラで

 落語協会(柳亭市馬会長)の新真打ちは四人。二十一日から五つの寄席で披露興行を五十日間開催。トリは日替わりだ。

 〇三~〇四年の入門者たちでくせ者ぞろい。

 柳家さん生の弟子わさびは自ら落語も創作、どこか頼りないとぼけたキャラクターで人気。「サンショウ(さん生)に、わさび。名前を変えない方がいいというお声も一部にあり、そのままで」

 他の三人は昇進を機に改名。柳家さん喬の弟子で、喬の字改め五代目小志んは「四代目はこま回しの方が名乗っていた」名前。介護のケアマネジャーから転身、陽気な落語に取り組む。

 初音家左橋(はつねやさきょう)の弟子で、左吉改め古今亭ぎん志は「将棋の銀と志ん生師匠の『志』からです」。理学療法士から転身、ロック好きでリーゼントの髪が印象的だ。

 柳家権太楼(ごんたろう)の弟子で、ほたる改め権之助は師匠の「権」と大好きな「THE ALFEE」の坂崎幸之助を組み合わせた名前。独特のキャラで「誰が見ても外れない落語家になりたい」。

 昨年師走恒例の末広亭での権太楼・さん喬の二人会で、ほたると喬の字が師匠の前に高座にあがったが、権太楼は「あの二人はいらなかった。あとで小言です」と言って、小痴楽と松之丞がいる芸協が羨ましい、とこぼしていたことを佐平次さんのブログで知った。

 NHKの新人落語大賞で小痴楽が出場した時、権太楼は、おざなりな批評ではなく、親身に芸についてのアドバイスをしていたことを思い出す。それだけ、認めているのだ。
 
 新聞の記事、この後に市馬会長の言葉があるが、割愛。

 この記事では、立川談四楼の弟子三四楼が、“わんだ”と改名して十月に真打に昇進することも案内されている。不思議な感動「センス・オブ・ワンダー」が名前の由来とのこと。一度国立で聴いているが、たしかに、不思議な落語だった。


 二つの協会の披露目のスケジュールも、引用しよう。

【落語協会】上野・鈴本演芸場=21~30日▽新宿末広亭=10月1~10日▽浅草演芸ホール=同11~20日▽池袋演芸場=同21~30日▽半蔵門・国立演芸場=11月1~10日。

【落語芸術協会】新宿末広亭=9月21~30日▽浅草演芸ホール=10月1~10日▽池袋演芸場=同11~20日▽国立演芸場=11月11~20日▽お江戸日本橋亭=10月24日▽お江戸上野広小路亭=11月5日

 補足すると、落語協会の方は、鈴本と末広亭が夜、その他は昼。

 芸協は、末広亭と池袋、お江戸日本橋亭が夜、浅草と国立が昼だが、国立の11月15日(金)のみ夜もある。
 また、11月21日には、大須演芸場でも開催。

 最初の九月下席のうちに、なんとか小痴楽の披露目には行こうと思っている。

 落語協会の方は、都合が合えば、池袋か国立で、わざびの主任の時に行こうかと思う。

 この記事のお題の「落後せず」は、落語家人数が多くなって競争が激しくなっていることからの洒落だろうが、目指せ「大看板」は、少しハードルが高すぎるように思う。
 
 その言葉が当てはまるのは、せいぜい、小痴楽だけではなかろうか。あくまで、私見。
 本来の真打の姿、寄席でトリをとれるようになることを、まずは目指してもらいましょう。

 そうそう。鈴本の十月中席の夜の部で、昨年真打に昇進したばかりの柳家小平太、前名さん若が主任となっていて、驚いた。昼の部は、一之輔だよ。
 小平太は、同期の勧之助が主任を務めた六月下席の楽日に池袋で聴いたが、口惜しい思いを素直に表に出していた。良かったね、今度は君が主任で。

 ということで(?)、真打昇進の皆さん、まずは、来年以降のトリを目指してがんばってください!

by kogotokoubei | 2019-09-13 19:18 | 真打 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛