噺の話

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カテゴリ:テレビの落語( 100 )

 今ほど、放送を見た。

 出演順に短い感想と、審査員と同じ、0.5点刻みの10点満点で、私の採点を記す。

桂三四郎『かずとも』
 新作。子供が祖母の通夜の席で起こすドタバタを扱ったもの。
 笑えなかった。期待していたのだが、新作としての出来は、三度がはるかに上だった。
 私の採点は、6.5

笑福亭呂好『長短』
 上方の噺家さんで聴くのは初めてだと思う。
 長さんの描き方も与太郎にはせず良かったし、二人の掛け合いもリズムがあった。
 とはいえ、権太楼が饅頭の食べ方で注意をしたような細かな点には改善の余地があるだろう。
 私の採点は、7.5

柳亭市弥『試し酒』
 これまでの私のイメージからは意外なネタ選び。
 権助が都々逸の後で素の表情に戻って盃をあおる場面などは、なかなか楽しかった。
 権太楼が小言を言ったが、“座布団の中”だけというスケールの小ささは今後の課題だろう。
 私の採点は、7.5

三遊亭わん丈『お見立て』
 実に良かった。
 喜瀬川、喜助、杢兵衛の描き方も適切。
 審査員の文珍も権太楼も評価していた通り、この噺を11分にまとめた構成力も評価できる。
 私の採点は、9

入船亭小辰『真田小僧』 
 鶴太郎が褒めていたように、マクラも良かった。
 本編も、父親と子供の会話が実に楽しい。
 短縮するためだろうか、按摩の白い服(白衣)、ステッキ(杖)といった服装のことを割愛していたが、父親が騙される仕掛けとして必要だったのではなかろうか。
 とはいえ、全体としては良かった。私の採点は、9
 決選投票の後の「口惜しい~」の思いが、この人をますます成長させるに違いない。

桂三度『心と心』
 新作。コンビニ強盗と店員、他の客の姿を描く。
 小拍子を打つと登場人物の心の声に代わる、という工夫のあった噺。
 これまで私が聴いたこの人の高座ではもっとも良かった。
 私の採点は、8.5

 
 審査員の採点合計は、小辰と三度が50点満点で48点の同点。

 決選投票で、文珍、鶴太郎、NHKの二谷裕真が三度、権太楼と國村隼が小辰で、三度が大賞。

 私の採点なら、わん丈と小辰が同点。
 どちらが大賞でも良かったと思う。

 録画もせず、審査員の採点もメモするのを忘れたので、わん丈が何点だったかは知らないが、結構接戦ではなかったかと思う。

 
 これで、現在のように落語と漫才を分けて実施してからの大賞受賞者は次のようになった。

------------------------------------------------------------------
        西             東
1994年                桂平治(→桂文治)
1995年                柳家三太楼(→三遊亭遊雀)
1996年                古今亭志ん次(→志ん馬)
1997年  桂宗助
1998年                柳家喬太郎
1999年  桂都んぼ(→米紫)
2000年                林家彦いち
2001年  桂三若
2002年                古今亭菊之丞
2003年                古今亭菊朗(→菊志ん)
2004年  桂かい枝
2005年                立川志ら乃
2006年  笑福亭風喬
2007年  桂よね吉
2008年                三遊亭王楽
2009年                古今亭菊六(→文菊)
2010年                春風亭一之輔
2011年  桂まん我
2012年                桂宮治
2013年                鈴々舎馬るこ
2014年                春風亭朝也(→三朝)
2015年  桂佐ん吉
2016年  桂雀太
2017年                 三遊亭歌太郎
2018年  桂三度
------------------------------------------------------------------

 昨年は関西での開催で歌太郎、今年は東京で三度。たずきがけ状態になったなぁ。

 小辰、わん丈には、ぜひ来年もがんばってもらいたい。

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by kogotokoubei | 2018-11-04 18:18 | テレビの落語 | Comments(14)
 複数のメディアが、昨日行なわれた今年のNHK新人落語大賞の結果について報道している。

 本当は、結果を知らないまま11月4日の放送を観たかったのだが、これだけメディアが騒いでいると、そうもいかないなぁ。

 スポーツ報知から引用するが、結果を知りたくない方は、この先はお読みにならないよう願います。
スポーツ報知の該当記事

 若手落語家の登竜門として知られる「NHK新人落語大賞」の本選が22日、東京・渋谷の「NHKみんなの広場ふれあいホール」で行われ、3年連続4度目の本選出場となった桂三度(さんど・49)が大賞に輝いた。

 6人で行われた本選。三度は、採点で入船亭小辰(34)と同点となった後、5人の審査員の評価で3対2で上回る薄氷の大賞となった。「泣きそうです…。この賞を取れたら落語家としてやっとスタートに立てると思っていました。これからも精進します」。涙をこらえながら喜びを口にした。

 小辰に勝って欲しかった私としては、実に残念。

 放送を見て、自分なりの採点、感想を記したい。

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by kogotokoubei | 2018-10-23 08:29 | テレビの落語 | Comments(0)
 今年のNHK新人落語大賞の開催と放送の日程、そして、出場者について、NHKのサイトで確認できる。
NHKサイトの該当ページ

 開催は、10月22日(月)、東京。
 放送は、11月4日(日)の、午後4時~5時25分。

 相変わらず公開されない予選を突破した出場者は、次の通り。

 入船亭小辰、桂三四郎、桂三度、三遊亭わん丈、笑福亭呂好、柳亭市弥

 東京から三人、上方からも三人。

 ようやく小辰が予選を突破してくれた。

 東京の三人は生の高座を聴いている。

 上方で生で聴いたことがあるのは、桂三四郎のみ。2013年、露の新治独演会(内幸町ホール)の開口一番で『時うどん』だった。

 三度は、この番組でしか聴いたことがない。

 呂好は、テレビも含めて初めて。


 好みの問題もあるが、小辰を応援する。

 結果は22日の後でニュースで知ることになるだろう。

 
 昨年は、開催が関西だったという不利や前日新幹線に長時間閉じ込められるというハンディを乗り越えて、三遊亭歌太郎の優勝だった。

 さて、今年は、どうなることやら。

 審査員の採点には、また、小言を書くことになるのだろうか。

 ともかく、放送が日曜の午後、というのは助かる。

 先のことだが、楽しみだ。

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by kogotokoubei | 2018-10-03 12:47 | テレビの落語 | Comments(8)
 昨日の記事で書いた通り、11月4日に放送された「NHK新人落語大賞」は、録画予約を忘れてしまった。

 しかし、ネット、SNSの時代、動画で見ることができるということに気が付いた^^

 Daily Motionで二つに分けて動画が掲載されているのを発見。
Dailymotion該当動画前半
Dailymotion該当動画後半
 
 出演者は、高座順に、立川こはる、桂三度、古今亭志ん吉、三遊亭歌太郎、笑福亭喬介。
 事前に出演者が分かっていたので、私なりの予想(希望かな)を書いた。
2017年10月13日のブログ

 結果はwebニュースなどで知っていたので、大きく外れ^^

 どんな高座で、どう採点されたのかは気になっていた。

 その気になる審査員は、桂文珍、柳家権太楼、近藤正臣、やまだりよこ(演芸ジャーナリスト)、井上勝弘(NHK大阪制作部長)。

では、まず出演者とネタ、私の感想と採点。

立川こはる『権助魚』
 私が「○」の対抗と予想した人。
 短いマクラで、これでも女の子です、は余計だったかな。
 本編に入り羽織を脱ごうとするが、少し時間がかかったのは、印象的には良くなかったかもしれない。
 ネタそのものは、なかなか楽しかったし、この人の口調の良さは相変わらずだ。
 しかし、女流落語家は、えてして女性の描き方で損をする場合もある。二人以上登場するのなら描き分けの妙で見せ場をつくれるが、このネタでは女房一人。登場人物ではなく、自分の柄に見えてしまうのだ。男性の噺家が女を描く方が色気が出るのは、志ん吉の高座でも証明されている。難しいところだなぁ。
 もっと持ち味の江戸っ子の啖呵が生かせるネタの方が良かったかと思わせた。私の採点は、「8」点。
 文珍が「最初は大変だね、あったまってなくて」と同情するような講評だったが、そんなに悪かったか?
 そのコメントを聞いたこはるの口から、予選参加含めて初めての良い経験と聞いて、来年頑張れ、と思ったなぁ。

桂三度『つる(と、そのつづき)』
 今回も「お邪魔いたします」で始まったのは、感心しない。
 甚兵衛さんにつるの名の由来を聞く中で、「なんで、首が長いんです?」は、言い間違いだろう。
 また、タケやんのところから甚兵衛さんの家に戻ってから「タケやん・・・タケやん違う、甚兵衛さん」と言い直して笑って誤魔化したのも、短い時間の高座においては、減点材料。創作した鷺を使った内容やサゲも、取り立てて良いとは思えなかった。
 権太楼が年齢(48歳)を聞いて「だからいいんだね」と褒めたのは意外だった。
 やまだりよこが面白いネタのスライドの仕方、と評価したが、彼女の鑑識眼は、採点を含め大いに疑問。
 私の採点は「7」。

古今亭志ん吉『紙入れ』
 私が優勝の本命にした人。
 若手には難しいネタだが、女房の色気もほどほどに描いたし、旦那、新吉という登場人物全員がしっかりと造形されていた。
 審査員の近藤正臣が女房の艶っぽさを褒めていたが、同感だ。
 権太楼は、旦那が登場する場面での演出に具体的な助言をしていたが、これは、高座全体を評価していたからでもあるだろう、とこの時は思っていた。
 講評を聞いた志ん吉が、もっと上方では笑いがないかと心配していたが、思いのほかだったと答えていたが、笑いが少ないのは、このネタそのものの特性。
 権太楼は、このネタを古今亭の十八番、と言っていたが、そうかな。
 ちなみに、志ん生は十八番だったかもしれないが、志ん朝が396回の主要落語会で演じた485席の題目に、この噺は二回しか存在しない。私は、この噺では、権太楼の師匠、五代目小さんの音源が好きだ。
 それはそれとして、私の採点は「9」。そんなに悪くない。

三遊亭歌太郎『磯の鮑』
 ここからの二席は、鸚鵡返しの可笑しさが主体となる噺が続いた。
 このネタは、与太郎が登場するネタでは、彼がもっとも賢く描かれている噺と言えるだろう。
 なんといっても、教わった科白をカンニングペーパーなしで、ある程度は覚えているのだから。その間違った覚え方が、笑いを誘うネタだが、なるほど、歌太郎はこの噺の勘所を外さず、メリハリをつけて演じていたと思う。
 文珍が、不思議な魅力と講評したが、明るい個性にはニンのネタが好印象を与えたのは事実だろう。
 私の採点は、「9」。
 私は予想する上で、この人の線の細さから本命にも対抗にも穴にも推さなかったが、なかなか堂々とした、ある意味で開き直りもあるような高座だった。
 放送では語らなかったが、前日新幹線の中に11時間閉じ込められていたらしい。そのハプニングが、なるようになれと腹を決めることにつながったのかもしれない。

笑福亭喬介『牛ほめ』
 予想で、穴「▲」印をつけた人。
 この人の生の高座は、にぎわい座と国立で二度聴いているが、どちらもこのネタだった。
2014年2月16日のブログ
2015年9月14日のブログ
 よほど好きなのか、得意なのだろう、科白が体の中にしっかりと定着しているような印象。前のネタと同じような鸚鵡返しネタだが、こちらは紙に書いた科白を読む中で可笑しみを出す演出。掛け合い漫才のような池田の伯父さんと甥の会話のリズムも良かった。私の採点は、「9」。
 

 ということで、私の採点結果は次の通り。

        こはる   三度   志ん吉   歌太郎   喬介
幸兵衛      8    7     9     9     9


 審査員の採点結果は、次のようになった。

        こはる   三度   志ん吉   歌太郎   喬介
桂文珍      8    9     9     8     9 
柳家権太楼    8    9     8    10     9 
近藤正臣     8    9     9    10    10
やまだりよこ  10   10     8    10    10
井上勝弘     8    9     9    10     9
 合計     42   46    43    48    47


 いろいろ言いたいことはあるが、歌太郎の優勝は、良かったと思う。
 文珍は、三度の点以外は、そう不思議ではない。
 権ちゃん、志ん吉の8は、厳しすぎるんじゃないの。
 近藤の採点、三度以外は、理解できる。
 志ん吉のみ8点で、他は10点と採点する審査員の顔は、来年は見たくない。
 井上の採点は、三度以外は、まあ許容範囲。

 ということで、なぜあの三度の高座に、全員が9以上なのかが、大いに疑問。
 どうしても作為的なものを感じるのは、私だけか。

 来年は、どうなるものやら。
 志ん吉、こはるには、来年もぜひ挑戦してもらいたい。
 とはいえ、小辰や小痴楽の顔も見たいものだ。

 ということで、動画のおかげで書けた記事であった。
 
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by kogotokoubei | 2017-11-07 08:47 | テレビの落語 | Comments(4)

 昨夜9時からNHK BSで、アナザーストーリーズ・選「落語を救った男たち 天才現る!古今亭志ん朝の衝撃」を見た。

 NHKのサイトから引用する。
NHKサイトの該当ページ

1961年暮れ、古今亭志ん生倒れる!居眠りをしても客が喜んだ男が病に倒れた時、落語は衰退の危機を迎えた。娯楽が多様化し、演芸場は閉鎖。それを救った天才が古今亭志ん朝。圧倒的な話芸は今なお伝説。だがその素顔は驚くほど知られていない。とびきりシャイで、取材を好まなかったためだ。今回、ライバル立川談志をはじめ、関係者の証言で知られざるエピソードを発掘。落語家たちが“あの”語り口で振り返る、笑撃の真実!

 「笑撃」という表現は、ちょっといただけないなぁ^^

 調べてみると、初回放送は今年6月13日だったようだ。


 志ん朝の抜擢による真打昇進当時の逸話や、その後のいわゆる「四天王」の活躍、談志との関係など、ほぼ既知の内容ではあったが、いくつか新しい発見があった。

 まず、真打ち昇進披露興行での『明烏』の音源がニッポン放送に残っていて、一部ではあるが聴けたこと。

 番組では、現存するもっとも古い志ん朝の音源、とのこと。

 これが、実に良い。
 文楽が健在な時期に、披露目でこの噺を演じたのは、たしかに凄い。
 
 また、嬉しかったのは、立川左談次が思い出を語った姿が見れたこと。

 出番前に舞台袖で志ん朝の絶妙な『愛宕山』を聴いていた談志が、左談次に「仲入りがあって良かったよ」と呟いたという逸話を、左談次から聞けた。

 こぶ平(九代目正蔵)が、北海道でゴルフに付き合うよう呼ばれ、サウナで志ん朝が芸論を語り出し止まらなかったという話は、左談次が語る思い出で、談志が飲みながら志ん朝に芸論をふっかけても、志ん朝はそれに乗ることはなかったということと、実に対照的。

 
 談志やこぶ平と一緒にいる若かりし日々の志ん朝の写真、まさに「しん様!」と女性が声をあげるのが納得のイイ男。

 馬風や当代文楽が語る志ん朝の姿には、若旦那としての一面もあれば、後輩思いの優しい兄貴の一面もあった。

 久しぶりに、志ん朝を見て、聴くことができた。

 11月6日(月)の午後6時から再放送があるので、ご興味のある方は、ぜひ。

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by kogotokoubei | 2017-11-01 09:50 | テレビの落語 | Comments(6)
 今年のNHK新人落語大賞の出場者などが、NHKのサイトに掲載されていた。

NHKサイトの該当ページ

 23日(月)に大阪で開催だが、放送日はまだ決まっていないようだ。

 出場者の五人は、次の通り。
桂 三度、古今亭 志ん吉、三遊亭 歌太郎、笑福亭 喬介、立川 こはる(五十音順)

 東京三人、上方二人は、いつもと同じ。

 予選参加者がそれぞれ何人いたのかは、まったく分からない。

 何度も書いてきて、自分自身で飽きがきているが、予選を公開して欲しいものだ。

 三度以外は、生の高座を聴いている。

 落語と漫才を分けて現在のような形式で表彰し始めてからの大賞受賞者は、次の通り。
-------------------------------------------------------------
        西             東
1994年                桂平治(→桂文治)
1995年                柳家三太楼(→三遊亭遊雀)
1996年                古今亭志ん次(→志ん馬)
1997年  桂宗助
1998年                柳家喬太郎
1999年  桂都んぼ(→米紫)
2000年                林家彦いち
2001年  桂三若
2002年                古今亭菊之丞
2003年                古今亭菊朗(菊志ん)
2004年  桂かい枝
2005年                立川志ら乃
2006年  笑福亭風喬
2007年  桂よね吉
2008年                三遊亭王楽
2009年                古今亭菊六(→文菊)
2010年                春風亭一之輔
2011年  桂まん我
2012年                桂宮治
2013年                鈴々舎馬るこ
2014年                春風亭朝也(→三朝)
2015年  桂佐ん吉
2016年  桂雀太
-------------------------------------------------------------
 
 地の利で考えると上方有利なのだが、昨年、一昨年と上方の噺家が大賞受賞。
 
 どうも、今年は東に軍配が上がるような気がしている。

 私の予想、あるいは、希望かな^^

◎(本命) 古今亭志ん吉
 今年横浜にぎわい座で聴いた『明烏』が、実に良かった。
2017年2月27日のブログ

 また、昨年の「さがみはら若手落語家選手権」本選の『片棒』に、私は一票を投じた。
2016年3月14日のブログ

 上方の観客には地味に映るかもしれないが、この人が実力通りの高座を披露
 したら、優勝の可能性は高いと思う。と言っても、審査員次第だなぁ。

○(対抗) 立川こはる
 東京の女流では実力ナンバーワンと、私は思っている。
 彼女の江戸っ子の啖呵が生きるネタで、ぜひ勝負して欲しい。
 最近はあまり聴いいていないが、大門で開催されていた「かもめ亭」の
 頃から、実力はもっとアップしているはず。
 立川流から志ら乃以来、かつ女流初の優勝も夢ではない。

▲(穴) 笑福亭喬介
 上方では珍しく、端正で大人しい高座とも言えるが、その実力はかなり高い。
 もし優勝したら、師匠が七代目松喬の名跡を継いだお祝いになるね。


 歌太郎の明るい高座も嫌いではないが、やや線が細いかな。

 三度は、なぜこの人が何度も本選に出ることができるかが疑問。
 他にも上方には若手の実力者は多いはず。

 私が期待していた、柳亭小痴楽や入船亭小辰などは予選に出たのかどうか。

 昨年も記事に書いたように、一昨年同様、審査員の採点については大いに疑問を感じた。
2016年10月31日のブログ

 背中に東や西や一門、協会の看板がはっきり見える審査員や、その落語審美眼に疑問のある人の審査に、今年も閉口してしまうのだろうか。

 出場者も気になるが、審査員の顔ぶれにも危惧を抱く、そんなイベントになってきた。

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by kogotokoubei | 2017-10-13 12:18 | テレビの落語 | Comments(4)
 こんなニュースを目にした。CINRA.NETというサイトの記事。
CINRA.NETの該当記事

ピエール瀧らが春風亭一之輔の落語にアテブリ NHK『落語 THE MOVIE』特番
2017/04/14 21:06

落語番組『超入門!落語 THE MOVIE スペシャル(仮)』が5月2日にNHK総合で放送される。

同番組は、昨年10月からレギュラー番組として放送された『超入門!落語 THE MOVIE』の特別版。『超入門!落語 THE MOVIE』では落語を映像化し、噺家の語りにあわせて役者の口が動く「アテブリ芝居」によって、落語を初心者にも親しみやすい作品に仕立て上げる。

特番では親子の情愛を描いた演目『藪入り』を放送。噺家として春風亭一之輔が出演し、リップシンクを駆使した「アテブリ芝居」にはピエール瀧、鈴木保奈美、鈴木福が登場する。
 NHKの番組サイトでは、まだ案内されていないように思う。

 一之輔は、「プロフェッショナル 仕事の流儀」について記事を書いたが。年間350日、900席という高座をこなしながら、この番組への出演も少なくない。
 いわば、凖レギュラー的存在。とにかく、仕事を断らないのだろう。

 ピエール瀧は、私は林家しん平監督の「落語物語」で初めて知った役者さんだが、あの噺家の今戸家小六役は悪くなかった。
 テレビで観た感想は以前記事にしている。
2012年4月30日のブログ

 『藪入り』という噺は、二年前の大学の同期会での宴会の余興で演じて、ややすべった経験がある。
 素人が宴席で酔った客の前で披露するには、マクラを含めて少し長すぎた。

 奉公先から久しぶりに帰って来る我が子と両親との物語だが、今ではなくなった奉公という風習やネズミ退治のことなどをマクラで仕込む必要がある。

 前夜眠れず我が子を待ちわびる両親の様子や、子供が帰ってからの勘違いによる一騒動など、意外に難しいネタだと思う。

 一之輔のこの噺は初めて聴く。
 ちなみに、真打昇進披露興行では、二度(鈴本三日目、国立六日目)演じている。

       (一之輔の真打昇進披露興行におけるネタ一覧)
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 一之輔が、この番組用に、どんな端折り方をするのかは、興味深い。

 また、ピエール瀧、鈴木保奈美、鈴木福といった出演者のアテブリ演技も、楽しみ。

 子供の日を直前に控えた、好企画ではないだろうか。

p.s.
他のネットメディア(ORICON NEWS)などによると、放送は、5月2日(火)午後10:00~10:25とのこと。
ORICON NEWSの該当記事

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by kogotokoubei | 2017-04-16 17:25 | テレビの落語 | Comments(2)
 昨夜、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、なんと春風亭一之輔。
NHKサイトの該当ページ

 これまでこのシリーズで取り上げた“プロフェッショナル”の中では、39歳というのは、最年少かどうかは、よく調べていないので分からないが、間違いなく、若い方に入るだろう。

 お題は「遠くを見ない、目の前を生きる」だった。

 NHKの番組サイトから引用する。
今の自分を写す 

江戸時代以来と言われる平成“落語ブーム”をけん引する、春風亭一之輔(39)。
人間国宝・柳家小三治が「久々の本物」だと称賛し、21人抜きで真打ちに大抜てきした。
その真骨頂は、古典落語を守りながらも、現代的なギャグをいれるなど自分の言葉で大胆にアレンジすること。さらに高座に上がる度にセリフを練り直し、絶えず進化させていく。
卓越した話芸を支えるのは、「今の自分を落語に写す」という一之輔の流儀。
たとえば十八番の噺(はなし)のひとつ「初天神」に出てくる子ども・金坊は、自らの次男がモデル。目つき、言い方、しぐさ、日常で垣間見せるさまざまな所作を投影している。またそのために、家族、学校の先生、テレビでみる芸能人、駅ですれ違う人など、あらゆる人を常に観察しているという。そこで感じたことを自分の中に取り込み古典落語としてはき出した時、現代的な表現となり今の時代にあった落語となっていく。

目の前だけを、見る

一之輔は、年間350日、およそ900席もの高座に立ち、落語界一多いとされる。
一席でも多くの高座にあがることが一之輔のこだわりだ。
大胆な落語で客を沸かせる一之輔だが、その素顔は正反対。客に受けないことを何より恐れ、楽屋では人知れずぼやき、迷い、不安と闘い続けている。
身ひとつで高座にあがり、自らの話芸のみが頼りの「噺家(はなしか)」。芸を追求する道に終わりはない。場数を踏みどれだけ人気がでようと、一之輔は歩みをとめない。時に受けなければ、その場でもう一席別の古典落語をはなすこともある。
噺(はなし)をよりおもしろくするために、どんなに忙しくても時間を見つけては、歩きながらでも稽古する。根はひねくれ者だが、落語にだけはどこまでも真摯(しんし)に、貪欲に向き合い続ける。

「目の前ですね、一席一席だな。常連さんや初めて来るお客さんに笑ってもらう、その責任を果たすだけです。」
遠い将来よりも、目の前の一席に力の全てを注ぐと決め、今日も高座にあがる。

 350日、900席・・・凄い!
 ほとんど寄席は休んでいない勘定。

 番組前半は、本人の語りも含む、これまでの半生について。
 そして、家庭での三人の子どもの父親の姿もカメラは追いかけていた。

 四年半ほど前に、彼の著作『一之輔、高座に粗忽の釘を打つ』について記事を書いた。
2012年10月8日のブログ
 あの記事では、彼の一人での真打昇進披露興行を中心に紹介したが、同書には、彼の半生についても語られている。

 もちろん、同じ人間のことなので、あの本で知った内容と重なるが、テレビの時間的な都合もあるので、やや食い足らないのはしょうがないか。
 高校時代のラグビー部での葛藤や、たまたま電車を降りた浅草での寄席との出会い、一朝を師匠としようと思った理由などは本の方がずっと詳しいので、興味のある方はご一読のほどを。

 後半は、自作の『手習い権助』というネタが中心になっていた。

 ある落語会のために作った新作を、いかに寄席でもかけられる内容に磨き上げていくか、というような内容。
 その落語会とは、2月2日に開かれた「らくご@座・高円寺」の天どんとの二人会で、同落語会のサイトに、内容が載っている。
「らくご@座」サイトの該当ページ

 一昨日、末広亭で彼の『権助芝居』を聴いた。
 たった8分で会場をひっくり返した力量には、あらためで感心したが、聴きながら、権助という人物が、実に馴染んでいるように感じたのは、『手習い権助』をずっと磨いていたせいか、などと見ながら勝手に合点していた。

 番組で少し小言を言うなら、彼の「寄席」への執着について、もっと描いて欲しかった。
 年間350日、900席ということは、どれだけ寄席を大事にしているか、という証なのである。

 真打昇進後、今後はチケットがますます取りにくくなるなぁ、とは思っていたが、予想以上の人気上昇である。
 そして、彼はその人気に我を忘れたり、自惚れることはなさそうだ、と思っていたが、こちらは予想通り。

 元々、寄席が大好きであり、その寄席のお客さんを楽しませるために、古典のどこをどう自分なりの噺として磨いていくかを、常に考えている姿をこの番組で確認できて、安心した。

 この番組で初めて一之輔を知った方も多いはず。
 ますますチケット争奪戦が激しくなるのは覚悟しよう。
 だから、寄席で聴くのが一番だな、などとも思う。
 
 この番組の収録の裏話(?)を、週刊朝日の彼のコラムで取り上げたようで、「dot」のサイトに載っていた。
「dot」サイトの該当記事

 一部を紹介する。

 去年から密着されている。一つはNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」。いろいろ取材を受けてきたが、とうとう親分みたいなのが来ちゃったよ。NHK、ネタギレだろうか? 「流儀」も何もないヤツを取り上げて大丈夫か? 番組成り立つのか?

 暮れにオファーが来て、年明けから3月頭までほぼ毎日密着。ディレクターさんが若い。30代前半、イケメンだ。NHKのディレクターってみんな和田勉みたいな個性的な生き物系おじさんだと思ってたので意外である。

 積極的にヤラセ演出に協力しようと思ってたのに、「いつも通りにしてください」と肩透かしをくらう。捨て猫を拾ってミルクあげたり、お婆さんをおぶって横断歩道渡ったりするつもりでいたのに残念だ。

 お婆さんをおぶって、を読んで「お前は、笹川良一か!?」と心の中で突っ込んでいたが、一之輔、あのCM見てた世代か・・・・・・。

 もう一つの“密着”は、ある本の取材だったようだ。


 今後の東京の落語界を背負って立つ一人であることは間違いない男。
 もうじき四十路を迎える。

 いつかは壁にもぶつかるだろう。
 しかし、あくまで目の前の“寄席”の高座に集中する姿勢を忘れないことで、その壁を超えることが、この人には出来ると思う。

 そして、噺をどう彼なりに、そして今なりに変えるかを常に考え、世の中を、人を、家族を観察しているから、その新しいクスグリが活きている。

 たまには変えてすべるクスグリもあるだろうが、聴く度にどう変わるを楽しめる希少な噺家、一之輔に今後も期待する。

 最後に「プロフェッショナルとは」というお決まりのサゲの質問への答え、サイトには二つ目の答えが載っていないが、私にはそっちの答えこそ“プロフェッショナル”の証だと思ったなぁ。

 昨日見逃した方は、再放送(4月14日午前2時15分~午前3時04分-木曜深夜-総合)をご覧のほどを。

 
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by kogotokoubei | 2017-04-11 12:52 | テレビの落語 | Comments(8)

 5日の記事で、NHKの落語アテブリ番組「超入門!落語THE MOVIE」の、高座のみを別に放送して欲しい、と書いた。
2017年1月5日のブログ

 ある方から教えていただいたのだが、別番組とはならなかったものの、NHKの同番組サイトで、次週の予告のみならず、過去のものを含め高座の動画を公開してくれるようになった。


 ここ数日、あまり楽しいニュースがない中、私にとっては嬉しい出来事。

 私のように高座のみを見たい、という方からの要望が多かったのだろう、きっと。

 ネタについての簡単な説明も載っている。なかなか親切ではないか。

 とはいえ、昨夜の兼好『二番煎じ』で、火の用心の夜回り場面を割愛したように、本来の内容の短縮版が多いことは補足しておきたい。

 ご覧いただくと分かるのだが、それそれの噺を8~10分位。

 この番組で落語に興味を持たれた方は、ぜひ寄席や落語会でオリジナル(?)を楽しんでいただきたい。

 また、落語愛好家の方は、どこを端折ったかを発見するのも、この番組の楽しみ方になるかもしれない。

 なお、来週の『風呂敷』(古今亭菊志ん)は、女房役が野々すみ花。
 『吉原裏同心』の薄墨太夫 や『あさが来た』の美和さん。
 元宝塚出身の方で、私の好みなので、楽しみだ^^


 たまにはNHKも、いいことやるじゃないの!

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by kogotokoubei | 2017-01-12 21:52 | テレビの落語 | Comments(2)
 昨夜、NHK総合の「超入門!落語THE MOVIE」を観た。

 この番組がレギュラー化されることを書いた記事は、驚くほどアクセスが多い。
2016年9月30日のブログ

 こんなことを書いていた。
 最近落語を楽しみ始めた若い方が知識を習得するためにも有効だろうし、今以上に落語愛好家のすそ野が広がることも期待できるので、レギュラー化は結構なことだと思う。

 できることなら、視聴率を追いかけず、人気者ではなくてもいいので、しっかりアテブリを含めた演技のできる芸人さんを起用してもらいたい。
 なぜなら、主役は「落語」のネタそのものであり、出演者ではないはずだから。

 また、ネタの中には、今の社会では使いにくい言葉や風俗もあるが、できるだけ忠実に再現して欲しい。

 学校じゃ教えない、実にためになる内容が落語には満載であることを、ぜひ伝えて欲しいものだ。

 当初よりも、いわゆるお笑い芸人さんばかりではなく、演技のできる(?)役者さんを起用する傾向が強くなったように思うし、演じる噺家も、まさに現役バリバリの実力者の名が並んでいる。
 
 そういう面では、私の期待は裏切られることはなかったとも言えるのだが・・・・・・。


 レギュラー放送が始まってから、今まで記事を書くことはなかった。

 せっかく案内をしていたのだから感想でも書くか、と思った時もあったが、どうしても小言になりそうで、気が進まなかった・・・・・・。

 しかし、小言幸兵衛なのだから、小言を書くのは当たり前か、と思い直し書こうと思う。

 たとえば、昨夜の『初天神』について、NHKサイトの番組のページには次のような説明がある。
NHKサイトの番組ページ

「初天神」…息子の金坊(鈴木福)を連れて初天神にお参りに行くことになった父親(松尾諭)。出店を見ても「あれ買ってこれ買って」と言わないと約束させたのに、金坊のアノ手コノ手のおねだりに根負けして…

 このネタについては、ずいぶん前になるが記事を書いている。
2009年1月24日のブログ

 その記事で紹介したように、原話は安永二年刊『聞上手』所収の「凧」なのだが、寄席で凧の場面まで演じられることは、稀有だ。

 だいたい、団子の部分まで。

 また、前座噺の範疇に入れられるが、決して生易しい噺ではない。

 浜美雪著『師匠噺』の「柳家さん喬・喬太郎」の章に、『初天神』修行中の喬太郎の回想がある。
浜美雪著『師匠噺』
「僕も中途半端な覚え方をしていたんですけど、『もうわかった。全然ダメだ』って途中で止められてこう言われたんです。
『お前の「初天神」には雑踏が出てない』って」
 劇画の名台詞を思わせる印象的な言葉だ。
「でもそんなことを前座の頃言われてもね(笑)。でも、あとの弟弟子はみんな『初天神』をどんどん上げてもらってるんですからね。
 ですから普段の生活については厳しいと思ったことはないですけど、落語の稽古に関しては確かに『何で俺だけが』っていうのはあったかもしれません(笑)」

 その厳しい師匠さん喬にしても、3日にNHK総合で放送された恒例の鈴本初席で、団子のアンコと蜜を言い間違えていたけどね^^

 いずれにしても、団子の蜜のように甘く見てはいけない噺であり、凧まで通しで演じられることは珍しいのは事実。
 昨夜の一之輔は、しっかり凧まで“通し”の高座で、その出来栄えも良く、なかなかの好高座だった。

 だから、見終えてから、「高座だけを楽しませてくれればいいのに」と強く思ったのである。

 部分的に一之輔の高座の映像に戻るのだが、ハナからサゲまで高座だけを楽しみたい、と私などは思う。

 もちろん、この番組があくまでアテブリを主体として成り立つことは百も承知ではあるが・・・・・・。

 NHKのサイトには、この番組の意図らしきものについて、次のように記されている。
ふだん、想像で楽しむ落語の演目を、落語家の語るはなしに合わせてあえて映像化。完璧なアテブリ芝居をかぶせてみたら…初心者でも楽しめる新たなエンタメが誕生しました!

 「想像で楽しむ」落語を、「あえて」映像化しているのだ。
 演ずるタレントさんや役者さんも、大変だろうなぁ。
 しかし、問題は、そのアテブリがどこまで「完璧」にできるかどうか。
 というか、「完璧」は難しいから、どこまで落語本来の楽しさを伝える映像化ができるか、が重要だろう。
 『初天神』の親子、一之輔のスピーディな語り口に合わせ、なかなか頑張っていたと思う。

 レギュラー放送化についてNHKのサイトでは次のように紹介していた。

とかく「長い」「単調」「難しい」と言われがちな落語に、完璧な「アテブリ芝居」をかぶせてみたら…初心者でも「面白くわかりやすい新たなエンタメ」が誕生!名付けて「超入門!落語THE MOVIE」。
 噺家の語りに合わせて再現役者の口が動く、いわゆる「リップシンク」に徹底的にこだわり、あたかも落語の登場人物たちが実際に話しているかのような臨場感を演出。見ている人をリアルな落語の世界へと導きます。


 「長い」「単調」「難しい」という感想は、たぶんにそのネタや演じる噺家さんに依存するが、たしかに、そういうイメージは初心者の方に強いかもしれない。
 というか、いまだに「笑点」の大喜利を「落語」と思っている方もいらっしゃる。

 だから、初心者の方に落語の楽しさを味わってもらう方法の一つとして、この番組は存在意義はあるのだろう。

 ちなみに、レギュラー化以降の出演者とネタは次の通り。

--------------------------------------
第1回 10月19日
『かぼちゃ屋』 春風亭一之輔
『お見立て』  古今亭菊之丞

第2回 10月26日
『粗忽長屋』 桃月庵白酒
『目黒のさんま』 春風亭一朝

第3回 11月2日
『転失気』  柳家三三
『粗忽の釘』 林家たい平

第4回 11月9日
『時そば』 春風亭一之輔
『三年目』 三遊亭兼好

第5回 11月30日
『猫の皿』 柳家三三
『三方一両損』 春風亭一朝

第6回 12月7日
『長短』 柳亭市馬
『はてなの茶碗』 桂雀々

第7回 1月4日
『初天神』 春風亭一之輔
『饅頭怖い』 古今亭菊志ん
--------------------------------------

 そして、来週11日は、三三の『釜泥』と兼好『二番煎じ』と案内されている。

 
 一之輔、三三をはじめ、第一回からの顔ぶれは、まさにバリバリの現役中堅の噺家さん達。

 くどいようだが、高座のみで、「想像」する楽しさを味わいたい演者とネタが並ぶ。


 そろそろ、せっかくの企画に水を差すような小言はここまでにして、私の提案。

 この番組で、初心者の方がアテブリを楽しんで落語への興味を抱いたのなら、「日本の話芸」でもいいし違う新番組でも結構、ぜひ、元となった高座の映像のみを放送してはどうだろうか。

 落語番組の素材を、主催する東京落語会以外に広げる好機ではなかろうか。

 「あのネタ、落語だけ見てみたいなぁ」という願望は、きっとあるはず。

 NHKとしても、高座はアテブリのためにも通しで収録しているのだから、コンテンツとして高座のみを放送することは、一度で二度美味しいわけで、悪い話ではないはず。

 ぜひ、高座->アテブリ->高座、という先祖帰りとも言える企画、NHKの担当の方にご検討いただきたいものだ。

 かつて放送されていた、この番組に出演しているような、現役中堅どころの噺家さんを中心とする民放の落語番組が、ことごとく終わっている。
 視聴率が低かったせいで、スポンサーが降りたのかと察する。
 そこはNHK。ぜひ、同時代で観て楽しく、十年後には貴重なライブラリーとなるであろう高座の放送、実現して欲しい。

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by kogotokoubei | 2017-01-05 21:45 | テレビの落語 | Comments(8)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛