噺の話

kogotokoub.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:事件( 2 )

桂文鹿を、応援する!

 林家九蔵に関する記事には、数多くのアクセスとコメントを頂戴して、驚いた。
 いろんな考え方があると思う。

 どこに自分の力点があるか、などで意見が異なるのは当たり前のことで、私は、自分と違う意見にもしっかり耳を傾けたいと思う。

 長い歴史の中で変遷してきた名跡のことや、なかなかわかりにくい襲名の権利保有者といったことに関し、さまざなま意見が交わされることは、良いことだろう。

 その名の歴史的な背景や、先代の意向や先代歿後の遺族の意向、所属する組織など、さまざまな要因がそれぞれの名跡に関わっている。
 
 落語愛好家の方にも、いろんな考え方があるだろう。

 もちろん、好みの問題だって、ある。

 あるよ私にも、その名を継いで欲しい人、欲しくない人・・・・・・。

 ということで(?)、私が襲名に反対だった当代の文枝のこと。

 昨日、度々コメントをいただく、ある落語愛好家のお友達から、とあるニュースのことを教えていただいた。

 当代文枝の女性問題をめぐり、ついに、一門の中から批判の声があがった、というのだ。
 「週刊新潮」の記事を、デイリー新潮から引用する。
デイリー新潮の該当記事

不倫の桂文枝に一門から批判! 揺らぐ上方落語協会会長の座
芸能週刊新潮 2018年3月1日号掲載

 氷上で笑い、雪上で涙する――。アスリートたちの「純粋」な人間ドラマは観る者を飽きさせない。だが、醜態を晒してもヘラヘラとテレビで笑い続ける「不純」な芸人の姿には辟易するしかない。それは「身内」も同じようで……。桂文枝師匠(74)に、ついに同じ一門から火の手が上がった。

 ***

「スケスケのパンツ見にゆくから、恥ずかしがっとったらアカんで〜」

 本誌(「週刊新潮」)報道(1月4・11日号)により、こちらが恥ずかしくなる「エロ電話」を愛人にしていたことが明るみに出た文枝師匠。だが、「飲む打つ買う」は芸の肥やしという。「愛人さん、いらっしゃ〜い」とでも笑わせてくれればいいものを、彼は本誌の取材に対して不倫関係を「覚えてない」の一点張りで、「笑いゼロ」の対応を貫いたのだった。

「笑えない」話はこれに留まらず、この愛人に絡んで新たな疑惑も発覚。今夏、開館予定の演芸場「神戸新開地・喜楽館」の名称を巡る一般公募に際し、喜楽館になることは決まっているとして、文枝師匠は愛人に喜楽館名での応募を持ち掛け、彼女を命名者にすると約束していたというヤラセ問題が持ち上がったのである。

 しかし文枝師匠は責任を取らず、公益社団法人「上方落語協会」会長の座に留まり続け、上方の落語界は「オチ」の見えない不透明な状況となっているのだ。

 オヨヨ。

 あまりにも、この人を巡る騒動が多すぎる。
 そして、周囲の疑問にほとんど答えていない。
 私は、上方の落語家が、なぜ沈黙したままなのか・・・と、ムズムズしていた。

 ようやく、私が期待していた動きが出て来たのだ。

 これに業を煮やした落語家が反乱を起こしたのだが、

「それが文枝師匠と同じ、先代文枝一門の人だったので驚きが広がりました」

 と、落語関係者が解説する。その落語家は桂文鹿(ぶんろく)(48)。彼の師匠は文枝師匠の弟弟子、要は文枝師匠にとって文鹿は同門の「甥」に当たるわけだ。演芸評論家の吉川潮氏が説明するには、

「師匠が『白』と言えば弟子は黒いものでも白と言わなければならないような縦社会の落語界で、同門の大先輩を糾弾することはちょっと考えられない異常事態。ましてや文枝師匠は吉本興業所属で、上方落語唯一の寄席『繁昌亭』を開いた功労者。大阪の芸人の間では、彼に物申すとテレビにも寄席にも出られなくなるかもしれないという空気があるでしょうからね」

<絶対君主制>

 つまり、文鹿の文枝批判は決死の覚悟のものと言えそうで、肝心のその中身を紹介すると、

〈絶対君主制が染みついた現在の上方落語協会〉
(1月30日付文鹿のフェイスブックより)

 こう噛みついた上で、

〈一般企業なら即会見を開き経営トップが揃って頭を下げ、経緯の説明と今後の危機管理、場合によっては後任人事の発表と対応を迫られるはず。(中略)師(注・文枝師匠)の功績は絶大だが、それと疑惑を看過することはスジが違う〉(同)

 確かに「ヤラセ疑惑」は芸の肥やしで済まされる話ではなく、文鹿の指摘は至極ごもっともである。

 文鹿の言う通りだ。

 こういう声を、聞きたかったのだ。

 文鹿は、紹介した記事では師匠の名が明かされていないのだが、文福の弟子。

 これまではメディアでは批判の声も多かったが、身内の上方の噺家は、忖度だろう、ほとんど沈黙を守っていた。

 文枝、そして彼が所属する吉本に睨まれてはかなわん、という思いは、強かろう。

 しかし、そんなことでいいのか。

 上方落語協会会長の椅子に、あまりにも長く座り続けてきた。

 やはり、政治と同様で、権力は腐敗するのである。

 これを機に、ぜひ、他の上方落語界の方も、あの人に次期会長を諦めさせて、しばらくは自粛するように迫って欲しい。

 私は、桂文鹿の行動を応援する。

[PR]
by kogotokoubei | 2018-03-08 12:15 | 事件 | Comments(0)
9月23日付けの、春風亭正朝著『親子で楽しむ落語の時間』の内容を、いろいろ考えた末に削除しました。複数の方からコメントも寄せていただいていたのに、誠に申し訳なく思いますが、事情お察しの上ご容赦ください。

2チャンネルでは相当早い段階から噂のあった春風亭正朝の盗撮逮捕の事実が、本日複数のメディアで公けになりました。本人がこれまでブログ上で休演に関して虚偽理由による隠蔽工作をしていたことに抗議する気持を、せっかく良書として推薦した前述のブログ削除という形で示したいと思います。

非常に腹が立ちます。信じたくない思いがありましたが、本人もブログで事実として認め、謝罪しています。しかし、まだこの謝罪を認めるには、私のみならず落語ファンの多くには時間が必要でしょう。

常習犯ではなく、ちょっと“魔がさした”のであれば、もっと早い段階で協会にも、そしてファンにも事実を明らかににし謝罪すべきだったでしょう。*米朝師匠の“魔がさす”とは天地の違いだ!

もし、事件直後の本人の心境として、「昔の落語家なら、こんなこと日常茶飯事」とでも思っていたのなら、「昔の落語家なら、誤魔化さず堂々と事実を語っただろう」と反論したいと思います。嘘で誤魔化すことに、一番腹が立ちます。それも、事件後に寄せられたブログへのコメントにも平然と返事を書いている・・・・・・。
かつて勝新太郎や初代春團治のように、常識はずれで一般人なら犯罪になってもおかしくない行動をしても、その才能と人間の器でマイナス面をリカバーしてしまうほど、あなたは大きくはないのです。

子供に夢を与える本を書く人なんですから、基本的には性善説で見守りたいですが、時間が必要ですし今後の本人の行動が重要です。
しかし、落語協会は、このまま無言で放っておくのでしょうか。もしそうならば、私は、「協会幹部が、これをきっかけに自分たちの過去の悪事や粗相が暴露されるのを恐れているのだろう」と考えますけどね。何らかの見解を早いうちに表明すべきでしょう。彼は協会ホームページの担当でもあったはず。三之助の見解なども確認したいものです。

本人のブログに熱心に書き込まれたファンの激励のコメントを読むと実に切なくなります。
本当に後味の悪い事件であり、本人の出処進退の不味さでした。

ご本人そして落語協会の今後の行動をしっかり見守りたいと思います。


うん・・・・・・?
 ここまで書いてきて、一つの仮説が浮かび上がった。
昨日取り上げた桂米朝の文化勲章受章を政府が発表したのが、10月27日。授賞式は、ご存知のように文化の日の11月3日。この事件が発生したのが9月11日、そしてマスコミで明らかにされたのが、今日、11月18日・・・・・・。
 落語協会はマスコミからの取材に、あくまで本人から「体調不良・・・」という報告しか受けていないと言い、本人もブログでそう書いてきた。そして、落語界で初の文化勲章・・・・・・である。一人の落語家の盗撮騒ぎでも、その受賞に水をさす、あるいは受勲の妨げになる、と考える者がいてもおかしくはない。
 とすると、協会、本人も含む集団合意の上での確信犯的な時間稼ぎだったのか???  

 あくまで、仮説。そんなことありえないわな・・・・・・。
[PR]
by kogotokoubei | 2009-11-18 15:00 | 事件 | Comments(0)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛