噺の話

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2018年 06月 13日 ( 1 )

 6月11日、川島雄三生誕百周年の日、記念イベントの発表があったとのこと。

 映画ナタリーから引用する。
映画ナタリーの該当記事

川島雄三の生誕100周年記念プロジェクト始動!野外上映や書籍刊行、映像配信も
2018年6月11日 17:00

「洲崎パラダイス 赤信号」「幕末太陽傳」「しとやかな獣」などで知られる映画監督・川島雄三の生誕100周年を記念したプロジェクトが始動した。

川島の命日である本日6月11日に発表された「川島雄三監督生誕100周年プロジェクト」は、野外上映会などのイベントや関連書籍の出版、映像配信を通して川島作品の魅力を多くの人に届けるもの。

「お江戸@ハート『幕末太陽傳の巻』」と題したイベントでは、「幕末太陽傳」にゆかりのある落語を上演。江戸をテーマに日本文化を世界に発信するイベント「東京江戸ウィーク2018」の期間中には、「幕末太陽傳(デジタル修復版)」の野外上映が無料で行われる。

このたび発売が決まった川島に関する書籍は2冊。「女は二度生まれる」「雁の寺」「しとやかな獣」の主演女優・若尾文子と、「昨日と明日の間」で助監督を務めた山田洋次のインタビューが掲載された「川島雄三は二度生まれる(仮題)」が水声社より10月末に刊行される。また、川島ファンが集う映画サークル“カワシマクラブ”による「偽善への挑戦・映画監督川島雄三」が9月頃にワイズ出版より発売される予定だ。

さらに、「幕末太陽傳」の海外映画祭での上映も決定。8月に中国の「第4回上海日本電影展」、12月にフランスの「ジャポニスム2018:響きあう魂」でスクリーンにかけられる。そして「幕末太陽傳(デジタル修復版)」をはじめ、日活が権利を持つ「愛のお荷物」「洲崎パラダイス 赤信号」「わが町」など監督作9本をVODサービス・MUBIで配信することも明らかに。国内では本日よりU-NEXT、Amazonビデオなどで視聴可能だ。なお現在CSチャンネル・衛星劇場では特集放送「生誕100年記念 監督・川島雄三の足跡~全作放送~」が行われている。


 「幕末太陽傳」が海外でどう評価されるか、興味深い。

 「居残り佐平次」を主題に、数多くの落語ネタがちりばめられた傑作であることは、以前に書いた。
2012年1月9日のブログ


 記念の落語会の内容を、日活の特設サイトから引用したい。
日活の特設サイト

▼落語イベント:お江戸@ハート「幕末太陽傳の巻」実施
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出演:柳家喬太郎、立川志らく、桃月庵白酒、春風亭一之輔、高田文夫、松村邦洋、神田松之丞、立川志らら、寒空はだか、坂本頼光
時期:2018年10月29日~11月3日
会場:六本木俳優座
制作:ADKアーツ
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天才映画監督、川島雄三の生誕100年を記念して開催されるこの企画。川島監督と『幕末太陽傳』にリスペクトを捧げつつ、平成落語、講談界の名人上手が作品縁の演目を上演し、ハイライトシーン映像とともに珠玉の名作を語り尽くすスペシャル寄席!六本木俳優座に、江戸の旋風が吹くンでイ。

 なかなかの顔触れ。

 以前「幕末太陽傳」について私が書いた記事では、映画の中のネタとして次のものを挙げた。

(1)居残り佐平次
(2)船徳*相模屋の倅の名が徳三郎、ということで。
(3)明烏
(4)品川心中
(5)三枚起請
(6)文七元結
(7)五人廻し
(8)お茶汲み*こはるが客を騙す“うそ泣き”場面
(9)付き馬
(10)お見立て

 さて、誰がどのネタを披露してくれるのやら。

 なんとか都合を合わせて駆けつけたいものだ。

 日活の特設サイトから、川島雄三のプロフィールを引用。
川島雄三プロフィール
巨匠・今村昌平を育て上げ、51本の映画を生み出した夭逝の天才。
1918年(大正7年)2月14日、青森県むつ市に生まれる。明治大学文芸科へ進み、映画研究部所属。1938年、松竹大船撮影所助監督採用試験に合格。1943年、監督となり喜劇や風俗映画を多数製作。助監督だった今村昌平を育て、フランキー堺と名タッグを組んで『幕末太陽傳』など傑作を連発し、芦川いづみの才能を見出しデビューを助けた。松竹、日活、東宝、角川と映画会社を渡り歩き、数々の名作を日本映画界に残し、1963年6月 若くしてこの世を去る。享年45歳。

 今村昌平も脚本を一緒に書いている「幕末太陽傳」をつくったのは、なんと三十代の若さ・・・・・・。
 

 生誕百周年ということで、川島雄三のことが振り返られること、そして、傑作「幕末太陽傳」を見る方、語る方が増えることは、実に良いことだと思う。


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by kogotokoubei | 2018-06-13 12:36 | 落語と映画 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛