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日本映画ペンクラブの「ベスト映画」ランキングで思うこと。


 日本映画ペンクラブの「ベスト映画」に関する東京新聞の記事。
東京新聞の該当記事
25年1位は「国宝」 日本映画ペンクラブ賞
2026年2月12日 07時27分

 映画評論家らでつくる日本映画ペンクラブが、2025年公開の映画を対象に選んだ「ベスト映画」を発表し、日本映画は李相日(リサンイル)監督の「国宝」が1位となった。
 (中 略)
 外国映画1位は「教皇選挙」、文化映画1位は「黒川の女たち」。功労賞は「よみがえる声」の朴壽南(パクスナム)監督が選ばれた。
 日本映画と外国映画(4位が2作品)の2位以下の主な作品は次の通り。
【日本映画】(2)宝島(3)旅と日々(4)ふつうの子ども(5)敵【外国映画】(2)ワン・バトル・アフター・アナザー(3)エミリア・ペレス(4)ANORA アノーラ(4)名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN

 「敵」がトップ5に入って、うれしい。

 日本映画は、「ふつうの子ども」以外の4作品を観ている。

 あら、外国映画ベスト5は全部観ている。

 しかし、この中の「ワン・バトル・アフタ―・アナザー」は、3月16日(日本時間)に発表されるアカデミー賞2026のノミネート作品で、他の4作は昨年のノミネート作。

 ご存じのように、作品賞は「アノーラ」だった。

 「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」のティモシー・シャラメが主演男優賞を取るかと思ったが、受賞したのは「ブルータリスト」のエイドリアン・ブロディだった。


 3月16日は、「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」でティモシーの名が呼ばれそうだ。

 この映画の日本公開は、授賞式の三日前3月13日(金)。


 昨年、アカデミー賞作品賞ノミネート作の日本公開日について、授賞式の前に日本で公開して欲しい、という記事を書いた。
2025年2月4日のブログ

 3月3日が授賞式だったが。それぞれの日本での公開状況は次のようだった。
 あくまで、記事を書いた2月4日時点の情報。

 □「アノーラ」:2月28日
 □「ブルータリスト」:2月21日
 □「ウィキッド ふたりの魔女」:春
 □「名もなき者」:2月28日
 □「エミリア・ペレス」:Netflix
 □「教皇選挙」:3月20日
 □「デューン 砂の惑星 2」:3月15日
 □「サブスタンス」:5月
 □「アイム・スティル・ヒア」:不明

 その後、「エミリア・ペレス」は劇場公開されたので観た。
 国際長編映画賞のみならず、作品賞を含め主演女優賞、助演女優賞など12部門に13ノミネートされたが、主演女優ガスコンのSNSでのメッセージが差別的と批判され、ゾーイ・サルダナの助演女優賞、劇中歌『El mal』(悪)の主題歌賞にとどまった。

 国際長編映画賞は、本命視されていた「エミリア・ペレス」ではなく「アイム・スティル・ヒア」が受賞したが、日本公開は昨年8月だった。
 
 私は二作品とも観たが、映画として総合的な出来栄えを考えると「エミリア・ペレス」が受賞して不思議はなかった。もちろん、「アイム・スティル・ヒア」も佳作である。


 「教皇選挙」は、日本公開中に、本物の(?)コンクラーベ(教皇選挙)がありロングランとなった。
 良い映画だと思うが、果たして、映画評論家が1位にするほどの作品かどうか・・・・・・。


 ということで、あまり順番をつけるようなことはしないのだが、オリンピック中でもあるので(?)、あえて、「ベスト映画」のトップ5について、自分なりの序列をつけると、こうなる。

(1)「アノーラ」
(2)「エミリア・ペレス」
(3)「教皇選挙」
(4)「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
(5)「ワン・バトル・アフター・アナザー」

 ついでに、日本映画で私が観た4作品のランキング。

(1)「敵」
(2)「宝島」
(3)「国宝」
(4)「旅と日々」

 「旅と日々」は、記事にしなかったように、私には、相性が良くなかった。

 
 好みもあるから、人それぞれだよね。


 それにしても、アカデミー賞ノミネート作品の授賞式前の公開が、遅いなぁ。

 
 ということで、ノミネートされているある作品を、これから観に行く。

Commented by tanatali3 at 2026-02-14 15:55
ほんとに、日本公開は遅いですね。結局、興行収入最優先と言う事なのでしょう。また近年日本公開の映画が限定されてきています。ひとえにアメリカの映画産業も再編の岐路に差し掛かってきているのではと。1990年代前後はレコード業界の再編でした。現在は映画産業の転換期のような気がします。プロヂュース側も中国や日本も巻き込む形になり、往年のハリウッド作品とは様相が異なるのでしょう。
長年アメリカのゴールデングローブ賞のTV部門作品を観るのですが、世相をビビットに反映したものが多く(昔の作品にもかなりいいものがありますが)、切れ味の鋭い作品が多いですよ。逆に映画作品は、性描写・残虐性・メタファーの多い作品で、気分爽快というわけにもいかず、残念無念。あと数年もすれば、また変化すると思うのですが。
Commented by kogotokoubei at 2026-02-14 17:13
>tanatali3さんへ

日本映画が盛り上がっているのは良いのですが、たとえば、「国宝」や「アニメ」が複数スクリーンで、観たい洋画が一日2~3回の上映、なんてことが最近多いですね。
シネコンよりミニシアターの方に洋画の佳作が流れているので、それはそれで結構なんすが。
今日観た映画も、アカデミー賞ノミネート作品ですが、観客は20名ほどかと思います。
また、そのシネコンでは、いまだに「国宝」やってます。
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by kogotokoubei | 2026-02-14 11:11 | 映画など | Trackback | Comments(2)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


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