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久しぶりに見た「99:1」からの逆転で思うこと。


 昨日の朝日杯一回戦、藤井六冠対菅井八段の対局は、将棋の怖さを象徴するものだった。

 公開競技で、佐々木勇気八段と斎藤慎太郎八段の対局と同時進行。


 藤井猛九段の解説も、両対局を交互に行っていた。

 この画像では佐々木対斎藤の解説をしているが、藤井対菅井の対局の盤面が右下に小さくあり、右上にAIの勝勢予想がある。

久しぶりに見た「99:1」からの逆転で思うこと。_e0337777_11181147.jpg


 後手藤井六冠の106手目☖4九歩成で、先手の勝勢が99になったところ。

 この動画で、1時間45分40秒あたり。



 次に先手が☗3二銀からほぼ勝利だった。


 しかし、107手目は☗同金。

久しぶりに見た「99:1」からの逆転で思うこと。_e0337777_11340430.jpg


 ということで、AI予想は先手勝勢が99から70程に落ちた。

 とはいえ、先手、まだ優勢。

 しかし、絶体絶命のピンチを脱した後、藤井六冠が驚異の粘りで逆転勝利。

 次の斎藤八段戦にも勝利し、藤井六冠は準決勝に進んだ。

 藤井六冠の相手は20日に決まり、準決勝と決勝は2月11日。


 AI予想「99:1」の恐怖を、久しぶりに見た。


 これは、現実社会にもあてはまるはずだ。

 優勢な戦いも、一手間違えば逆転する。


 高市の解散。

 たしかに、現時点の内閣支持率の高さは事実かもしれない。

 しかし、解散という一手は、後になってみれば「悪手」と言われることになりえるし、そうなって欲しい。

 国民無視の解散など、妙手なはずがない。

Commented by saheizi-inokori at 2026-01-19 19:15
今読んでいる『偶然』についての本、天気予報の降雨確率がいかに曖昧なものか、などを書いて面白いのですが、この将棋における予想確率とはいかなる性質のものなのでしょうか。
この局面から、100回始めれば、一回勝つ?それとも、、?
実際には勝つか負けるか一対一です。
Commented by kogotokoubei at 2026-01-19 19:30
>佐平次さんへ

AIの確率は、最善手を指せば勝つ確率なのですが、その最善手を打ち続けるのが大変なんです。
加えて、藤井六冠のように、最初は最善手ではない手を指し、しばらくしてAIが最善手であると結論を出すこともあります。 
あくまで、指すのは人間。
AIが推奨しない手でも、相手を悩ませ誤った手を誘導することもあります。
そういう点も、将棋の醍醐味です。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-20 11:37
最善手を打てば勝つ確率、その確率の意味がわからないのです。
Commented by kogotokoubei at 2026-01-20 12:24
>佐平次さんへ

AIの確率に関する、AIの解答です。
難しいです(^^)

<将棋AIが確率(勝率)を出す根拠・プロセス>
将棋AI(水匠、DLShogi、やねうら王など)が勝率を表示するまでの仕組みは以下の通りです。

(1)静的局面評価(ニューラルネットワーク)
AIは、現在の盤面特徴(駒の配置、持ち駒、玉の硬さ、攻めの速さなど)を瞬時に分析し、その局面が「先手+1000点」のように、どの程度の有利・不利かを数値(評価値)で算出します。

(2)未来の読み(探索)
単に今の局面だけでなく、数手〜数十手先までの互いの最善手を探索します。これにより「もしこの手を指せば、将来的に勝率が高まるか」を予測します。

(3)評価値から勝率への変換
AIは、算出された評価値をロジスティック関数などを用いて「勝率」に変換します。

評価値と勝率の目安: 評価値0が互角(勝率50%)、±200点以内が互角の範囲、±1000点を超えると一方的な展開、±2000点を超えるとほぼ勝ち(勝率90%以上)という傾向があります。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-20 17:42
私もこれみたいなのは読みました。
偶然というものは要素に入らないのですかね。
Commented by kogotokoubei at 2026-01-20 17:58
>佐平次さんへ

偶然をAIは考慮しませんが、対局そのものは人間が行いますから、実際には、偶然の行為は影響しますね。
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by kogotokoubei | 2026-01-19 12:57 | 将棋など | Trackback | Comments(6)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛
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