映画「ワン・バトル・アフタ―・アナザー」について(1)
2026年 01月 15日
ゴールデングローブ賞で、「ワン・バトル・アフタ―・アナザー」が、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、監督賞、脚本賞、助演女優賞を獲得した。
「映画.com」サイトの該当ページ
実は、公開直後に観ている。
なぜ記事を書かなかったのかは、やや内容に疑問があったことと、他のオスカー候補作を観てからと思っていたからだが、他の作品は、すでに上映が終っているか、まだ公開されていないか、Netflixだったりするので、遅ればせながら書くことにする。
こちらが公式サイト。
映画「ワン・バトル・アフタ―・アナザー」公式サイト
予告編。
公式サイトから。

<スタッフ>
□監督:ポール・トーマス・アンダーソン
□製作:ポール・トーマス・アンダーソン、アダム・ソムナー、サラ・マーフィ
□製作総指揮:ウィル・ワイスク
□脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
□撮影:マイケル・バウマン、ポール・トーマス・アンダーソン
□美術:フローレンシア・マーティン
□衣装:コリーン・アトウッド
□編集:アンディ・ユルゲンセン
□音楽:ジョニー・グリーンウッド
□キャスティング:カサンドラ・クルクンディス
<キャスト>
□レオナルド・ディカプリオ:“ゲットー”パット・カルフーン/ボブ・ファーガソン
革命グループ「フレンチ75」の元メンバーで爆発物の専門家
□ショーン・ペン:スティーブン・J・ロックジョー大佐
フレンチ75を追う腐敗した軍人
□ベニシオ・デル・トロ:センセイ/セルジオ・セント・カルロス
空手道の師範であり、バクタン・クロスの不法滞在者コミュニティのリーダー
□テヤナ・テイラー:パーフィディア・ビバリーヒルズ
フレンチ75のメンバーで、ウィラの母、やや狂気を帯びた革命家
□チェイス・インフィニティ:シャーリーン・カルフーン/ウィラ・ファーガソン
ボブとパーフィディアの娘
□レジーナ・ホール:ディアンドラ
フレンチ75のメンバー。ボブとパーフィディアの古くからの同志
□アラナ・ハイム:フランス75人のメンバー、メイ・ウェスト
□ポール・グリムスタッド:ハワード・サマービル
フレンチ75のメンバー
□トニー・ゴールドウィン:ヴァージル・スロックモートン
白人至上主義者の秘密結社クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブのメンバー
□ジョン・フーゲナッカー:ティム・スミス
クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブのメンバー
□スターレッタ・デュポワ:パーフィディアの母、グランマ・ミニー
□エリック・シュヴァイグ:賞金稼ぎアヴァンティ
あらすじを、Wikipedia「One Battle After Another」(英語版)を元に、一挙にご紹介。
Wikipedia「One Battle After Another」
もちろん、ネタバレなのでご注意のほどを。
(1)フレンチ75の拘置所襲撃
“ゲットー”パット・カルフーンとパーフィディア・ビバリーヒルズは、極左の革命グループ「フレンチ75」のメンバー。
オタイ・メサ拘置所から拘束された移民を脱獄させる際、パーフィディアは拘置所の指揮官スティーブン・J・ロックジョーを性的に辱め、彼は彼女に執着する。
(2)ロックジョーとパーフィデイア
パットとパーフィディアは同志であり恋人となった。
ある日、ロックジョーはパーフィディアが爆弾を仕掛けるのを目撃し逮捕。
しかし、彼は彼女が後でセックスをするという要求を受け入れさせ解放する。
(3)パーフィディアとパットとの別れ
パーフィディアがシャーリーンという女の子を妊娠した。
しかし、彼女はその大きなお腹を抱えて射撃訓練をやめない。
予告編から。

出産後も、パーフィディアは妻や母よりも過激な革命家であろうとする。
パットは彼女に母親として落ち着くよう説得しようとするのだが、彼女は代わりに革命活動を続けるためにパットとシャーリーンを見捨てる。
(4)パーフィディア逮捕とロックジョーとの取引き
活動をやめようとしないパーフィディアは、武装銀行強盗で警備員を殺害し逮捕される。
ロックジョーは、フレンチ75の重要なメンバーの名前と所在と引き換えに彼女を証人保護プログラムに入れる。
(5)「フレンチ75」壊滅
ロックジョーはパーフィディアが提供した情報を元にフレンチ75の仲間たちを追跡し殺した。
(6)ボブとウィラ
フレンチ75のメンバー、ハワード・サマーヴィルは、パットとシャーリーンにボブとウィラ・ファーガソンという偽の身分証を渡し、メキシコの聖域都市バクタンクロスに逃亡させる。
パーフィディアは証人保護から逃げてメキシコへ向かう。
※バクタンクロスは、カリフォルニアの聖域都市サンクチュアリシティがモデル
不法移民に寛容で、トランプが目の敵にしている
(7)16年後のボブとウィラ
カリフォルニア州バクタンクロスの聖域都市で生活するボブとウィラ。
ボブは自由奔放なティーンエイジャーのウィラを守ろうと努める。
彼女の薬物乱用を恨み、パーフィディアが英雄だと信じ込ませている。
(8)ロックジョーの野望
フレンチ75を壊滅させたロックジョーは大佐となり、アメリカの治安機関内で著名な人物となった。
彼は、白人至上主義の秘密結社であるクリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ(CAC)のメンバーになるよう招かれた。
※CACがKKKのパロディであることは明白。
厳しい入会資格がある。彼は、ウィラが自分とパーフィディアの子であることに感づいていた。
彼は過去の異人種間関係を隠すためにウィラを殺そうとする。
彼は賞金稼ぎのアヴァンティQを雇い、ハワードを捕まえさせる。
(9)バクタンクロスの戦いと脱出
ウィラがボブの居場所を知ったロックジョーは、移民対策と麻薬取締を隠れ蓑にしてバクタンクロスに部隊を送る。
フレンチ75のメンバーだったディアンドラがウィラを学校のダンスパーティーが襲撃される前に救出した。
家にいたボブは、ロックジョーの部下たちからの襲撃を受けた。
秘密の地下トンネルを通って脱出したボブは、公衆電話を通じてレジスタンス仲間と連携しようとするが、彼らの合言葉を思い出せない。
予告編から。

ウィラの空手の師匠であり地域のリーダーで「センセイ」と呼ばれるセルジオ・セント・カルロスの許に逃げたボブ。
センセイは、隠し通路を通じてかくまっている移民と一緒にボブを助ける。
しかし、屋根を越えて逃げている最中にボブは転倒して逮捕される。
ディアンドラはウィラを革命修道女の修道院に連れて行き、そこで母親が仲間を裏切ったことを知らされる。
(10)クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブの追跡
クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ(CAC)の役員たちはロックジョーとパーフィディアの関係の証拠を見つけ、メンバーのティム・スミスを送り込み、彼とウィラを殺そうとする。
(11)ウィラとロックジョー
ロックジョーは修道院でウィラを見つけた。
彼女の目の前でDNAを検査し、彼女が自分の娘であることを確認しようとする。
(12)セルジオとボブ
セルジオはボブの脱走を手配し、修道院まで車で連れて行く。
予告編から。

しかし、警察が追跡し始めるたてめ車からボブを投げ捨て逃げられるようにした。
ボブは車を盗み修道院に到着し、セルジオのライフルでロックジョーを殺そうとするが失敗する。
(13)アヴェンティとウィラ
ロックジョーはアヴァンティにウィラを殺すよう依頼するが、年齢を理由に拒否し、代わりに極右民兵に引き渡すよう命じられた。
(14)ティムとロックジョー
CACのティムはロックジョーを見つけ出し、車からロックジョーの顔面を撃ち、彼の車をクラッシュさせた。
予告編から。

ボブはウィラを探している最中に墜落したロックジョーの車を見つけた。
(15)ウィラの逃亡
アヴァンティはウィラを民兵に連れて行くが心変わりして彼女を解放し、民兵との銃撃戦で命を落とす。
ウィラはアヴァンティの車とピストルを持って逃げる。
ティム、そしてボブは必死にウィラに追いつこうとする。
予告編の特別映像から。

ティムが先にウィラの車に追いつく。
ウィラは、仲間と偽り近づくティムに、フレンチ75の合言葉を使うが返答がないので彼を撃った。
ボブが到着するとウィラが現れ、彼女は銃を突きつけて合言葉を要求する。
ボブは彼女を説得し、二人は涙ながらに抱き合った。
(16)ロックジョーの最期
ティムに撃たれたロックジョーだったが、顔に酷い傷を負いながらも生き延びていた。
クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブに狙われたとは知らない彼は、クラブに行き、メンバーとして迎えられたように見えたが、通された部屋にガスが充満し死んでしまう。
(17)ウィラ
ウィラと共に帰宅したボブは、パーフィディアからの手紙を渡す。
彼女は謝罪し、いつか家族と再会することを誓っている、
男の友人がウィラを迎えてに来た。
ボブは、どんな関係だ、などと聞くが、無視してウィラは政府への抗議活動に向かった。
ということであらすじは、おしまい。
次回は、この映画の魅力などについて。
疑問や小言も含まれる予定。
