ペペ桜井を偲ぶ。
2026年 01月 08日
※拙ブログでは基本的に敬称略。
落語協会サイトのプロフィールのページから写真を拝借。
落語協会サイトの該当ページ

協会の訃報を引用。
落語協会サイトの該当ページ
ペペ桜井 訃報
当協会員のペペ桜井(本名:桜井孝吉)が、
令和7年12月27日(土)老衰の為、永眠いたしました。(90歳)
葬儀は近親者のみで執り行われます。
最後の寄席出演は、令和7年1月3日の鈴本演芸場でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
文末でプロフィールにリンクしているが、今さらながらではあるが、芸術協会の、芸人さんへの愛を感じる内容とは、雲泥の差だ。
プロフィールの「芸歴」の部分は、こう書かれている。
幼い頃よりクラシックギターを習い、18才の時にNHKより初放送
23歳の時、小沢征璽指揮するNHK交響楽団と競演することもなくお笑い界に転身
TV東京 「さあお立合」レギュラー
TV朝日 「大正テレビ寄席」等で活躍
「小澤征爾~」は、もちろん、シャレだが、訃報の記事の中で、このまま引用しているメディアもあったなあ。
ペペ桜井は、数えきれないほど、寄席で聴いている。
最初は、プログを始める前で、たぶん、二十数年前。
私にとって最後の生の高座は、2019年11月3日の国立演芸場での落語協会真打昇進披露興行になる。
2019年11月4日のブログ
こんな感想を書いていた。
ペペ桜井 ギター漫談 (9分)
声の調子も良かったし、ギターもしっかり。
一時、体調が心配だったが、復調されているようで、うれしい。
コロナ禍期間の2020年6月27日の鈴本チャンネルでも聴いている。
2020年6月28日のブログ
半年余り後のことだが、印象が違っている。
こう書いていた。
ペペ桜井 ギター漫談 (14分)
鬼平のテーマ、インスピレーションを、やや心配しながら聞いていた。
まぁ、元気な姿を拝めたら、それでよし、としよう。
やはり、コロナの影響もあったのではないだろうか。
そんなコロナ禍だが、貴重な動画が残っている。
2020年9月の柳家小袁治の会のゲスト。
場所は池袋。
小袁治師匠のブログ「日刊マックニュース」の1月5日の記事で、動画にリンクされている。
「日刊マックニュース」
9月なので、私が最後に聞いた鈴本チャンネルと近い時期だ。
ギター演奏は、往年のキレはなかったが、必死に弾く姿に、芸人魂を感じる。
当時でも、85歳だからねぇ。
これが、その動画。
前半の、この前の台風で客が四人、手品の人の時は一人、とか医者とのやりとりは定番ネタ。
ギターを弾き始めての、「シャープがなくなって喜ぶのはナショナルぐらいのもの」という科白も、パナソニックではないところが、時代を感じさせる。
47(よな)抜き音階のネタで、「ハ(ファ)とシはいらないフォークだから」というのは、初めて聴いた時は笑ったなぁ。
最後にはハーモニカも吹いていた。
「日刊マックニュース」に、2020年の同会について次のように記されている。
「日刊マックニュース」の該当記事
★ご来場者は合計で22人でありました。その他に、
YOUTUBEの撮影スタッフが四人と愚生の連れ合いが入
って27人ですか‥‥、やっぱり寂しかったです。
そうそう、世の中が、一気にコロナムードになり始めた頃だ。
最後の高座は、昨年の初席だったらしい。
89歳まで、しっかり現役を続けていたペペ桜井は、偉いと思う。
そして、ついに「さよなら」の曲とともに旅立った。
ご冥福をお祈りする。
