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映画「アイム・スティル・ヒア」について(4)


 映画「アイム・スティル・ヒア」の四回目。

 アカデミー賞国際長編映画賞受賞作。

 公式サイト。
映画「I'm Still Here」公式サイト
 
 同サイトの「STORY」を引用。

1970年代、軍事独裁政権が支配するブラジル。元国会議員ルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな暮らしを送っていた。しかしスイス大使誘拐事件を機に空気は一変、軍の抑圧は市民へと雪崩のように押し寄せる。ある日、ルーベンスは軍に連行され、そのまま消息を絶つ。突然、夫を奪われたエウニセは、必死にその行方を追い続けるが、やがて彼女自身も軍に拘束され、過酷な尋問を受けることとなる。数日後に釈放されたものの、夫の消息は一切知らされなかった。沈黙と闘志の狭間で、それでも彼女は夫の名を呼び続けた――。自由を奪われ、絶望の淵に立たされながらも、エウニセの声はやがて、時代を揺るがす静かな力へと変わっていく。

 予告編。



 パンフレットを買った。

映画「アイム・スティル・ヒア」について(4)_e0337777_09583614.jpg


 本編はポルトガル語だが、英語版のシナリオを見つけたので、参考にしたい。
英語版脚本

<スタッフ>
□監督:ウォルター・サレス
□製作:マリア・カルロタ・ブルーノ、ホドリゴ・テイシェイラ、
マルティーヌ・ドゥ・クレルモン=トネール
□原作:マルセロ・ルーベンス・パイヴァ
□脚本:ムリロ・ハウザー ヘイター・ロレガ
□撮影:アドリアン・テイジード
□美術:カルロス・コンティ
□衣装:クラウヂア・コブケ
□編集:アフォンソ・ゴンサウベス
□音楽:ウォーレン・エリス

<キャスト>※役名・俳優名
□エウニセ・パイヴァ:フェンルナンダ・トーレス
□エウニセ(老年期):フェルナンダ・モンテネグロ
□ルーベンス・パイヴァ:セルトン・メロ
□ヴェロカ:ヴァレンチナ・ヘルツァジ
□エリアナ:ルイザ・コソフスキ
□ヴェロカ(成人期):マリア・マノエラ
□エリアナ(成人期):マルジョリエ・エスチアーノ
□ナル:バルバラ・ルス
□バビウ:コーラ・モラ
□ナル(成人期):ガブリエラ・カルネイロ・ダ・クーニャ
□バビウ(成人期):オリヴィア・トーレス
□マルセロ:ギリュルメ・シルヴェイラ
□マルセロ(成人期):アントニオ・サボイア

 では、あらすじ。
 もちろん、ネタバレなので、ご注意のほどを。

 前回までのあらすじの見出し。

(1)レブロンビーチ:エウニセ
(2)レブロンビーチ:子供たちと犬
(3)パイヴァ家:ルーベンスと犬
(4)検問とヴェロカ
(5)パイヴァ家:1970年クリスマス前
(6)パイヴァ家:夫婦の会話
(7)電話
(8)8ミリ映像:新居模型と家族
(9)レストランの家族
(10)ガスパリアン書店

 その後。

(11)パイヴァ家:書斎
 煙草の煙が渦巻く部屋。
 濡れたビキニの水着の上にTシャツを着たエリアナが、ルーベンスの椅子に座っている。
 記者のラウル、フェリックス、弁護士リノたちが葉巻をくゆらせている。
 ウイスキーを飲みながらの議論。
 ラウルが言う。
 「ブラジリアが時限爆弾だ」
 リノ「メディシ将軍は血眼になっている」
 ルーベンス「新聞社の状況は」
 フェリックス「日毎に悪化している」
 エリアナが口をはさむ。
 「軍が釈放を拒否したらスイス大使は殺されるの?」
 男たちが沈黙する。
 ルーベンス「いや、ハニー。今頃大使は、トランプして葉巻をくゆらせてるさ」
 そこにエウニセが来て「スフレをオーブンに入れたわよ。お腹空いた人たち」
 男たちはリビングへ向かう。

(12)ヴェロカからの便り
 友人ガスパ一家とロンドンに渡った長女ヴェロカから8ミリ映像と手紙が届いた。
 エウニセが慣れた手つきでプロジェクターを操作する。
 部屋の照明を落し映像が始まった。
 ロンドンのガスパ宅が映っている。
 手紙を読むルーベンス。
 「見てくれ、俺たちの家だ。通りの他の家も、まったく同じなんだ」
 映像は、雪の降る公園ガスパ夫婦と子供たちが雪だるまを作っているシーン。
 ヴェロカは母から借りたコートを着ている。
 子供たちは順番にヴェロカの手紙を読んでいる。
 楽しそうな撮影会だ。

(13)ルーベンス連行
 ルーベンスとエウニセがバックギャモンに興じている。
 電話。
 ルーベンスが出る。
 「そう、その通りの角だ。午後は家にいる」
 土木技師のルーベンスを訪ねたい客からの電話のようだ。
 ルーベンスは、手番を終え、新聞を手に取る。
 エウニセが立ち上がる。
 「どこに行くんだ?」とルーベンス。
 エウニセ「スフレを作るのよ」
 その時、住み込み家政婦のマリア・ホセがやって来て「お客様です」と告げる。
 警察のシュナイダーが私服の部下6人と入って来た。
 拳銃とサブマシンガンで武装している。
 シュナイダーが言う。
 「同行願います」
 エウニセが「夫をどこへ連れて行くの?」
 シュナイダー「供述のためです」
 ルーベンスが「心配しないでいい。着替えさせてくれ」と言う。
 シュナイダー「他に誰かいるか?」
 エウニセ「子どもだけよ。二階にいます。銃は必要ないわ」
 着替えを終えたルーベンスと子供たちが二階から降りて来る。
 エウニセとキスをして「すぐ帰るよ」と言うルーベンス。

 予告編から。

映画「アイム・スティル・ヒア」について(4)_e0337777_14010005.png


 連行する二人の警官。
 子犬のピンパオがルーベンスを追いかけようとするのをエウニセが抱き抱える。
 ルーベンスの車オペル・カデットの運転席にルーベンスが乗り、警官が後部座席に乗り込む。
 家にはシュナイダーと4人の武装警官が残っている。
 不安そうなエウニセと子供たち。

 
 家族はその後、二度とルーベンスと会うことはできなかった。


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by kogotokoubei | 2025-09-15 14:14 | 映画など | Trackback | Comments(0)

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by 小言幸兵衛
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