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空白の時間、再確認。


 青山透子著『日航123便墜落事件 四十年の真実』に関する記事へのコメントで、「空白の3分12秒」が、いちからいつまでかというご質問をいただいた。

 同書の内容からは、18時18分38秒、管制とのやりとりで高浜機長が「シーパーチ(SEAPERCH)を経由する」という報告をしてからの3分12秒、と指摘していた。

 運輸安全委員会のサイトからダウンロードできる事故調査報告書の付録から、あらためてその部分を確認。
運輸安全委員会サイトの該当ページ

空白の時間、再確認。_e0337777_09004010.png


 このシーパーチっとは、北緯34度13分、東経138度01分付近、御前崎の南南西約25マイルに位置する。米軍がつくった航空路の灯台のようなものである。

 また、会社との交信記録は、次のように18時21分00秒までの記録が報告書の付録に記載されている。

空白の時間、再確認。_e0337777_09021107.png


 次、 ボイスレコーダーの記録として報告書に記載されているのは、次の18時24分12秒から。

空白の時間、再確認。_e0337777_09050571.png



 つまりこうだ。

 ⏱管制との交信記録最終 18時18分38秒
 ⏱会社との交信記録最終 18時21分00秒
 ⏱ボイスレコーダー開始 18時24分12秒


 ということで、管制との交信、会社との交信、ボイスレコーダーの記録(とされるもの)を見比べると、「3分12秒」は、会社との交信後ボイスレコーダーの記録までの空白、と判断すべきだろう。

 もし、管制との最後の更新とボイスレコーダーの録音開始の間隔を示すのであれば、5分34秒となる。

 青山さんが、管制との交信からの空白を3分12秒としたのは、会社との交信からの空白と勘違いしていたかと察する。


 いずれにしても、3分余りの間、管制とも会社とも、そして他の航空機とも何等交信がなかったのか、という疑問は残っている。
 
 私が疑問に感じている他の空白は、ボイスレコーダーの18時24分19秒から34秒の「空白の16秒」である。

 衝撃音が録音されている18時24分35秒までの16秒間、本当に何ら音声が存在しなかったのか・・・・・・。

 また、指導教官として高浜機長が座った副操縦士席に記された<他機とACCとの交信>の内容も気になる。

空白の時間、再確認。_e0337777_15512298.png


 ACCは、Area Control Centerの略で、航空交通管制部のこと、つまり管制だ。

 他の機と管制との交信が、記録されていたようだが、明らかにされていない。

 それが、まったく日航123便とは関係のない内容なのかどうか。

 <他機とACCとの交信>をボイスレコーダーが拾っているのなら、その内容を明らかにして欲しい。

 やはり、ボイスレコーダーは元データを開示し、真相を明らかにすべきだ。

 空白の3分ではなく、空白の40年である。

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by kogotokoubei | 2025-08-23 09:59 | 日航123便墜落事故 | Trackback | Comments(0)

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by 小言幸兵衛
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