映画「アノーラ」について(7)
2025年 03月 11日
映画「アノーラ」について七回目。
こちらが公式サイト。
映画「アノーラ」公式サイト
公式サイトから。
ストーリー
NYでストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司、イヴァンと出会う。彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5千ドルで“契約彼女”になったアニー。パーティーにショッピング、贅沢三昧の日々を過ごした二人は休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚!幸せ絶頂の二人だったが、息子が娼婦と結婚したと噂を聞いたロシアの両親は猛反対。結婚を阻止すべく、屈強な男たちを息子の邸宅へと送り込む。ほどなくして、イヴァンの両親がロシアから到着。空から舞い降りてきた厳しい現実を前に、アニーの物語の第二章が幕を開ける ー 。
予告編。
<主なスタッフ>
□監督・脚本・製作・編集:ショーン・ベイカー
□製作:アレックス・ココ、サマンサ・クァン
□撮影:ドリュー・ダニエルズ
□美術:スティーブン・フェルプス
□衣装:ジョスリン・ピアース
□音楽監修:マシュー・ヒアロン=スミス
<主なキャスト>
□アニー(アノーラ):マイキー・マディソン
□イヴァン:マーク・エイデルシュテイン
□イゴール:ユーリー・ボリソフ
□トロス:カレン・カラグリアン
□ガルニク:ヴァチェ・トフマシアン
□ルル:ルナ・ソフィア・ミラン
□ダイアモンド:リンゼイ・ノーミントン
□ジミー:ヴィンセント・ラドウィンスキー
□ドーン:ブリトニー・ロドリゲス
□トム:アントン・ビター
□クリスタル:アイビー・ウォルク
□アレクス:ヴラド・ママイ
□ダーシャ:マリア・ティチンスカヤ
□ヴェラ:エラ・ルービン・ミキーヴァ
□ニコライ・ザハロフ:アレクセイ・セレブリャコフ
□ガリーナ・ザハロフ:ダリヤ・エカマソワ
パンフレットを買った。

検索して、シナリオを見つけた。
Anora script
表紙には“green draft”と記されている。最終稿ではないのかもしれない。
とはいえ、参考にして記事を書くことにする。
では、あらすじ。
もちろん、ネタバレなので、ご注意のほどを。
すでに紹介した内容の見出しを確認。
(1)クラブ「ヘッドクォーターズ」
(2)ロシア人からアニーへの指名
(3)アニーのアパート
(4)イヴァンの邸宅
(5)クラブ「ヘッドクォーターズ」
(6)イヴァンの邸宅
(7)年越しパーティー
(8)クラブ「ヘッドクォーターズ」
(9)イヴァンとアニーの一週間:ニューヨーク篇
(10)イヴァンとアニーの一週間:ラスベガス篇
(11)クラブ「ヘッドクォーターズ」からの別れ
(12)アニーのアパート
(13)4カラット
(14)家でくつろぐ二人
(15)アルメニア教会のトロス
(16)邸宅での騒動
(17)イヴァンの捜索
(18)クラブ「ヘッドクォーターズ」
クラブでの騒動から脱して、なんとか、泥酔したイヴァンをトロスの車に乗せて走り出した。
(19)トロスの車中
虚ろな目をしたイヴァンにアニーが言う。
「私たち離婚させられようとしているのよ?」
イヴァンの返事はない。
アニーがトロスに向かって言う。
「約束と違う。イヴァンと私の話しは終わっていない」
トロス「裁判所で話せばいい。君たちは離婚し、君は1万ドルを受け取って去る。それが約束だ」
怒りが収まらないアニーが、ダッシュボードを叩き、わめく。
(20)裁判所
トロスが、裁判所の前に車を止めた。
しばらくすると、ザハロフ家の弁護士マイケル・シャルノフが裁判所から車に向かって来た。
彼がイヴァンに向かって「覚えていますか、お宅の弁護士です」と言うが、
イヴァンは、曖昧な返事をしただけ。
シャルノフが、「何とか、裁判官の時間を空けてもらった、行こう」と一行を誘う。
法廷に入る。
裁判官「緊急の要件とは何ですか?」と言う。
シャルノフ「この二人の婚約破棄を申請します」
アニーがわめく。
「強要しやがって!」(原文:Duress my fucking ass!)
トロスがアニーを怒鳴る。
裁判官が小槌をニ、三回叩き
「また同じような無礼があったら、法廷侮辱罪であなた達を訴えます!」と言う。
アニーが落ち着いて口を開く。
「私は、ラスベガスでイヴァンに求婚され結婚しました。別れるつもりはありません」
シャルノフ「ラスベガス? ネバダ州?! 聞いてないぞ」
トロス「それがどうした」
シャルノフ「ここでは、婚約破棄はできない」
トロス「なんだって!?」
二人の言い合いになり、裁判官が「出て行きなさい!」
裁判所から出て、シャルノフがトロスに、ラスベガスに戻らなければ、婚約破棄はできない、と説明。
トロスが、あと二時間で両親が到着する、とぼやく。
一行は、またトロスの車に乗り空港に向かう。
途中、イヴァンが吐いて、大騒動。
(21)空港
プライベート・ジェットが着陸し、税関職員と麻薬探知犬が機内に入る。
しばらくして彼らがタラップから降り、その後、ニコライとガリーナのザハロフ夫妻がタラップを降りて来た。
トロスがニコライに挨拶をし言う。
「悪いニュースがあります」
ニコライ「娼婦が男だったか?」※ここで、クスッと笑った
ラスベガスに行かなければ婚約は破棄できないとトロスが説明。
ガリーナがイヴァンに近づいて、いかにも「臭い!」という表情で「酔ってる」と言う。
ガルニク「酔ってます。彼は酔ってる。でも、私たちのせいではありません」
アニーがガリーナに近づきおそるおそる言う。
「お会いできて光栄です。イヴァンと結婚し、家族の一員になれて嬉しいです」
ガリーナ「イヴァンとは結婚していないし、家族の一員でもないわ」
燃料補給などの準備ができたジェット機に、一行は乗り始めた。
タラップを上がるイヴァンにアニーが声をかける。
「離婚させられるのよ」
イヴァンは「しょうがないよ。アメリカの最後の日々をありがとう」
と言って、ジェット機に乗り込んだ。
まだ、タラップを上がろうとしないアニーに、ガリーナが戻って来て言う。
「乗って。離婚するのよ」
アニーが返す。
「ええ、離婚します。そして私は弁護士を頼んで、イヴァンとあなた方を訴えます。財産の半分をもらいます」
ガリーナが言う。
「あなたは、何もかも失うわよ。あなたは底辺の人間。そう多くは持っていないと思うけど、お金も家族も友人も、失うわよ。もし私にそんな力がないと疑うならやってみればいい。全てを失うから」
無言のアニー。
これが、予告編のカット。

ガリーナ、怖い!
その後のことは、次回。
