竜王戦第三局から思うこと。
2024年 10月 27日
一昨日、昨日と将棋竜王戦の第三局が行われた。
MLBのワールドシリーズ第一戦の幕切れにびっくりし、ブログの記事を書き、その後はAbeme将棋チャンネルを楽しんだ。
Aema将棋チャンネル
先に、先手藤井竜王99手目、終局の盤面。

ここから、もっとも長くて20手詰め。
とはいえ、詰め切らないと逆転を許す。
しかし、藤井竜王は、読み切っていた。
佐々木勇気八段、もう少し粘るのかと思ったが、やはり読めていたようで、投了。
その8手前91手目、先手藤井竜王▲4一角の盤面。

互角だった。
分岐点となったのが、次の92手目佐々木八段の☖9七飛。

ここから、藤井竜王は、やって来たチャンスを逃さなかった。
藤井竜王93手目、☗5四角。

終局後、この手がきつかったと振り返った佐々木八段。
結果として54分の長考後、推奨手の☖7一金や☖6二金ではなく、☖8三銀。

95手、☗7五桂。

96手、☖9八飛成。

97手、☗7七玉。

98手、☖7五金。

そして、最初の☗7二角成、である。
この対局で印象的だったのは、最初に書いたように20手詰めを佐々木八段も読み切っていたことと、終局後、佐々木八段が、すぐに感想戦を始めたことだった。
自分の失着を悔やむ様子もない。
第二局の佐々木八段先手の局は、矢倉で圧勝と言って良かった。
これまでの挑戦者とは、少し違う。
このシリーズ、一方的な戦いにはならない、そんな気がする。
