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伊藤匠新叡王の誕生で、二強時代の始まりか。

 午前中、68手まで進んだことを、前の記事で紹介した。

 藤井叡王の穴熊の固さと、持ち時間の差から、先手優位と思ったが、下駄を履くまで分からない、と書いていた。


 そして、結果は、新叡王誕生となった。

 これが、Abema将棋チャンネルの、投了12手前の映像。

Abema将棋チャンネル

伊藤匠新叡王の誕生で、二強時代の始まりか。_e0337777_20405671.png



 終盤は、予想外の展開。


 予想通り、午後からリードを広げていた藤井叡王。

 しかし、106手目、伊藤七段が、藤井叡王の穴熊に、☖8六歩と仕掛けた時から、状況が変わった。

 その時点で、6対4で先手有利。

 AI予想も解説陣も、☗3四金の攻めと予想していたが、藤井叡王が長考。

 そして、何度も水を飲む。

 持ち時間は、逆転した。

伊藤匠新叡王の誕生で、二強時代の始まりか。_e0337777_20231024.png


 明らかに、焦りを感じる。

伊藤匠新叡王の誕生で、二強時代の始まりか。_e0337777_20232388.png


 結果として、107手目☗同歩で、勝勢は五分に。

伊藤匠新叡王の誕生で、二強時代の始まりか。_e0337777_20244962.png


 その後、先に1分将棋になりながら、伊藤七段の攻めをしのぎ、反撃の時、131手目、当然、☗5五桂の王手と思いきや、☗6四桂が、逆転を許す手(失着)となった。

 読みを間違ったのか・・・・・・。

 先手玉は、手を休めたら詰んでしまう.

 しかし、伊藤七段、正確に藤井叡王の攻めをしのいで、156手目に、後手玉の詰みがなくなり、投了。


 106手目の長考とその後の一手が、強い時の藤井聡太ではなかった。

 しかし、タイトル戦が続く状況で、疲れもあるだろう。

 藤井聡太も、人間なのだ。
 
 このシリーズで伊藤七段が二勝した時、二強時代到来か、と書いた。

 実際にそんな気がする対局だった。

 藤井聡太は、それでも七冠なのである。

 休養をしっかり取って、王位戦、棋聖戦に臨んで欲しい。

 最後までしぶとく戦った伊藤匠新叡王、おめでとう。

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by kogotokoubei | 2024-06-20 20:57 | 将棋など | Trackback | Comments(0)

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by 小言幸兵衛
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