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高校の文化祭、「ひかりごけ」の思い出。


 前の記事で高校の同級生、室住信子のことを書いた。

 思い出されることがある。

 高三の文化祭の時、クラスで武田泰淳の「ひかりごけ」をやることになった。

 原作から、私が少し脚色して、キャストも私が指名したように思う。

 原作は二幕だが、第一幕の「マッカウシ洞窟」の場のみで、船長が裁かれる法廷の場は、割愛。
Wikipedia「ひかりごけ」


 私自身は、西川という、最後に船長に殺される役。

 効果音は、地元のNHKのスタジオを借りて録音したはずだ。

 ナレーションを誰に頼もうかと思い、室住信子が適任と考え、私が彼女に頼みに行った。


 最初、断られるかなぁ、とドキドキして頼みに行ったが、快諾してもらったように思う。


 つい、懐かしくて、本棚の上に積んである、埃をかぶった卒業アルバムを引っ張り出した。


 その舞台の写真が、あった。

高校の文化祭、「ひかりごけ」の思い出。_e0337777_16471862.jpg


高校の文化祭、「ひかりごけ」の思い出。_e0337777_17271566.jpg


 上が、船長と西川が話している様子。

 下が、逃げようとした西川を追いかけた船長が、西川の遺体を引きずって来た姿、だろう。

 この後、洞窟に、ひかりごけが点滅し、幕、だったはずだ。

 船長役のA君は、その後、医者になった。


 昭和48年、18歳の時の思い出。
 
 高校卒業は、翌昭和49(1974)年。
 ちょうど50年になる。


 室住からもらった昨年の年賀状に、「時のながれるのって ほんとうにはやい 笑」と書かれていた。


 同級会で、彼女に舞台のナレーションを頼みに行く時、どれほど緊張していたか聞かせて、一緒に笑いたかったが、もう、それも出来ない。


 思い出が、次第に、しめっぽくなる年齢になってきた。

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by kogotokoubei | 2024-02-13 19:27 | 幸兵衛の独り言 | Trackback | Comments(0)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛
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