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コロナ感染拡大中にも関わらず、メディアが報道しない不思議。

 5類になったとはいえ、コロナは収束したわけではない。

 全数調査から、全国約5000の医療機関の定点観測に移行したが、増減の傾向は分かる。

 厚労省の該当ページがこちら。
厚労省サイトの該当ページ

 PDFデータのみで、元データのエクセルがないので、ダウンロードしてグラフを作ることができない。

 別紙にある、7月中旬以降の各週の新規入院患者数、およびICU入院患者、また、ECMOあるいは人工呼吸器利用患者の七日間平均の部分をコピーした。

コロナ感染拡大中にも関わらず、メディアが報道しない不思議。_e0337777_11535424.png


 増えている。

 厚労省データを元にした、内閣官房サイトの該当ページは、こちら。
内閣官房サイトの該当ページ

 8月25日発表時点の、全国の1医療機関1週間の感染者数平均の推移は、こうなっている。
 月曜から日曜のデータが翌金曜日に発表されるので、最新、8月14日~20日までのデータだ。

コロナ感染拡大中にも関わらず、メディアが報道しない不思議。_e0337777_11264122.png


 6月中旬以降、明らかに増加傾向にある。

 厚労省データを元にした、NHKの特設サイトは、こちら。
NHKサイトの該当ページ

 8月14日~20日での、都道府県ごとの感染者数マップがこれだ。

コロナ感染拡大中にも関わらず、メディアが報道しない不思議。_e0337777_11183311.png


 九州の一部以外は、前週から増加傾向であることが分る。

 会社、アルバイト先、ご近所を含め、7月以降、感染した方が増えているので想像はしていたが、夏休みでのさまざまな場所で密集、気の緩みなどで、間違いなく感染は拡大している。


 他にも重要なニュースはあるだろう。

 しかし、コロナの話題がほとんどなくなっているのは、私には理解できない。

 何のための定点観測なのか。
 傾向を知り、増加しているのなら、マスク着用、密集を避けるなどの感染対策を呼びかける、それがメディアの役割ではないのか。

 「汚染水」を「処理水」と誤魔化しているとはいえ、「汚染水問題」をメディアはかろうじて報道している。

 しかし、コロナは、まだ収束しているわけではないのに、メディアにおいては、ほとんど情報が消滅しているのが、まったく不可解だ。

 増減の状況、その症状や変異株の情報などは、継続して報道すべきだと思う。


 こんなことを書くと、コロナのことなんか忘れたがっている人々には“野暮な奴”と思われるのかもしれない。

 野暮で結構。
 災害や疾病は避けられない面もあるが、予防することで、その被害を最小限に抑えることも可能だ。
 100年前の9月1日にあったこと、12年前の3月11日にあったことを忘れないことも大事だし、まだ収束していないコロナのことも、忘れてはならないと思う。


 何か問題が起こると過剰に反応するメディアだが、予防的観点からの報道は少ない。
 それは、多くの視聴者、読者が興味を持たない、あるいは、持たないだろうとメディアが考えているからだろう。

 しかし、テレビには、娯楽のみならず、報道機関としての役割もある。

 数年前、経産省・東電、政府が汚染水の海洋放出を進めようとしている時、原子力市民委員会などが、大型タンク案やモルタル固化案など代替策を提言していたことを、マスメディアは、まったく取り上げなかった。多くの国民は、代替策の存在を知らなかった。
 もし、代替策の検討を促すようなメディアの活動があったなら、今の悲劇的状況は避けられたかもしれない。

 だから、気がついたら病床が満室になり、再び多くのコロナ被害者を出す、なんてことにならないように、メディアはしっかりと報道すべきである。
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by kogotokoubei | 2023-08-28 12:57 | 新型コロナウイルス関連 | Trackback | Comments(0)

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by 小言幸兵衛
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