マルチバースのマルチな魅力満載、映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(3)
2023年 03月 12日
帰宅し、ユウの散歩から帰ってCSの「囲碁・将棋チャンネル」で見ていたが、予想以上の早い決着となった。
88手で後手藤井王将の防衛。
先手で二勝していた羽生九段だったが、この先手番では、勝つことができなかった。
すでに2勝と王手をかけている来週の棋王戦第四局で渡辺棋王に勝つと、最年少六冠誕生となる。
まさに、マルチタイトルである。
では、マルチバースのこの映画の三回目の記事。
公式サイトから、概要を引用する。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」公式サイト
なお、内容は、終演後に買ったプログラムの文章と同じだ。

物語は、疲れ果てた主人公エヴリンの日常から始まる。経営するコインランドリーに監査が入り、国税局からイチャモンをつけられ、税金の申告をやり直さなければならなくなったのだ。故郷の中国からエヴリンの住むアメリカへやって来た父親は、相変わらず頑固で介護も大変。娘のジョイは元々反抗的な上に、恋人のベッキーの存在を理解しない母親に不満を抱いている。夫のウェイモンドは優しいが、優柔不断で頼りにならない。そんな中、国税庁で役人に絞られていると、突然夫が豹変。別の宇宙のウェイモンドだと名乗る彼はエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と宣告! まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ! カンフーの達人である別の宇宙の〈私〉の力を得たエヴリンの全宇宙を舞台にした闘いが幕を開ける——!
こちらが、予告編。
スタッフとキャストをご紹介。
キャストの紹介部分で、すでにネタバレになっているので、ご注意のほどを。
<スタッフ>
□脚本・監督 ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート
□製作 ジョー・ルッソ/アンソニー・ルッソ/マイク・ラロッカ
ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート/ジョナサン・ワン
□撮影 ラーキン・サイプル
□編集 ポール・ロジャーズ
□音楽 サン・ラックス
□衣装 シャーリー・クラタ
□VFXスーパーバイザー ザック・ストルツ
<キャスト>※役名:俳優名の順
□エヴリン・ワン:ミシェル・ヨー
中国からの移民でコインランドリーを経営する女性。マルチバースの他の世界では、女優、カンフーの達人、歌手、シェフなどさまざまなエヴリンが存在する。
□ジョイ・ワン / ジョブ・トゥパキ:ステファニー・スー
エヴリンとウェイモンドの娘。他のバースで、マルチバースを破壊しようとするジョブ・トゥパキでもある。
□ウェイモンド・ワン:キー・ホイ・クァン
エヴリンの夫。エヴリンの父ゴンゴンの反対を押し切って駆け落ちして結婚し渡米。善良で優しい人物だが、アルファ・バースのアルファ・ウェイモンドは、カンフーも体得しているたくましい人物。
□ゴンゴン:ジェームズ・ホン
エヴリンの厳しい父親。中国から春節パーティーに参加するためエヴリンの家にやって来た。高齢で車椅子に乗っている。アルファ・バースでは、頑強な闘士。
□ディアドラ・ボーベアドラ:ジェイミー・リー・カーティス
IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁。Internal Revenue Serviceの略。米国国税庁、とも言われる)の監察官。
不正を見抜くことが評価され、過去に何度も表彰され、トロフィーを飾っている。
別のバースでは、エヴリンとパートナーになっていたり、ジョブ・トゥパキの部下になっている。
□ベッキー・スリガー:タリー・メデル
ジョイのガールフレンド。エヴリンは、最初、ジョイとベッキーの関係を受け入れることができなかった。
あらすじの続き。
第2章に入った。
<第2章:Everywhere>
(7)「エブリシング・ベーグル」
ジョイ(=ジョブ・トゥパキ)は、エヴリンをジョイの支配する宇宙へと連れて行く。
そこには、ジョブによってあらゆる物が詰め込まれた、ブラックホールのように何もかも吸い込んでしまう「エブリシング・ベーグル」があった。
ジョブは、そのベーグルをのぞき見ることでマルチバースにおける全てを知ることができた。
その結果、人間はちっぽけな存在で、どの宇宙においても、重要なことは何もない、という虚無的な思いになっていた。
連れてきたエヴリンにもベーグルを見せつけ、数多くのバースでのエブリンの姿を見せることで、同じような感情を抱かせて、一緒にベーグルに入って死のうと誘う。
ジョブは、ベーグルに飲み込まれて死ぬことが唯一の救いであると思い、同じ思いをエブリンに抱かせようとしていたのだった。
しかし、エヴリンは、どの宇宙においても優しくエブリンに接してくれるウェイモンドの姿を見て、ジョブの誘いを拒否する。
エヴリンは、一人でベーグルに入ろうとするジョブ(=ジョイ)を救い出そうとする。
(8)アルファバースの刺客との戦い
アルファ・ゴンゴンは、ジョブがベーグルに入ることでマルチバースが救われると思い、エヴリンにアルファバースの人たちを襲わせる。
刺客たちは、バース・ジャンプでパワーを得ようと、奇妙な行動をしようとするが、その中には、とても書けないようなお下品なものもある(^^)
エヴリンは、誰もが戦うのをやめ、人生が意味をなさないときでも親切になるように、という元の宇宙でのウェイモンドの言葉を思い出した。
その言葉に従い、襲ってくる刺客たちに宇宙を飛び越えて幸せをもたらすものを見つけることで、彼らの戦う意識をなくしていく。
(9)ジョイの救出
元の宇宙で、エヴリンはウェイモンドと和解する。
そして、ゴンゴンに、ジョイとベッキーの関係を伝え、ゴンゴンはそれを受け入れた。ベッキーはゴンゴンの車椅子を押して世話をするようになった。
しかし、一人でベーグルに入って死のうとするジョイ(=ジョブ)は、「この世界で意味のある時間なんてほとんどない」、「疲れちゃった。互いが傷つかないためにも行かせてほしい」と話す。
いったん、諦めかけたエヴリンだが、またジョイの元に戻り、「その少ない時間でも一緒にいたい」と彼女を抱きしめた。
ジョブの宇宙でベーグルに吸い込まれようとしているジョイを戻そうとするエヴリンを、ウェイモンドとゴンゴンも支えていた。
<第3章:All at Once>
(10)IRS再び
エヴリンたちは領収書の再提出のために国税庁を訪れ、ディアドラと面会している。
ディアドラはエヴリンたちの再提出した内容を確認し、彼女たちの改善を褒める。
その時、エヴリンは他の宇宙との接触による騒音が聞こえてくるのだが、なんとか意識を今の世界に集中しようとしている。
以上、感想を挟まずに、あらすじ。
感想は、次回。
さて、アメリカ時間12日夜、日本時間の明日午前、アケデミー賞が決まる。
作品賞候補作の中では、「イニシェリン島の精霊」「トップガン マーヴェリック」とこの映画しか見ていない。
「フェイブルマンズ」は、見るつもりだ。
10部門で11ノミネートの中で、この映画からいくつ受賞するか分からないが、どうなるか楽しみだ。
さあ、これから、WBCのオーストラリア戦を楽しもう。
大谷選手や、(日系の)ヌードバー選手の活躍には瞠目・称賛すべきですが、
東日本大震災の災難を潜り抜けた佐々木朗希選手にも、光が当たれば、
と思う次第です。
