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雪上の烏で、思うこと。


 帰宅し、ユウの散歩をし、少し落ち着いたところ。

 連れ合いは、仕事始めから、まだ戻らない。

 スマホの写真を整理していたら、今朝撮っていたこの写真に気づいた。

雪上の烏で、思うこと。_e0337777_18415357.jpg


 伊達紋別駅の線路にいた、烏。

 シャッターを押した時には、つい、落語『一目上がり』のことを思い浮かべていた。

 八五郎と隠居や大家との根問いもの。

 新年の挨拶に隠居を訪れた八つぁん。
 隠居の家の掛け軸に目がいった。隠居は「雪折れ笹」の絵に賛が付いていて”しなわるるだけは答えよ雪の竹”の意味は、「雪が積もって折れ曲がっていても春になれば元の笹になる。苦難があってもいつかはそれが取れるもので、我慢が肝心だという」。
 隠居は八に、こういうものを見たら「結構な賛(三)ですね!」と言いなさい。そうすればお前に対する世間の見る目が変わり、八公と言われているのが八つぁんになり、八つぁんが八五郎殿になり、それが八五郎様と呼ばれるようになるからと諭される。

 八は次に大家さんを訪ねる。掛け軸を見て、さあ、褒めるぞと意気込む。
 しかし、難しい字だけで読めないので大家に読んでもらう。
 ”近江(きんこう)の鷺は見がたく、遠樹(えんじゅ)の烏見易し”で、「近くの雪の中のサギは目立たないが、遠くのカラスは目立つ、ということだ。良いことは目立たないが、悪いことは直ぐ露見する」と大家。
 八さっそく「結構な賛ですね!」と褒めると、大家に「いいや、これは根岸の亀田望斎先生の詩(四)だ」と言われる。

 この後も、詩(四)と言うと悟(五)というようにずれていく。

 もちろん、雪の上の烏を見て思ったのは、「近江の鷺は見がたく、遠樹の烏見易し」である。

 岸田政権の行っていることは、どうなのだろう。

 「遠樹の烏」どころか、「雪上の烏」と言えるほど、露見しやすい悪事ではないのか。

  ■福島第一の事故を忘れたかのように原発再稼働や新設を計画していること。
  ■日本国憲法をないがしろにし、戦争ができる国になろうとしていること。
  ■アメリカや軍産複合体の言いなりで軍事費を増やそうとしていること。
  ■コロナ感染拡大に対して何ら対策を打てず医療崩壊を招いていること。
  ■選挙公約にはなかった軍事費拡大はするが、公約した国民への支援はしないこと。
 

 こんな政治は、雪上の烏のように真っ黒に見えるはず、ではないのか。


 しかし、その烏が見えていない人も、いるのかもしれない。

 今回の帰省で、駅や空港で、バッグに東京五輪のマスコットを付けている人が複数いた。
 皆、若い女性。

 あの人形の背後にあった汚職を考えると、とても、持ち歩くことなどできないのではなかろうか・・・・・・。


 遠樹どころか雪上の烏が見えないなら、近江の鷺など見えるはずもない。
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by kogotokoubei | 2023-01-04 19:36 | 幸兵衛の独り言 | Trackback | Comments(0)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛
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