日本馬術連盟への金は、いったいどう使われたのか。
2022年 09月 26日
あらためて、昨日作った、五輪汚職の構図を確認。
二つのスポーツ団体への金の流れについて、少し考えてみる。
各種メディアの情報をまとめると、AOKIからは、2億3000万円が渡った。
高橋治之容疑者の手許には、1億5000(6000?)万円が残り、他は二つの連盟に、大広とADKを通じて協賛金として流れたとのこと。
日本セーリング連盟の常務理事は、同連盟へのAOKIからの協賛金は、大広経由の1500万円で、選手強化の一環として使用した、高橋治之やコモンズは関係していると思わなかった、何らやましいことはない、と発言している。
ここで、算数。
2億3000万円-1億5000万-1500万円=6500万円
算数によれば(?)、日本馬術連盟には、6500万円が、協賛金として支払われたということになりそうだ。
しかし、日本馬術連盟による本件に関するコメントは、まだ、ネットでは見つからない。
日本馬術連盟のサイトで役員一覧を確認すると、まだ、2017年当時の会長の名が、今も副会長として残っている。
「日本馬術連盟」サイトの該当ページ
TBS「報道特集」のサイトから、もう一度、二つの連盟の2017年当時の会長の画像を拝借。
TBS「報道特集」のサイト
2017年当時、JOC会長、副会長の二人だ。
なぜ、この二つの連盟にのみ、金が流れたのか。
そして、日本馬術連盟への数千万円の協賛金は、どのように使われたのか。
五輪汚職事件の捜査は、竹田恆和元JOC会長(日本馬術連盟前会長)、そして、背後に存在する政治家へと進みつつあるのだろう。
ぜひ、全貌を解明して欲しい。
国葬終了後、捜査は次の局面を迎えるような気がする。