統一教会による、教育現場への浸透ー9月17日のTBS「報道特集」より。
2022年 09月 17日
台風の影響で、連休で外出できるのが今日だけ、ということで街は混んでいた。
店も、結構忙しかった。
帰宅し、ユウの散歩をして、ちょうど、TBS「報道特集」。
冒頭、金平キャスターが、二階の国葬に関する暴言を一刀両断。
16日のCSのTBSの番組で二階は国葬について「黙って手を合わせて見送ってあげたらいい」とか「こんな時に議論すべきじゃない」などと言ったことを紹介。
金平は、「議論するためのテレビ番組に出てきて、議論すべきじゃないとは。この方は国会とか民主主義の意味をお分かりなのかと、耳を疑います」と切り捨てた。
やはり、金平キャスター、レギュラーで出続けて欲しい。
特集は統一教会第七弾。
主に教育現場への統一教会の浸透についてだった。
「報道特集」のサイト
まず、ジェンダーフリーを毛嫌いする教会にとって、嫌な政治の流れがあった。
2005年、第三次小泉改造内閣で、内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)になった猪口邦子が、さかんに、ジェンダーフリーという言葉を使った。

そういった流れに危機感を抱いた教会の思いを代弁する国会議員がいた。
ある会合で、当時の山谷えり子が、第二次五カ年計画で「ジェンダー」という言葉を除外すべき、と力説。
その隣にいるのが、当時の安倍晋三官房長官。

ちなみに、この会合の司会は、萩生田である。
統一教会の資料には、安倍、山谷が、教会の主張の擁護者であることが明記されている。

2005年12月に策定された男女共同参画の基本計画には、ジェンダーという言葉は入ったものの、「行き過ぎた性教育」などを否定する注釈が入った。
当の山谷えり子は、自民党の「点検」で、名前が公表されなかった。
安倍晋三については、亡くなっており調べることができない、と岸田は言う。
やはり、カルト集団自民党なのである。
そして、実に恐ろしいのは、統一教会信者が、教育現場で、彼らの主張を生徒たちに聞かせている、ということ。
エイズが流行っているということを持ち出し、一回でもセックスをするとHIVに感染する可能性がある、と生徒を脅す。




この人は、統一教会ということは隠し、性教育の講師として数多くの経験がある、と語って、教育現場に忍び込んだのである。
実は、統一教会の関連団体、世界平和女性連合の人間。

同連合に問合せをしても、回答はない。

元信者の苦悩も紹介された。
彼女が振り返る統一教会の信者への教育は、実に異常である。
男女は、少しでも触れ合ってはいけない。
もし、手と手が触れあったら、罰が待っていた。
肌を露出してはいけない、ノースリーブ禁止、裸足でサンダルも禁止。
彼女は脱会してからも、しばらくノースリーブが着れなかった。
今、ようやく、サンダルが履けるようになったと言う。
番組で紹介したいくつかの情報を提供したと思われる鈴木エイトは、こう語る。

まったく、その通りだ。
政治への浸透と並行して、教育現場への忍び寄る統一教会。
また、教育者にも、信者は存在する。
もし、学校で、信者相手に行うような異常な教育が行われたら、感受性が強い十代には、どんな影響があるだろうか。
今まで、BSテレ東で、寅さんを観ていた。
土曜は、報道特集の後は、寅さん、なのである。
48作までの放送を終えて、今夜は、あの傑作、第25作「寅次郎ハイビルカスの花」を再編集し、渥美清没後一年で、第49作として公開したものだ。
昭和55年封切り、渥美清、52歳の時である。
BSテレ東のシリーズ、最近は晩年の作品が続いていたので、この傑作の寅とリリーの姿が、なんとも若いし、まぶしい。

統一教会に教育の場を乗っ取られるより、私は、寅さんを小中学校で観る方が、よっぽど教育的だと思う。
寅さん、同感です!
三遊亭圓窓師の訃報が入りました。
入門後、ほどなく先代柳枝が亡くなり、六代目圓生の預かり弟子となりましたが、事実上直弟子と言っても支障ないでしょう。
六代目圓生の弟子も昨夏から圓龍、川柳、圓丈と相次いで世を去り、最後の存命者である圓窓も他界。今年2月に栄枝も亡くなっており、先代柳枝の弟子もいなくなってしまったことになります。来月、82歳の誕生日を迎える直前の訃報でした。
私自身が今年63歳ですから、年齢的にはもう少し活躍してほしかったですね。寂しい限りです。
そうですか。
残念です。
ついに、八代目柳枝の弟子が、いなくなりましたか。
ますます昭和が遠くなった気がします。
Ponchiさんへ、私とほぼ同年代なんですね。
昭和三十年代同士、今後もよろしくお願いします。
情報ありがとうございます。
