小さな旅ー2022年夏の帰省(5)
2022年 07月 12日
今日は、久し振りの飲食店のバイト。
帰省のため休んだ土曜の昼は、私がメインでシフトに入っているので、何人かの方に負担をかけたこともあり、千歳空港でお菓子を買って行った。
さて、これが、昨日、伊達紋別駅前で撮った、近隣の地図。

母が、気候がいいから、長生きできる、と滞在中何度か口にしていた。
「北の湘南」である。
冬は、さすがに本州に比べて寒いが、北海道の中では、もっとも温暖な地域。
噴火湾(内浦湾)という地形による恩恵も多い。
また、周辺の海や山の幸に恵まれている。
今回滞在中には、母が兄に依頼して、季節外れの姫タケ(根曲がりタケ)を用意してくれたので、懐かしい味を楽しんだ。
しかし、いくつか残念なことがあった。
一つは、ホッキが食べられなかったこと。
TBSのニュースサイトから、引用する。
TBSニュースサイトの該当ニュース
ホッキ貝から貝毒、3つの漁協が出荷を自主規制…食べると手足や唇にしびれも、規制は33年ぶり
国内
北海道の胆振地方の太平洋側の海域で、水揚げされたホッキ貝から国の規制値を超えるまひ性の貝毒が検出されたため、3つの漁協が7日から出荷を自主規制しました。
ホッキ貝の出荷を自主規制したのは、いぶり中央漁協、苫小牧漁協、そして、鵡川漁協です。
北海道によりますと、4日、いぶり中央漁協の白老支所で水揚げされたホッキ貝から、国の規制値の2倍となる貝毒が検出されました。
食べると、手足や唇がしびれるということです。
すでに出荷されたホッキ貝は、北海道ぎょれんを通して回収する予定です。
このあと週に1度の検査で、3週続けて国の規制値を下回れば、自主規制は解除されます。
北海道内でホッキ貝の貝毒で出荷規制されるのは、1989年以来、33年ぶりです。
7月8日(金)午前11時30分~「JNNニュース」
10日、兄夫婦、姪家族合わせて9人での会食の際、メイン(?)の寿司のネタで、母がホッキをリクエストしていたのだが、これでは無理。
温暖化のせいなのだと思う。
もう一つ残念だったのは、今回も美味しくいただいた、豊浦のホタテの稚貝について、貝殻付着物を発酵させ堆肥にする過程で出る廃液の処理をめぐって、ひと騒動あったとのこと。
朝日新聞から。
朝日新聞の該当記事
ホタテ貝殻付着物から出た廃液不法投棄容疑 副町長ら書類送検
平岡春人、角拓哉2022年3月3日 21時00分
養殖ホタテの貝殻に付いた海藻類などを発酵させて堆肥(たいひ)にする過程で出た廃液を北海道豊浦町の山林に投棄したとして、道警は3日、小川英紀副町長(62)や町職員、業者ら計7人を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで書類送検し、発表した。いずれも容疑をおおむね認めているという。
副町長のほかに書類送検されたのは、町の廃棄物処理施設の担当課職員3人、施設を管理する協同組合幹部1人、廃棄物処理業者の役員ら2人。生活経済課によると、7人の容疑は共謀のうえ、昨年5月下旬に廃液3トンを町内の山林に捨てたというもの。
町によると、施設では養殖ホタテの貝殻に付いた海藻類などを発酵させたものを堆肥にしていたが、機械の作業効率が落ちたため使い切れなくなり、余った分を廃液として捨てたという。
母によると、メディアでは公けにしていないが、関係者で自殺された方がいるらしい。
北の食をめぐる、この二つのニュースは、今回の滞在中に多くの楽しいことがあった中で、残念だった。
さて、危惧した通り、統一教会の名は、投票日の後になって、やっとテレビ、新聞で明らかになった。
どう考えても、官邸などから、11日までは、その名を出さないよう圧力があったとしか、考えられない。
容疑者の周辺を取材したら、すぐに分かることである。
私は、この参院選は、まさに、フェイクだと思う。
その問題については、別途書くつもりだ。
