小さな旅ー2022年夏の帰省(2)
2022年 07月 09日
昨日は、夜、中学時代の同級生と、よったりで会った。
少し早めに家を出て、街を散策。
これが、毎度ご紹介する、市役所前にある看板。
北海道伊達市は、「北の湘南」なのである。

市役所近くに、こんなマップがある。

繁華街(?)の道路には、北の湘南街道、フロンティア街道、歴史街道などの名がついている。
これが、金曜日夕方の、フロンティア街道の様子。

そのタイミングを待ったわけでもなく、なんとも寂しい情景。
この通りを少し脇道に入ったところに、集合場所の「我楽」があった。

兄の同級生の女性のお子さん夫婦が営む、串焼きが評判の「我楽」である。
約束の6時10分前に店に入ると、すでにAがテーブル席にいた。
彼は、腎臓の透析を一日おきにしている。
昨日やったので、早く来れたとのこと。
糖尿病もある。
四年前に、自宅でハシゴから落ちて左足を怪我し、結局、膝の上から切断。
義足をし、杖をついて歩いている。
消防署に長く勤めてきた。
地元の幹事的な存在。
しばらくすると、SもKさんも到着。
この四人では、半年前、父の四十九日と納骨で帰省した際にも会っている。
2021年12月29日のブログ
Sは、小学、中学と野球部の仲間。
養護学校で長らく教員を務めていたが、今は退職。
お父さんは数年前に亡くなり、お母さんは施設にいる。
Kさんは、看護師をしていた。
半年前にしばらくぶりで会って、中村哲医師のペシャワール会に入っていると聞き、距離が縮まった。
未婚で、自宅で89歳のお母さんの面倒を看ている。
串焼きや、餃子、ラーメンサラダなどを肴に、生ビールから、ハイボール、締めは北海道の「男山」。
懐かしい思い出話や、各自の近況報告などで、あっと言う間に時間は過ぎた。
Sは、施設にいる91歳の母親の認知症が進み、Sの名前が、思い出せないと嘆く。
Kさんは、電子レンジを新品に替えたら、母親に何度ボタンの位置を教えても、覚えてくれないと嘆く。
Aは、すでに両親が亡くなっている。
奥さんと二人暮しだが、離婚した娘が孫と一緒に近くに住んでおり、頻繁に訪ねてくれるらしい。
Aのパソコンをめぐるいろんな逸話などで、盛り上がった。
内容は、秘密(^^)
Sは、翌日、札幌にいる長男の家に行き、孫を連れて岩見沢の北海道グリーンランドに行くので朝早いからと、一次会のみ。
A、Kさんと三人で、徒歩数分の場所にある、中学の同級生のお兄さんのスナックへ。
なんと、先客に89歳の女性がいて、歌が巧いのにびっくり。
お帰りになってからママさんに聞くと、昔、民謡をやっていた方らしい。
なるほど、こぶしがころっころっと回っていた。
得点の出るカラオケで、Kさんは、♪津軽海峡冬景色、で半年前と同様90点超えで、ママさんからティッシュペーパーの賞品をゲット。
Aは、堺正章の♪街のあかり、をしっとりと歌った。
私は、♪街が泣いてる、で得点は85点。
まぁ、得点など関係なく歌っていたので、結構、びっくり。
ほどよく飲んで笑って、お開き。
マスターが、車で全員を送ってくれるのは、このお店のお約束と言えるサービス。
Aの家で彼を降ろし、玄関まで肩を貸した。
彼が、楽しかった、という笑顔が嬉しい。
また、来なきゃね。
次が私で、最後がKさん。
マスター、いつもありがとね!
AもSもKさんも、介護などいろいろあるが、皆元気で良かった。
さて、今日は、これから父が納骨されている、洞爺の三豊山大真寺へ行く。
四十九日と納骨に関しては、昨年末記事に書いたが、その際紹介した場所から、より大きな場所が空いたので、移したらしい。
2021年12月27日のブログ
もうじき、兄が迎えに来るので、母の指示に従い、庭の花を採ってきた。
これが、母が持つお供えの花。

花屋で買うより、気持ちがこもっているから、庭の花の方がいいでしょ、と母。
おっしゃる通りでございます。
さて、そろそろ出かける準備をしなくちゃ。
それほどの根っこでもないですけどね(^^)
今、母と二人の夕食後のテレビのニュースを観て、いろいろ考えることがあります。
今日、95歳の母の期日前投票をしてから、父の菩提寺に行ってきました。
