羽生も羽生も、これからが勝負ー東京新聞「筆洗」より。
2022年 02月 09日
東京新聞のコラム「筆洗」の書き手の中には、落語好きの方がいるらしく、時折、落語ネタが登場する。
今日も、ある落語が、コラムの“マクラ”になっていた。
引用する。
東京新聞の該当コラム
「平林」。ヒラバヤシと読むのが普通だが、使いの小僧が読み方…
2022年2月9日 07時03分
「平林」。ヒラバヤシと読むのが普通だが、使いの小僧が読み方を忘れ、人に漢字を見せて尋ねると「タイラバヤシ」と言う。ところが、別の者は「ヒラリン」と言うし、他にも「一八十(いちはちじゅう)の木木(もくもく)」「一つと八つでとっきっき」だと言う者も。落語「平林」である▼「平林」ではないが、この漢字を見ても思いつく読み方は分かれるだろう。「羽生」。北京冬季五輪開催中の今なら羽生結弦選手の「ハニュウ」と読む人が大半か▼一九八〇年代以降、ハニュウ選手が登場するまでは「ハブ」と読む人の方が上回っていただろう。もちろん、将棋の羽生善治さんのことを思い浮かべてである▼ハニュウさんの話は別の日に譲るとして、ハブさんのことである。二十九年間維持してきた棋士の最上ランクA級から初めて陥落することになった。ファンにはショックだろう▼将棋の世界でよく聞く「五十歳の壁」。運動選手と同じで棋士も加齢によって能力がどうしても低下する傾向がある。勝負に欠かせぬ記憶力や集中力に陰りが出る。五十一歳。史上初の永世七冠にも壁があったのか▼年齢を重ねると「チャンスに弱くなるが、ピンチに強くなる」と書いていた。五十三歳でA級に復帰した加藤一二三さんの例もある。培ったピンチでの強さを生かし、返り咲きを願う。踏ん張れ「羽生」。これは北京で少々苦戦するハニュウさんの方にも。
将棋の羽生も、スケートの羽生も、このまま引き下がるような人ではないと思う。
あえて言えば、これからが勝負。
たしかに、羽生を「はぶ」と読むか、「はにゅう」と読むかは、時代によって変遷したのかもしれない。
あるいは、中高年は「はぶ」、若者は「はにゅう」なのかもしれない。
昨日、北京五輪のジャンプのことを書いたが、この大会は、他の競技でも疑惑の判定が続いている。
なかでも、スピードスケートのショートトラックは、競技後の判定の結果で失格者が続出し、地元中国が有利になっていることに、ますます疑惑の輪が広がっている。
こんなことが続けば、五輪の人気はどんどんなくなり、テレビの前から人気もなくなりそうだ。
※読み方の違いは、説明しなくていいよね^^
