王将戦第三局、一手間違うと逆転の勝負を藤井竜王が逃げ切る。
2022年 01月 30日
そして勝負の二日目。
テニスの試合の合間にも、スマホで棋譜を確認していた。
午前中は、ほぼ互角の状況だったと思う。
帰宅し「囲碁・将棋チャンネル」で見た。

74手目までは、若干王将が優位。
ほぼ20手あとの95手目、☗4五桂あたりで、渡辺王将が70%優位となっていた。

AIは、☖5六桂を最善手としていたが、王将は、☖7三角と打ち、ここで評価値が逆転。

その後、その差は広がった。

これが112手目まで。

しかし、AIが示す候補手を拡大する。

最善手以外は、逆転予想なのである
一手を間違うと、一挙に相手が逆転する局面が、この後に続く。
藤井竜王は、この後、一手を除き、AIの最善手を打ち続け、この綱渡りの終盤を乗り切った。
そして、終局135手目の映像が、これだ。

受けを間違えば逆転できる手を続けてきた渡辺王将も、ここで、ギブアップ。
第一局とは様相が違うが、この三局も、見ごたえたっぷりだった。
日本将棋連盟のサイトから日程表を拝借。
日本将棋連盟サイトの該当ページ

立川で決着するのか、それとも、渡辺王将が持ちこたえるのか、来月も楽しみは続く。
最年少五冠誕生の確率は、きわめて高くなった。
