世界的にも危機的状況ー後手後手、五月雨式のコロナ対策。
2021年 08月 25日
北海道と宮城・岐阜・愛知・三重・滋賀・岡山・広島の8つの道県が緊急事態宣言に格上げ(?)され、高知・佐賀・長崎・宮崎に、まん延防止等重点措置を適用するらしい。
先日作成した、3つの指標と対象地域の表を更新した。

緊急事態、まん延防止どちらにも指定されていないのは、青い色にした、次の14の県。
青森、岩手、秋田、山形、新潟、福井、長野、奈良、和歌山、鳥取、島根、山口、徳島、大分。
なぜ、これらの県は、病床使用率、10万人当たり一週間合計感染者数で、ステージ3やステージ4なのに、指定されないのか不思議だ。関西圏の奈良、和歌山は両方ステージ4である。
相変わらず、基準がよく分からないし、予防的視点に欠けている。
拙ブログへのコメントで、世界的な感染者の状況で、日本は相当悪い部類に入るのでは、というご指摘をいただいた。
札幌医科大学のサイトが、100万人当たりの一週間合計感染者数を分かりやすいビジュアルで紹介してくれていた。
札幌医科大学サイトの該当ページ
これが、その図。8月23日時点の日本を含むいくつかの国の状況だ。
10万人当たりではなく、100万人当たりなのでご注意のほどを。

アメリカ、イギリス、フランスより日本は少ないから、安心なのか。
とんでもない。
急増中の日本の感染者数は、南アフリカに近づいているし、減少中のアルゼンチンを超えているし、メキシコ、ブラジルよりも多いのだ。
この札幌医科大学の特設サイトは、ワクチン接種と感染の状況のグラフを時系列の動画で見せてくれるなど、なかなか参考になる。
病床使用率、感染者数でステージ2の地域が亡くなっているというデータが示すように、全国的に緊急事態なのである。
そういったデータや、自宅療養者の死亡増加、崩壊状態の医療現場の声などを真摯に受け止め、危機感を共有するためにも、全国一斉で緊急事態宣言を出さないから、後手後手、五月雨式の対象地域拡大となっている。
感染急増時点で手を打たないから、感染爆発になる。
パラリンピックの選手を含む感染者は、すでに176名。
共同通信の該当記事
小学生を見学させる学校もある。
人生最悪の夏の思い出にならないことを祈るばかりだ。
尾身さんが、政府の姿勢を批判しても、彼らは聞く耳を持たないのだろう。
なぜなら、国民の生命のことより、衆院選での自分たちの当選を心配することで、頭がいっぱいなのだから。
