病床使用率、感染者数、実効再生産数など。
2021年 07月 19日
データを元に現実を直視したい。
最初に、4つのステージと6つの指標の表をYahoonニュースから拝借し再確認。
yahooニュースの該当記事

ステージ3は「感染急増」レベルであり、ステージ4は「感染爆発」状態である。
病床使用率を厚労省の特設サイトから確認し、7月14日までの表を作成。
欄外右の↑のある地域は、前の週と同じか悪化していることを示す。
厚労省特設サイトの該当ページ
20%以上がステージ3でオレンジ色。50%以上はステージ4で赤。

ステージ4はなくなったが、次の10地域がステージ3。
岩手、福島、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、福井、沖縄。
前の週より悪化しているのが、30地域あり、全国的に心配な傾向にある。
次に10万人当たり一週間合計の感染者数を朝日新聞の特設サイトで確認し、7月18日までの表を作成。
欄外右の↑のある地域は、前の週と同じか悪化していることを示す。
朝日新聞の特設サイト
15人以上がステージ3でオレンジ色。25人以上はステージ4で、赤。

ステージ4は、東京、神奈川、沖縄。
ステージ3は、埼玉、千葉、石川、沖縄。
埼玉、千葉は、ステージ4寸前である。
これまで、感染者が抑えられていた鳥取が、ステージ3直前になっているのに、驚く。
41都道府県が、前週より悪化している。
全国的に変異株の影響もあり、ワクチン未接種の若者を中心に感染拡大傾向と言える。
東洋経済オンラインの特設サイトから、東京、埼玉、千葉、神奈川の7月17日時点の実効再生産数を引用。
東洋経済オンラインの特設サイト

どの地域も、感染急拡大の危険性を示している。
東京以外の緊急事態宣言を外したため、神奈川などに移動して飲食する人が激増したことも、近隣県での感染再拡大につながっている。
何度も書いてきたが、一都三県全域に、緊急事態宣言を続けるべきだった。
とにかく人出を抑える必要がある状況で、人がどうしても集まるイベントをやろうとしている。
だから、「五輪やるんでしょ」という国のあり様が、若者を中心に、緊張感を失わせている。
しかも、口先だけの安全、安心であり、バブルはとうに崩壊し、五輪による人出増や密の増加は、抑えられていない。
本来の安全管理上のバブルは、たとえば選手なら、飛行機を降りてから、すぐに専用バスに乗り込めるようにするなど、一切、一般の方と接触する危険性のない、まさに閉じられた空間管理を意味する。
しかし、まったく、そんな環境づくりはされていない。
羽田の国際線ターミナルでは、五輪関係者と一般客が、接近した空間に放置されている。
こんなことで、何が、安全、安心なのか。
また、関係者入国後の管理も、ザルだ。
プレイブックを守りましょう、なんて、言っているだけで管理できるはずがない。
NHKでは、入国当日の関係者が、築地を散歩している姿を紹介していた。
まったく、ルールは守られていないし、守らせるための努力を、政府も東京都も組織委員会も、誰もしていない。
昨夜の「サンデーステーション」では、海外メディア関係者が宿舎を出て居酒屋をハシゴしていた様子が放送されていた。
一部の画像を、私のスマホで撮影した中からご紹介。



彼ら海外メディアの人たちからの日本人へ感染、逆に、彼らへの居酒屋で飲んでいる日本人の若者からの感染があった場合、いったい誰が責任を負うのか。
サッカーで日本の22日初戦の相手、南アフリカの選手関係者で感染者が出た。
21人が濃厚接触者と特定された。
これで、試合できるの?!
選手村でのクラスター発生も、十分に想定できる。
なるほど、五輪による感染の再拡大だから、第「五」波と言うことか。

バッハの言葉も、菅総理同様、まったく信頼できない。
彼らはカネのため、あるいは、次の選挙のため、という私利私欲でのみ考え、行動しているとしか思えない。
なぜなら、データや科学的考察を元にしたら、開催はあり得ない状況なのだから。
このまま突き進み、感染被害者を出し続けるならば、開催に突っ走った者は、歴史によって断罪されるだろう。
十年後、あの東京五輪はやるべきではなかった、と語られるはずだ。
