病床使用率、感染者数、実効再生産数や東京と大阪の検査数。
2021年 06月 28日
毎週月曜が、ほぼ定番となってきた記事。
ともかく、データを元に現実を直視しよう。
最初に、4つのステージと6つの指標の表をYahoonニュースから拝借し再確認。
yahooニュースの該当記事

ステージ3は「感染急増」レベルであり、ステージ4は「感染爆発」状態である。
病床使用率を厚労省の特設サイトから確認し、6月23日までの表を作成。
厚労省特設サイトの該当ページ
20%以上がステージ3でオレンジ色。50%以上はステージ4で赤。

ステージ4は沖縄。まだ、7割を超えている。
ステージ3が、北海道、栃木、千葉、東京、神奈川、福井、山梨、愛知、滋賀、京都、大阪、広島、高知、福岡の、14の都道府県。
ステージ2の福島、岐阜、兵庫、奈良も20を少し切っているだけなので、気は抜けない。
全国的に医療の現場は、まだまだ危機的な状況を認識すべきだ。
次に10万人当たり一週間合計の感染者数を朝日新聞の特設サイトで確認し、6月27日までの表を作成。
朝日新聞の特設サイト
15人以上がステージ3でオレンジ色。25人以上はステージ4で、赤。

ステージ4は、沖縄。
ステージ3は、東京、福井。
右側の↑は、前の週より増えている地域。
22地域で、感染者数は増えている。
圧倒的過半数で減少傾向にあえば、もう少し安心できるが、デルタ株によって感染が再拡大しているのは、間違いないだろう。
福井は、感染者が急増し、病床使用率も悪化。県の緊急事態宣言が発令されている。
東京も大阪も上昇傾向だ。
東京は、ステージ4へ逆戻り直前である。
東洋経済オンラインの特設サイトから、全国、東京、大阪の6月26日時点の、実効再生産数を確認する。
東洋経済オンラインの特設サイト



全国で、1.02、東京1.18、大阪1.05と、拡大傾向は、明らか。
次に、PCRと抗原検査の東京と大阪の状況を確認。
まず、東京都の特設サイトから、6月15日までの移動平均の検査人数の推移が、これだ。
東京都の特設サイト

6月25日までの一週間平均が、6,722.3で、減少傾向は変わらない。
東京は、一日に1,5000件に能力があるはずなのに、こんなに少ないのは、なぜか。
5月12日の10,710.4件以降、減りっぱなしなのだ。
大阪は、検査人数ではなく検査件数なので、人数よりは若干増えることもあるとは思うが、人数が分からないので、このデータで比較したい。
また、移動平均ではなくその日の検査数の開示で、昨日27日のデータが公開されていたが、25日にカーソルをあてた。
大阪府の特設サイト

25日までの移動平均を計算したら、11.125.4件だった。
何度も指摘しているが、人口は東京が大阪の1.5倍。
しかし、11,125.4÷6,722.3=1.65 だから、PCR&抗原検査数は、大阪が東京の1.65倍多い。
この逆じゃなくちゃ、おかしいだろう。
デルタ株が増えている状況からも、濃厚接触者中心に検査は徹底されるべきだ。
東京の感染者数は、前の週を上回っている状態が続いているが、検査数は増えていない。
充分に検査できていないことについて、もっと、メディアも東京都や国に対して説明を求めるべきではないか。
それとも、メディアも一体となって、五輪開催のための作為的な検査数減少に協力しているから、ダンマリなのか。
もし、検査したくてもできていないのなら、検査体制拡充の声が上がって不思議はないのだが、そんな話は聞かない。
もし、政府(≒「大本営」)発表の受け売りしかできない状態なのなら、それは戦中と同じ状況と言える。
そう、コロナとの戦争をしているのに、正しい情報が封じ込められている。
東京は、緊急事態宣言を解除すべきではなかった。
解除すれば、人出が若者を中心に急増し、こうなることは予測できた。
空港検疫や大会関係者へのプレーブック(規則集)を見ても、まったく、安全、安心のために最善の努力など行われていない。
根拠のない精神論のみで、戦時下で五輪に突入しようとしている。
尾身さんが、G7での認可を根拠に中止という提言を諦めたのは、残念でもあり、また、腹立たしくもある。
今からでも五輪中止を専門家やメディアは訴えるべきで、百歩譲っても、無観客での開催だろう。
