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「小吉の女房2」で思い出す、三囲稲荷や牛御前のこと。

 NHK BS時代劇「小吉の女房2」の三回目を、金曜日にも観たが、今日の再放送も「晴天を衝け」の流れで観た。
 
 時は、徳川十一代将軍家斉が亡くなった直後のこと。

 家斉を支えた側近たちはその職を追われる。

 側近中の側近と言われた中野碩翁も、しかり。

 NHKのサイトから、引用。
NHKサイトの該当ページ

(3)「お信と白鬚様の庭」
お信(沢口靖子)と小吉(古田新太)を影ながら見守ってきた幕府の実力者・中野碩翁(里見浩太朗)だったが、政争の果てに旗色が悪くなっていた。そんな頃、勝家では小吉が珍しく体調を壊し、お信は心を痛めていた。碩翁は町中でお信とばったり出会い、小吉の平癒祈願のお参りや、自宅の豪奢な庭の見物にお信を連れ回す。碩翁のことを「植木屋のご隠居」と思い込んでいる無邪気なお信の姿に、碩翁は心癒やされていく。

 里見浩太郎という役者さんは、主役での時代劇は私にとって相性が悪いが、この中野碩翁は、嫌いじゃない。

 職を追われる直前の、短い憩いの時間を、同じ本所に住む小吉の女房お信との散策で描いた脚本は、なかなか良いと思う。

 その中野碩翁とお信が三囲稲荷や牛嶋神社、牛御前を一緒に巡る姿に、つい、七年前の春を思い出した。

 見番での「雲助蔵出しぞろぞろ」の終演後、居残り会の店が開くまで、皆さんとあの辺りを散策した。
2014年4月6日のブログ

 その時の記事を振り返る。
 三囲稲荷の後、お信が夫の小吉の脚気が治るよう牛の足を撫でる、牛御前にも行ったなぁ。
 リンク先の「すみだ観光サイト」のリンクが切れているのが、残念。
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 墨堤を吾妻橋方面に歩いていくと、雲助の氏神、牛嶋神社があった。

 墨田区観光協会の「すみだ観光サイト」から写真と文章をご紹介。

「すみだ観光サイト」の該当ページ

「小吉の女房2」で思い出す、三囲稲荷や牛御前のこと。_e0337777_11115951.jpg

「小吉の女房2」で思い出す、三囲稲荷や牛御前のこと。_e0337777_11115998.jpg


貞観年間(859~879)頃、慈覚大師が一草庵で素盞之雄命の権現である老翁に会い、牛御前と呼ぶようになったと伝えられ、かつては隅田公園に北側にあったのが公園の工事のため昭和7年に現在の場所に移りました。本所の総鎮守として知られ、9月15日には例大祭が催されています。境内の「撫牛」は自分の悪い部分と牛の同じ部分を撫でると病が治るという信仰で、肉体だけでなく心も治るという心身回癒の祈願物として有名。他にも本殿前には全国的に珍しい三輪鳥居(三つ鳥居)と「狛牛」があります。


 実は、牛嶋神社には、落語に縁の深いものがあった。
 
 江戸落語中興の祖、と言われた烏亭焉馬(うていえんば)が、自ら文化7(1810)年に建てた碑である。
 
 「いそかすは(がずば) 
     濡れまし(じ)物と夕立の 
        あとよりはるる 堪忍の虹  談洲楼烏亭焉馬」

 談洲楼とは五代目市川団十郎と義兄弟の縁を結んだ焉馬が名付けた狂歌名。

 雲助が氏神とする牛嶋神社、落語に大いに縁があったのだ。
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 「小吉の女房2」は、これから天保の改革という名の、寄席などの芸能にとっては暗い時代を迎える。
  
 勝一家も、本所からの立ち退きを命じられた。


 居残り会の皆さんと、落語や散策、そして居残り会を楽しめる日が、一日も早く戻ることを祈るばかりだ。

 明けない夜はない、という言葉を、ただ信じて我慢の日々だ。

 「小吉の女房2」から、つい離れてしまったが、このドラマ、やはり良い。
Commented by 山茶花 at 2021-04-19 21:47
里見浩太朗さん主演の時代劇は私も苦手な物ばかり。主役ではないけれど「水戸黄門」は、時代劇が嫌いな理由になった程の番組。

「小吉の女房」は、小吉役の古ちんや兄上役の升さん、巾着切りの銀次役の小松利昌さんも小劇団出身。小劇団出身者は芝居が上手いです。可愛いけれど、演技はもう一つの沢口さんをうまくもり立てています。

古ちんがこの間の「有田Pおもてなす」で「『小吉の女房』は、江戸時代のホームドラマ」と言われていたとおり、ほのぼのとしたホームドラマですね。

今回もエンディングの可愛い指人形が楽しみです。
Commented by kogotokoubei at 2021-04-20 10:21
>山茶花さんへ

脇役がいいので、主役も輝く、そんなドラマの見本のようですね。
脚本も良い。
『夢酔独言』を下敷きにして、巧みに当時の時代背景を織り込んでいます。
エンディングも、いいですね。
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by kogotokoubei | 2021-04-18 19:54 | ドラマや時代劇 | Trackback | Comments(2)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛
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