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朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。

 昨日行われた朝日杯の準決勝、決勝を藤井二冠が勝利し、二年ぶりの優勝を飾ったことが、多くのメディアで報道されている。

 朝日新聞は、もちろん(?)、第一面。

 私は昨日都合があって午前中は外出し、午後は夕方からのバイトから帰って晩酌で酩酊したので、会社もバイトも休みの今日午前中、じっくりAbemaテレビで確認した。
Abemaチャンネルの該当動画

 渡辺名人との準決勝は、まさに、大逆転劇だった。

 これが、終盤、先手渡辺名人の121手目、▲8七香までの画像。

朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。_e0337777_18194931.jpg


 藤井二冠の頭の近くのAI予想は、渡辺名人の99%対藤井二冠の1%を示している。


 そして、これが後手藤井二冠の122手目、△8五歩まで。

朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。_e0337777_18231036.jpg


 AIの勝敗予想は変わらず。
 次の手は、▲8五同香を示していて、他の手はマイナス-の大きな数値となり、それ以外では逆転の可能性を示している。

 そして、渡辺名人の“魔の123手目”だ。

朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。_e0337777_18342936.jpg


 ▲8四歩・・・・・・。

 ここで、勝敗予想は、大逆転。

 一手で、こうなってしまう。

 怖いねぇ、将棋は。

 終局後の大盤を前にして、藤井二冠は、▲8五同香なら負けかなと思っていた、と述べ、負け筋をしっかり分かっていた。

 その後は、渡辺名人の攻めを誤りなくかわし、138手目で名人が投了。


 そして、昨日午後の決勝は、三浦九段との対局。

 これも転換点となる盤面をご紹介。

 後手三浦九段の80手目、△4五歩まで。
朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。_e0337777_19155182.jpg


 AI予想は、95対5で後手。

 次に藤井二冠は、AIの最善手である▲5六玉と逃げたが、勝利予想は一時98で三浦九段勝利を予想。

朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。_e0337777_19161798.jpg


 しかし、次に後手が、△5五歩をAIは最善手としていたが、マイナス評価となる△5五金と打ったため、形勢が逆転した。
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 その後、三浦九段が対局後に見えなかったと言う、▲4四銀などもあり、一分将棋でやや焦りの見える三浦九段を、藤井二冠はしっかり詰めきった。


 
 もちろん、詰将棋で鍛えた藤井二冠が、肝腎な終盤でミスなく指しきったのが勝因だが、一分将棋の難しさが鮮明だった二局だった。

 今日は午後から、ある映画を観た。

 その映画のことは、次回の記事で書くつもり。

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by kogotokoubei | 2021-02-12 20:18 | 将棋など | Trackback | Comments(0)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛
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