朝日杯藤井二冠優勝にみる、一分将棋の怖さ。
2021年 02月 12日
朝日新聞は、もちろん(?)、第一面。
私は昨日都合があって午前中は外出し、午後は夕方からのバイトから帰って晩酌で酩酊したので、会社もバイトも休みの今日午前中、じっくりAbemaテレビで確認した。
Abemaチャンネルの該当動画
渡辺名人との準決勝は、まさに、大逆転劇だった。
これが、終盤、先手渡辺名人の121手目、▲8七香までの画像。

藤井二冠の頭の近くのAI予想は、渡辺名人の99%対藤井二冠の1%を示している。
そして、これが後手藤井二冠の122手目、△8五歩まで。

AIの勝敗予想は変わらず。
次の手は、▲8五同香を示していて、他の手はマイナス-の大きな数値となり、それ以外では逆転の可能性を示している。
そして、渡辺名人の“魔の123手目”だ。

▲8四歩・・・・・・。
ここで、勝敗予想は、大逆転。
一手で、こうなってしまう。
怖いねぇ、将棋は。
終局後の大盤を前にして、藤井二冠は、▲8五同香なら負けかなと思っていた、と述べ、負け筋をしっかり分かっていた。
その後は、渡辺名人の攻めを誤りなくかわし、138手目で名人が投了。
そして、昨日午後の決勝は、三浦九段との対局。
これも転換点となる盤面をご紹介。
後手三浦九段の80手目、△4五歩まで。

AI予想は、95対5で後手。
次に藤井二冠は、AIの最善手である▲5六玉と逃げたが、勝利予想は一時98で三浦九段勝利を予想。

しかし、次に後手が、△5五歩をAIは最善手としていたが、マイナス評価となる△5五金と打ったため、形勢が逆転した。

その後、三浦九段が対局後に見えなかったと言う、▲4四銀などもあり、一分将棋でやや焦りの見える三浦九段を、藤井二冠はしっかり詰めきった。
もちろん、詰将棋で鍛えた藤井二冠が、肝腎な終盤でミスなく指しきったのが勝因だが、一分将棋の難しさが鮮明だった二局だった。
今日は午後から、ある映画を観た。
その映画のことは、次回の記事で書くつもり。
