A級順位戦、羽生九段の敗戦が、残念。
2020年 12月 27日
いろいろ、思うことがある。
緊急事態宣言を出さず、お願いだけのガースーと尾身会長の会見への怒りもあるが、ある将棋の一戦が記憶に新しい。
一昨日行われた、将棋A級順位戦の豊島竜王と羽生九段の戦いのことだ。
Abema将棋該当動画
128手で豊島竜王の勝ちになったのだが、その時点でのAI予想は、なんと、羽生九段の95%の勝ちを予想していた。

見ていて、「???」状態だった人は多いと思う。
実は、その前の羽生九段の127手目は、AIが▲8三馬で相手の飛車をとっての王手を最善手としていたのだが、▲7七金としたところで、形勢が逆転していた。

そして、この時点で、AIは、△8五歩での王手を後手の最善手とし、二番目の△6五歩は、-84ということで、ここは、△8五歩しかない、というのがAIの判断。
しかし、△6五歩と豊島竜王が打ったことで、羽生九段に思わぬチャンスがきた、と見ていて思ったのであった。
とにかく、終盤は一進一退という言葉の通り、一手ごとにAI予想が大きく変化する対局で、見ていて、こんな興奮させる対局もなかったが、最期、▲8三馬からの羽生マジックを期待しただけに、残念だ。
もちろん、勝負は人間が主役だ。
AIが全能でもない。
だから、羽生九段の127手目、豊島竜王の128手目も、それぞれの思いがあっての一手だと思う。
感想戦でどんなことが語られたか分からないが、羽生九段には、悔しい振り返りになったのではなかろうか。
長らく維持していたA級から降格の危機を迎えたが、ぜひ羽生九段には、A級に留まり、名人に復活して欲しい。
「自分の言葉で語ることができなかった。政治家自身のメッセージを発することができなかった。それが最悪だったと思います。」と答えております。
