羽生の復活は、あるのかー「将棋世界」12月号より(2)
2020年 12月 23日

将棋連盟発行の「将棋世界」12月号から二回目。
前回は、竜王戦第五局のことにスペースを割いて、「Photo 羽生善治 五十歳の境地」のプロローグ部分しか紹介できなかったので、その続きから。
田名後健吾編集長と羽生は、羽生の五十歳の誕生日の翌日、9月28日に等々力渓谷を散歩した。
この特集には、その時の羽生の写真がたくさん掲載されている。
スーツにネクタイ姿というのが、この人らしさなのかもしれない。
和服とスーツ以外、カジュアルな恰好の羽生善治って、記憶がないなぁ。
引用する。
羽生善治にとっての「五十歳の境地」とは何だろうか。若い世代から受ける新しい感性の刺激。AIが提示する未知の将棋への好奇心。それらと向き合っていくことからの10年に、胸を躍らせているのではないか。きっとそうに違いない。
私も、そう思う。
実は、昨日の棋聖戦第二次予選で、羽生は若い力に勝ち、予選の決勝進出を決めた。
Yahooニュースから引用。
Yahooニュースの該当ページ
永世棋聖・羽生善治九段(50)若手実力者・高見泰地七段(27)を降して棋聖戦二次予選決勝進出
松本博文 | 将棋ライター
12/22(火) 17:50
12月22日10時。東京・将棋会館において第92期ヒューリック杯棋聖戦二次予選▲高見泰地七段(27歳)-△羽生善治九段(50歳)戦がおこなわれました。
10時に始まった対局は17時27分に終局。結果は110手で羽生九段の勝ちとなりました。
羽生九段は二次予選決勝で森内俊之九段と対戦します。
頑張っているのだよ、羽生九段。
二次予選二組の決勝で戦うのは、45歳の久保九段。
そして、その決勝に勝つと、やっとベスト16で決勝トーナメント。
そのトーナメントに勝って、ようやく、藤井棋聖と戦うことができる。
道のりは長いが、羽生と藤井での棋聖戦を期待したい。
紹介した「Photo 羽生善治」は、写真が中心なので、紹介した文章の後は短い。
次に紹介したいのは、羽生と藤井が今年9月22日に行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグでの戦いに関する記事。
「横歩取りは 勇者に微笑む」と題する観戦記。
筆者の雨宮知典は、次のように書き始めている。
藤井二冠、敗れるー
当日中に各種メディアで、あふれるように速報が出た。
おいおい。注目の王将リーグといったって、何が決まるわけでもない初戦だぞ。それがこんなニュースになるとは驚きだ。
羽生に初めて負けた?
いくら勝率八割以上でも、十割じゃないから。やってりゃ負けることもあるさ。
そもそも将棋ってのは・・・・・・あれ?
自分は何をひねくれているんだ。羽生七冠フィーバーのころ、やけに冷ややかなおじさんたちを見て、ああなりたくないなと思っていたのに。
新しい状況を素直に受け入れなよ。
そんな声が、聞こえてはいる。分かっちゃいるさ。でも、受け入れるって、負けたことじゃないのかい?
考えすぎさ。負けだとしたって、また勝てばいいじゃないか。
分かっちゃいるさ。でもなあ・・・・・・。
なかなか楽しいプロローグ。
この記事については、次回ご紹介したい。
さて、明後日25日には、名人戦の予選となるA級順位戦で、現在3勝2敗の豊島竜王と、2勝3敗の羽生九段の対戦がある。
これも、目が離せない。
豊島竜王は、当の羽生九段との竜王戦を4勝1敗で勝利しタイトル戦を初防衛したし、A級順位戦でも、全勝だった斎藤慎太郎八段を破っている。
そして、羽生九段は、昨日、台頭する若い力に屈することのない強さを見せてくれた。
今、将棋が、本当に熱いのだ。
さぁ、昨日と今日、バイトは夕方から夜のシフト。
我が家のシーズー、ユウの散歩をしてからバイトだ。
