感染も内閣の無能病レベルも、ステージ4である!
2020年 12月 07日
旭川では、二つの病院がクラスターとなり、自衛隊に医療スタッフの支援を要請するようだ。
朝日新聞より。
朝日新聞の該当記事
コロナ急増の旭川市、自衛隊派遣要請で調整 北海道
12/6(日) 21:10配信
新型コロナウイルスの感染者が急増している北海道旭川市が、自衛隊の災害派遣要請を検討していることが6日わかった。市が道を通じて自衛隊に要請する方向で最終調整している。旭川市では2病院を含む8カ所でクラスター(感染者集団)が発生し、医療スタッフ不足が深刻化。そのため、自衛隊に看護師ら医療スタッフの派遣を求める。
関係者によると、6日に鈴木直道知事と西川将人市長が電話で会談した。すでに市側は道に24人の看護師派遣を要請していたが、道内各地の医療体制も厳しく、派遣は難しい状況とされていた。そのため会談では、自衛隊法に基づく災害派遣要請を行うことで一致したとみられる。近く、西川市長が鈴木知事に正式要請する方向だ。
旭川市で発生したクラスターでも深刻なのが2病院だ。11月6日、重篤な高齢の入院患者が多い吉田病院でクラスターが発生し、感染者は他病院に順次転院した。その後の11月下旬、感染者の受け入れ先で市の基幹病院の旭川厚生病院でもクラスターが発生した。
災害派遣要請という苦肉の策に至ったのは、他の地区の病院も、崩壊寸前で支援どころではないからだ。
感染患者に対応する病院の状況が逼迫したら、他の疾病や事故による患者は、当然他の病院が対応することになるから、結果として、すべての病院が医療崩壊への道を歩んでいるのである。
時事ドットコムに、各地の病床の使用率の記事があったので、ご紹介。
時事ドットコムの該当記事
ステージ3相当、18都道府県 兵庫65%・大阪56%―コロナ病床使用率
2020年12月04日21時48分
厚生労働省は4日、新型コロナウイルス感染者用の病床使用率(2日時点)について、18都道府県で25%以上になったとの集計結果を公表した。感染拡大が2番目に深刻な「ステージ3」(感染急増)の水準に達したことを示しており、1週間前(11月25日時点)の15都道府県から拡大した。兵庫県(65%)、大阪府(56%)などで特に深刻化している。
使用率の計算時に分母となる病床数には、すぐには使えない病床も含まれていることがあり、実際の医療逼迫(ひっぱく)度合いは数字より厳しいとみられる。
使用率が最も高かったのは兵庫で、重症者急増を受け独自基準の「非常事態」を宣言した大阪が続いた。他に北海道(52%)、三重(50%)が50%を超え、埼玉・沖縄47%、群馬・愛知43%、東京42%などが続いた。
前回11月25日時点で25%以上だった15都道府県に、茨城、岐阜、愛媛が新たに加わった。
4日時点で過去最多の505人となった重症者用の病床使用率は、6都府県で25%を超えた。大阪が57%で最も高く、東京と沖縄49%、愛知43%などだった。神奈川は病床使用率は23%だったが、重症者用は30%に達した。
時事ドットコムの記事の元となった厚労省の発表は、次のページからPDFをダウンロードできる。
厚労省サイトの該当ページ
PDFからExcelデータを作り、病床の使用率をグラフ化してみた。12月4日発表、12月2日時点の状況だ。

病床使用率25%以上を赤、20%~25%をオレンジにした。
50%を超えている大阪府と兵庫県は、分科会指標でもステージ4だ。
他の赤の都道府県でも早急に対策が必要で、これらの地域では他の病院も大変な状況にあると察するべきだろう。
知られているように、COVID-19の感染患者には、複数の医師、看護師が対応に当たる必要がある。
そして、重い防護服を出入りの際に着ては脱ぎ、脱いではまた着るという手数のかかる仕事に明け暮れる。
心身ともに厳しい日々が続き、多くの病院で看護師が辞めていく実態が明らかになっている。
重症者用病床使用率も大事だが、他の患者への影響も考えると、感染者全体で病床がどれほど使用されているかを見る方が大事ではないかと思う。
軽い症状の方も、その後に重症化することもあるのだから。
あらためて、8月に政府の分科会が作成した4つのステージ&6指標を確認。

病床の使用率のステージ4の指標が、「最大確保病床の50%以上」などとなっているが、すでに医師も看護師もぎりぎりの対応をしている状態では、まったく現実感のない指標だ。
現在の病床の25%以上が使用されているステージ3レベルから対策を講じないと、ステージ4はすぐ先にある。
また、10万人当たり一週間の感染者数を、朝日新聞の特設サイトで確認し、15人以上を赤枠、10人以上15人未満をオレンジで囲ってみた。
朝日新聞特設サイト

大阪のみ25人超えだが、大阪と兵庫間を通勤を含め行き来する人が多い以上、個別ではなく、併せてステージ4相当として対策を施す必要があると思う。
ウイルスは、県境で止まる術を知らない。
この状態は、全国で一斉にこれ以上の感染拡大を阻止する対応をすべき段階だ。
都道府県知事の判断や地域予算での補償などで食い止めるレベルを超えている。
全国的に人の移動を止めることが、ウイルスの移動を止めるという当たり前のことが、今の政府では分からないらしい。
Go Toなんで、論外。
時事ドットコムから、医療崩壊を告げる記事を引用する。
時事ドットコムの該当記事
迫る医療崩壊、現場悲鳴 「ベッド空かず」「看護師不足」―限界寸前・新型コロナ
2020年12月06日07時05分
1日の感染者数が連日2000人を超え、猛威を振るう新型コロナウイルスの「第3波」。大阪では非常事態を示す「赤信号」が点灯されるなど、各地で医療崩壊の危機が叫ばれる。医療現場では、「常に満床だ」「看護師が足りない」と限界を訴える声が上がる。
「退院でベッドが空いてもすぐ次の患者が来る。いっぱいいっぱいだ」。主に軽症の感染者を診る東京都杉並区の河北総合病院では、30床あるコロナ患者用病床がほぼ満床の状態が続く。感染対策で病室を分けるため、実際は全体の2割に当たる76床分を割いており、設置数は限界。杉村洋一院長は「これ以上増えれば、入院を断らざるを得なくなる」と苦々しげに話した。
重症化した患者が移される拠点病院も切迫する。東京医科歯科大病院(文京区)では、入院の長期化で8床ある重症者用ベッドが空かず、受け入れに支障が出ている。内田信一院長は「本来2週間程度で病状が改善するが、高齢者が増え、なかなか良くならずベッドが回転しない」と話す。
重症者のケアには通常の集中治療室の約4倍の人手が必要。スタッフ数で逆算すると8床がぎりぎりだ。内田院長は「手を尽くしても良くならず亡くなる。この状態がいつ終わるかも分からず、ストレスは大きい。この体制がいつまで持つか」と悩みを打ち明けた。
感染者の高止まりが続く北海道では、一般患者への診察にも影響が出ている。クラスター(感染者集団)が発生した札幌市の病院では、感染した看護師らの離脱が相次ぎ、救急対応の制限や約2週間の外来診療休止を余儀なくされた。通院患者には原則、対面診察を行わず、薬の処方箋だけを渡している。コロナ病床も深刻で、担当者は「人繰りが厳しく、もう受け入れられない」と悲鳴を上げ、綱渡りが続く。
救急搬送も窮地に立つ。札幌市消防局では、感染者が増えた10~11月、病院3カ所以上から受け入れを断られた搬送患者が前年の倍以上の724人に上った。感染増などによるベッド不足に加え、院内感染のリスク回避で発熱者の受け入れを渋った病院もあったとみられる。9回以上も搬送拒否された患者も63人いたといい、担当者は「1分1秒を争う状況もあるのに」と危機感を募らせた。
救急車のサイレンが鳴る。
果たして、その患者は、コロナ感染者なのか、別の疾病か、それとも事故による怪我なのか。
行き着く先の病院は、受け入れてもらえるのか、どうか。
そのサイレンを、心細く聞いている入院患者も多いだろう。
もし、自分より重症者が入院することになれば、自分の病床は確保できるのか。
それとも、別の病院に移されるのか。
また、感染して入院している人や、他の疾病や怪我で入院している人も含めて、医師や看護師の不足で、満足な入院生活を送っていないと想像すべきだろう。
「感染対策をして、旅行してます」とか「手洗い、アルコール消毒して、外食してます」とか言う人々がテレビ画面に映されているのを、病床にいる人々が、どんな思いで見ているのか。
永田町も霞が関も、口先ばかりではなく、強い危機感を持て、と言いたい。
多くの地域がすでにステージ4レベルかその寸前にある。
もう爆発的に感染しているのは、データが物語っている。
現官房長官が、それらの指標がステージ4になったからと言って、すぐに緊急事態を宣言するわけではない、と前任者同様に人間味のまったくない表情で言っているが、では、いったいどうなったら、緊急事態と認識するのか。
この内閣、いわば、無能病とでも言う病に侵されているのではないか。
感染のレベルもステージ4なら、菅内閣の無能病のレベルも、ステージ4である。
Go Toは即時中止、緊急事態宣言を出すべきである。
政治家としての適性もなく、真っ当な人間としての了見もありませんね。
