8月13日は、桂枝雀の誕生日。
2020年 08月 13日
とにかく、暑い。
こういう日は、家で涼むに限る。
夕方からのバイトなので、家にいる。
今日、8月13日は、二代目桂枝雀の誕生日。
昭和14年8月13日生まれ。
存命だったなら、81歳。
この暑さで、枝雀の『青菜』を思い出した。
柳蔭を飲んで、打ち水をして、涼みたい気分だから。
以前に書いたことがあるなぁ、と調べたら、七年も前に小佐田定雄さんの本から紹介していた。
2013年9月16日のブログ
暑いので(?)、手抜きをさせてもらい、以前の記事から、興味深く、また楽しい逸話を再度、ご紹介。

小佐田定雄著『枝雀らくごの舞台裏』(ちくま新書)
『雨乞い源兵衛』や『幽霊の辻』を枝雀のために創作した小佐田定雄さんによる本書は、枝雀ファンにとって必読者であろう。ちくま新書で2013年9月10日の初版発行。
短い「第一章 持ちネタの変遷」には、六十席に絞っていたネタの内容の変遷と、満六十歳の平成11(1999)年10月に予定していた一日三席を二十日口演する“幻”の「枝雀六十席」のネタが紹介されている。
本書の内容のほとんどは「第二章 枝雀精選48席—演題別につづる舞台裏噺」である。
最初の『青菜』から、初めて知った著者の新作『おもいでや』まで、48作にまつわる枝雀の“裏噺”の、『青菜』から。
なお、太字は管理人。
前半、植木屋が旦那にご馳走してもらうくだりで、柳蔭を一口のんで味醂が入っていることを知り、「小さい時分にお婆さんに連れて行かれた甘酒茶屋で、味醂をねぶらせてもらった」という想い出話を披露したりしているし、全体に肉が付いている。こういう、ストーリーには直接関係ない会話で、噺の世界をより克明にすることを枝雀さんは「生活する」と称して大切にしていた。
枝雀さんが落語についてアイデアを書きとめていた「枝雀ノート」を見ると、枝雀さんは冒頭の旦那と植木屋の会話に、もっと「生活」をプラスしようとしていたことがわかtる。「ノート」では、植木屋がひと仕事終えたところに、外出していた旦那が帰宅するところから始まる。縁側に腰を下ろした植木屋が旦那に語りかける。
「旦さん、お帰りでございますか。暑うございましたやろ。いやァ、ここ四、五日の照りつけやみな、ただ事やございませいで。ご用事は遠い所でございましたンか。私で用が足りましたら私が参りましたのに。もちろん、そうは参りまへんねやろけど、ま、たいていやおまへんわな。私が申しますのも何でおますけど、どうぞ一息ついておくれやす」
それを受けて旦那が、
「いや、おおきにありがとう。ええ、ま、さほど遠いとこでもありゃあせんねやけど、夏のお天道さんは身ィに毒じゃちゅうで、片蔭を片蔭をととって来たつもりやが、やっぱり一寸こたえたなァ。いや、呼び止めたンは他やない。よかったら一杯やってもらおと思うて」
これだけの会話をプラスすることで、植木屋は旦那のことを慕い、旦那も植木屋に対する「いつもご苦労さん」という感謝とねぎらいの心を持っていることがより明瞭に伝わってくるようになる。
私が持っている音源の一つには「お婆さん」の逸話が含まれているが、旦那が帰ってきたばかり、という設定ではない。常に枝雀は厳選した六十のネタを磨き続けたのだろう。
打ち水、ゴーヤのグリーンカーテンなどの暑さ対策が、つい一年前くらいに話題になったような気がする。
一年後の真夏の五輪に関連してだったはず。
ところが、今の話題は・・・・・・。
やはり、日常ではないのだなぁ。
もし、枝雀が生きていたら、今の日本の状況について、どう言うだろうか。
「できれば、外に出んことです。もし、出んならんのやったら、せいぜい、片蔭を片蔭を・・・・・・」
なんて言う、枝雀の声が、聞こえてきそうだ。
答えは、ここに書くのは止めておきましょう。
何度かここにも書きましたが、米朝さんや枝雀さん、吉朝さん、歌之輔さんがご存命だった時は、このお盆の時期に「米朝一門の夏祭り 米朝一門会」と称して、西梅田のサンケイホールで行われていました。
枝雀さんの「夏の医者」や「蛇含草」「雨乞い源兵衛」等季節の噺を聞いた記憶が。先取りで秋の噺「八五郎坊主」も聞きました。
他にザコビッチの「青菜」、吉朝さんが何故かこの時期に「池田の猪買い」、この時期ならではの「遊山舟」、歌の輔さんの「善光寺 骨寄せ(お血脈)」、米朝さんの「足上がり」等が思い出されます。
お久しぶりです。
サンケイホールは、米朝一門の聖地ですね。
皆、懐かしい名前、となってしまいました。
お盆、枝雀は帰ってきて、今年の日本の状況に驚いていることでしょう。
毎日暑い日が続きます。
山茶花さんもお体ご自愛ください。
これと違いますがコント「ひとみばあさん」のひとみさんにはモデルがいたことは知られています
新宿二丁目居酒屋ひとみのひとみさんが声が震えたりあんな感じだったとは
> そのギャグ、「変なオジサン」じゃないですよね・・・
「変なおじさん」のセリフ「だっふんだ」なんだそうです。枝雀さん演ずる「ちしゃ医者」に登場する藪医者の咳払いが「ダッフン」だったらしく、それを見た志村さんが使われたらしいです。↓12分頃です。
https://youtu.be/I06rWKhbUGU
体操選手だった森末さんは、試合前に眠れず睡眠導入剤を処方して貰っていたものの、効きづらくなってきて困っていた時に枝雀落語でリラックスして眠れる様になったという話は、「枝雀寄席」にゲスト時話しておられました。
色々な人に影響を与えて居られます。
「だっふんだ」でしたか!当てずっぽうって怖いな(笑)
もしかすると「アイーン」かな?と推量していたんですが(汗)
小言幸兵衛様へ
NHKの「花の落語家五人衆」に上方から一人だけ選出され、
談志や圓楽の強烈な個性の中、遠慮がちだった姿を憶えています。
ああ、この世にあるは小朝一人!
