陽性者も、入院治療を必要としている人も、急増している。
2020年 07月 26日
加藤厚労相や尾身さんの話は、もう結構。
東京都医師会尾崎会長の話を聞いているフリでメモを取るフリの加藤や、感染時期だろうが診断時期だろうが、確実に感染が急増しているグラフを前に、感染時期が大事と言うが、危機感をまったく感じない尾身さん。
途中でチャンネルを替えた。
その前には、TBSサンデーモーニングで田中秀征の正論を聞いていた。結構、気分がスッキリした。
さて、厚労省サイトから、データをダウンロード。
厚労省サイトの該当ページ
5月1日~7月21日のPCR検査まで、いつものように、PCR検査を機関別の積み上げ縦棒、陽性者数を二日スライドし折れ線グラフにした。

PCFR検査数は、7月17日に18000件を超えて最多となったが、まだ、たった18000件。
陽性者数は、900人を超え、1000人が目前だ。
厚労省のオープンデータには、「入院治療を要する者」というデータも含まれる。
「Go To トラベル」見切り発車の理由として、安倍総理や菅官房長官が、医療は逼迫していないと言っていた。
しかし、7月22日の記事で、東京都のモニタリング委員会で杏林大学医学部の山口芳裕教授が、また国会の閉会中審査で児玉龍彦東大名誉教授が、このままでは大変なことになると強い危機感を表明したことを紹介した。
さて、5月1日から7月24日までの、グラフがこれだ。

5月初旬の1万人超えまでではないとしても、6000人近い人が、入院治療を必要としている。
そして、入院を必要とする人も、必ずしも入院できていない状況は、最近のメディアで何人もの医師が説明している。
感染対策をしているというステッカーを貼っていれば、安全なのか・・・・・・。
繁華街に出向いて会食をしたらマスクは外すし、酒を飲めば、つい大きな声を出すだろう。
緊急事態宣言が出ていないから安全と誤解している者は、若者中心に繁華街にあふれ出る。
そして、市中感染で高齢者の感染も増える。
これ、データが物語っているし、誰が考えても分かることだ。
陽性者が全国で1日で1000人を超え、入院治療を要する人が10000人を超えるのは、今日か明日か。
データを情報として読み取り、的確な判断をする。最優先は国民の生命。補償もしっかり迅速に行う。
台湾やニュージーランドには、そういうリーダーがいる。
しかし、日本にはそういう資質と品格のあるリーダーがいないことで、国民の生命が脅かされている。
医療が崩壊し、感染者が街にあふれだしたら、経済どころではない。
コロナとの戦いが長期戦である以上、経済政策も長い目で見なければならない。
8月からの開始予定を本来は延期すべき状況であった「Go To トラベル」を、思いつきのように東京都だけを除外して前倒しする愚行を犯した国の責任は、あまりにも重い。
今日の日曜討論などでは、若者は重症者化しない論が主流でしたね。
もし重症化しなくても、高齢者への感染源になることだって問題。
すでに、中高年者の陽性者数も増加基調。
危機的状況です。
今週は出勤日数多く不安が増します できる限り早く戻ろう一撃離脱です
相撲協会、国技館、親方・力士と多数のスタッフが努力し開催する七月場所
阿炎は場所中にもかかわらずタニマチと会食したのがばれて休場
休場中の他力士も同席していたそうでつける薬がない
エクセルでダウンロードできますから、グラフ化は難しくありませんよ。
私も明日出社なので、また、緊張感が高まります。
プロ野球、相撲、MLBを観て、日常に戻りつつあると錯覚しそうですが、勘違いしてはなりませんね。
旅行だって、恐る恐るでは、楽しくないと思いますが、行く人は、行く。
やはり、Go To 中止、緊急事態宣言が必要です。
緊急事態宣言出さない現状で通勤者を減らすのは実効あるとは思いますが。
70%だと隔週で1日出勤、2日出勤ペースの出勤になります。
