今年のマイベスト十席(1)
2019年 12月 28日
今年行けた寄席・落語会は、総数18。一月平均、1.5回か・・・・・・。
年間50回以上も行った頃にに比べると、激減。
しかし、ほぼ週三日出勤の会社と、それ以外の日の多くは某飲食チェーンでバイトの身では、それもしょうがない。
そのバイト、昨日から30日まで四日連続でシフトに入っている。
今日も、これから行かなきゃ。
とは言うものの、できれば月二回位は生の落語を聴きたいものだ。
今年それぞれの高座を聴いた後に選んだ、マイベスト十席候補ならびに寄席の逸品賞候補は、次の通り。また、特別賞候補も、ある。
(1)柳家小満ん『天狗裁き』
>柳家小満んの会 関内ホール(小ホール) 1月21日
(2)春風亭一朝『宿屋の富』
>立川左談次を偲ぶ会 お江戸日本橋亭 2月11日
(3)五街道雲助『付き馬』
>立川左談次を偲ぶ会 お江戸日本橋亭 2月11日
(4)三遊亭兼好『夏泥』
>柳家喬太郎プロデュース とみん特選寄席 紀伊国屋ホール 2月26日
*寄席の逸品賞候補
(5)林家正楽 紙切り 「ボヘミアン・ラプソディ」 with恩田えり
>柳家喬太郎プロデュース とみん特選寄席 紀伊国屋ホール 2月26日
*特別賞候補
(6)柳家喬太郎『掛取万歳』
>柳家喬太郎プロデュース とみん特選寄席 紀伊国屋ホール 2月26日
(7)柳家小満ん『らくだ』
>柳家小満んの会 関内ホール(小ホール) 3月16日
(8)桂南なん『反対車』
>新宿末広亭 三月下席 夜の部 3月24日
*寄席の逸品賞候補
(9)柳家権太楼『人形買い』
>新宿末広亭 四月下席 昼の部 4月29日
(10)柳家喬太郎『任侠流山動物園』
>新宿末広亭 四月下席 夜の部 4月29日
(11)春風亭一花『やかん』
>国立演芸場 五月中席 四代目圓歌襲名披露興行 5月15日
*特別賞候補として。
(12)古今亭菊志ん『野ざらし』
>国立演芸場 六月上席 6月9日
*寄席の逸品賞候補
(13)柳亭左龍『鹿政談』
>国立演芸場 六月上席 6月9日
*寄席の逸品賞候補
(14)むかし家今松『柳田格之進』
>国立演芸場 六月上席 6月9日
(15)柳亭小燕枝『長短』
>池袋演芸場 六月下席 昼の部 6月30日
*寄席の逸品賞候補
(16)柳家勧之助『中村仲蔵』
>池袋演芸場 六月下席 昼の部 6月30日
(17)古今亭志ん輔『唐茄子屋政談』
>鈴本演芸場 七月上席 7月7日
(18)露の都『堪忍袋』
>新宿末広亭 八月下席 8月23日
(19)春風亭一之輔『夏泥』
>新宿末広亭 八月下席 8月23日
*寄席の逸品賞候補
(20)林家染二『菊江仏壇』
>雀三郎・染二 ふたり会 繁昌亭 9月8日
(21)柳亭市馬『穴泥』
>余一会 市馬・三三 二人会 新宿末広亭 10月31日
(22)柳家三三『居残り佐平次』
>余一会 市馬・三三 二人会 新宿末広亭 10月31日
(23)柳亭小痴楽『宿屋の仇討』
>真打昇進披露興行 国立演芸場 11月15日 夜の部
(24)桃月庵白酒『百川』
>池袋演芸場 十一月下席 昼の部 11月27日
(25)柳家小里ん『にらみ返し』
>新宿末広亭 十二月下席 昼の部 12月25日
*寄席の逸品賞候補
同じ噺家さんから一席に絞るという内規(?)がある。
重複は、小満んと喬太郎。
小満ん、やはり、横浜の会の最終回となった三月の『らくだ』かな。
終演後に、著書にサインをしていただいた思い出の会でもあった。
喬太郎は、プロデューサーでもあった「とみん特選寄席」の『掛取万歳』かな。
ということで、マイベスト十席は、十四席の中からの選択となった。
少ないから楽か、というと、そんなことはないのだよ。
しかしマイベスト十席の前に、まず、寄席の逸品賞や特別賞を発表。
<寄席の逸品賞>
◇上半期
桂南なん『反対車』
>新宿末広亭 三月下席 夜の部 3月24日
“弱々しい車屋と元気な車屋の対比の妙と、秩父から京都までスケールの大きな名高座!”
2019年3月25日のブログ
最初の弱々しい車屋は、南なんだから、ピッタリだし、二人目の元気者のパワーも凄かった。芸協の寄席には欠かせない人。
◇下半期
柳家小里ん『にらみ返し』
>新宿末広亭 十二月下席 昼の部 12月25日
“師匠小さんの芸の継承、見なきゃ分らない、表情の至芸!”
2019年12月26日のブログ
聴いたばかり、ということもあるが、生で見なければ分らないあの芸は、しばらく忘れないに違いない。
次に特別賞。
<高座と下座さんの即興大賞>
林家正楽 紙切り 「ボヘミアン・ラプソディ」 with恩田えり
>柳家喬太郎プロデュース とみん特選寄席 紀伊国屋ホール 2月26日
最後、五つ目のお題が「ボヘミアン・ラプソディ」だった。記事では、このように書いていた。
なんと言っても最後の作のご注文の後、下座がすぐ「We Will Rock You」を演奏。2019年2月27日のブログ
恩田えり嬢、やるねぇ。太鼓は、たぶん、小辰だろう。
客席も拍手で応える。
この日の会場、客同志の一体感があったなぁ。
また、正楽師匠の、フレディー・マーキュリーとブライアン・メイも、良かったねぇ。
なかなか、あれほど当意即妙な下座さんの芸も見られないし、客席も自然に反応したなぁ。
<新人賞>
春風亭一花『やかん』
>国立演芸場 五月中席 四代目圓歌襲名披露興行 5月15日
2019年5月16日のブログ
いちはな、と読む。
実は、この日の圓歌襲名披露興行で、もっとも印象に残った高座。
三代目金馬の型を踏襲していると思うが、講釈場面のリズムも良かった。
女流落語家が増えているが、先輩たちより、昨年二ツ目になったばかりのこの人に注目している。あの日の顔ぶれの中でのこの高座、新人賞に値する。
さて、次の記事で、マイベスト十席を発表しますよ。
金持ちだという法螺噺が可笑しくて(志ん生が貧乏だったせいか)、笑いだしてしまいました。
2月の記事を再読しますと、一朝の法螺も相当なものですね。
さて、本年も様々なご教示、ありがとうございます。よいお年をお迎えください。
