人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2019年6月、北海道への帰省(4)

 昨日、無事帰宅。 

 さて記事のほうは、まず一昨日25日の午後のこと。

 まず、近くの「道の駅」で、ちょっとした買い物をしていた。

 「だて歴史文化ミュージアム」と「道の駅」は、同じ敷地内にある。

2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_09531278.jpg

          道の駅。
2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_09533848.jpg


 買い物は、家へのものも少々と日曜のテニスの後にクラブハウスで仲間と食べるための酒の肴、そして、両親と一緒に食べるつもりのお茶菓子。

 これが懐かしいお菓子、草太郎の「よもぎ饅頭」と「べこ餅」。

2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_09070233.jpg


 「よもぎ饅頭」は、お店のサイトで紹介されているように、平成19年、苫小牧での全国植樹祭にいらっしゃった当時の天皇・皇后両陛下に献上されたお菓子。
室蘭銘菓「草太郎」のサイト

 「べこ餅」は、北海道で端午の節句のお菓子。

 どちらも、子どもの頃食べた、懐かしい味。
 両親も、ちょうど良いお茶の供ができたと喜んでいた。
 
 それから、ちょっとした散策。

 24日に豊浦へディーゼル車で行った際、「大人の休日倶楽部」を利用して旅行中の方に出会い、“海に近い駅“で有名(?)な「北舟岡駅」や、今や“秘境の駅“として知られる「小幌駅」を訪ねる予定であることをお聞きしたことは書いた通り。

 母親にそのことを話したら、「北舟岡駅」なら近いから、駅舎も綺麗になったらしいから行っておいで、と言われた。

 ということで、夜に中学の同級生と会うまではたっぷり時間があるので、散策に行った次第。

 室蘭本線の「北舟岡」「伊達紋別」そして「小幌」あたりの路線図を、マピオンからお借りした。
Mapionの該当ページ

2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_10152546.jpg



 母は、家から伊達紋別の駅までと同じような距離、と言っていたが、後で調べたら、実家から伊達紋別駅まで1.7km、北舟岡までは、ちょうど倍、3.4kmであった^^

 汗を拭きながら辿りついたのが、その北舟岡駅。もちろん(?)無人駅だ。

2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_10184420.jpg


2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_10201417.jpg


 ホームをつなぐ跨線橋に、カメラを構えた人が見える。
2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_10191463.jpg

 私も跨線橋に登った。

 函館からいらっしゃったお友達三人とのこと。
 「撮り鉄」さんだろう。


 陸橋から、西側の光景。

 少し曇っていて、有珠山がよく見えないが、駅と海との距離感はお分かりになるだろう。
2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_10174584.jpg


 少しして、特急の北斗が来た。
2019年6月、北海道への帰省(4)_e0337777_10194795.jpg


 結果として、次の日、私はこの北斗で新千歳空港に向うことになったのだ。

 Wikipedia「北舟岡駅」にあるように、この駅名にも、開拓の歴史が息づいている。
Wikipedia「北舟岡駅」

当駅の所在する地名に「北」を付した。この「舟岡」地区は、仙台藩船岡領(現在の宮城県柴田郡柴田町にあった)柴田家中の人々が1870年(明治3年)頃に入植したことから付けられた地名である。現在も東北本線に船岡駅がある。

 高校時代、通学のために毎日汽車(高校二年まで、SLで通っていた)の中から見た駅なのだが、まさか、「鉄ちゃん」たちが訪れる駅になろうとは、思いもしなかったなぁ。

 さて、また3.4kmあるいて実家へ戻り、一息。

 夜は、居酒屋さんで、中学の同級生たちと久しぶりに昔話に花を咲かせた。

 昨年は、入院中だったA君も、義足をつけ、杖をつきながら来てくれた。
 
 中学時代はあまり話したことのなかった別の組の女性が紅一点で参加。
 そのA君が、中学の時、徒競走の選手として、私がA君を推薦してくれた、と語る。
 柔道部所属だったが、足は速かったと語るが、私を含め誰も信じない^^
 
 幼稚園の話も出たなぁ。
 私は、どうも幼稚園が嫌いで、たぶん二、三日しか通っていないはず。
 他の同級生は、しっかり卒園したらしい。偉い^^
 S君の話では、運動会にだけで私が出ていたらしい。親子の徒競走で、私と父、S君と彼のお父さんが一位を争ったと語る。よく覚えているねぇ。
 そのS君のお父さんも、今は施設でほぼ寝たきりとのこと。

 今を語ると、なかなか笑えることばかりではないが、昔の話では、大いに笑ったなぁ。

 二次会は、近くで同級生のお兄さんが経営するカラオケスナック。

 そこには、多くの同級生が顔を出すらしく、いろんな人の逸話が、酒の肴。
 
 日付変更線を超えたことに気づき、後ろ髪を引かれながらもお開き。
 お店のマスターが車で皆を送ってくれた。

 なんと、両親は、寝れなかったと待っていてくれた。

 いつまでも、心配をかける倅であった^^

 シャワーを浴びてから出かけていたので、すぐに寝た。

 こうして、ちょっとした“旅”と同窓会の日は暮れたのでありました。

 昨日の最終日、JRでの移動、新千歳駅からの帰宅については、次の最終回にて。
Commented by saheizi-inokori at 2019-06-27 15:51
半世紀?もあっという間に飛び戻って、そりゃあ後ろ髪ひかれますね。
Commented by kogotokoubei at 2019-06-27 16:10
>佐平次さんへ

そうです、ほぼ半世紀前のことです。
少ない後ろ髪(前、よりはあるけど^^)を引かれました。
刺身も焼き鳥も美味かったのですが、写真など撮る気もなく、やたら話していました。
また、皆、よく覚えているんですよ。

Commented by 寿限無 at 2019-06-27 16:27 x
いい旅でしたね。
ところで、北海道では小学校の給食は脱脂粉乳でなく牛乳だったでしょうか。
それに運動会のときのはアイスクリームが配られた、
と北海道出身の知人が申しているのですが、
どうだったでしょうか。
Commented by kogotokoubei at 2019-06-27 17:27
>寿限無さんへ

そうそう、25日の同級生との話題の中にも、給食のことが出ました^^
たぶん、小学六年生から、給食が始まったはずです。
給食センターが出来たのが、その頃なんです。
脱脂粉乳は、飲まずに済みました。
なぜなら、伊達には雪印の工場がありますから、牛乳には困らなかったのです。
運動会で、アイス・・・・・・。
私の記憶にはないですが、同級生の中には、「あった!」と言う人がいるかも^^
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by kogotokoubei | 2019-06-27 12:47 | 小さな旅ー2019年6月、北海道への帰省 | Trackback | Comments(4)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛