つい、第一巻を買ってしまったー「昭和の名人-極めつき-古今亭志ん生」。
2019年 02月 11日
「いだてん」の影響は、小さくないなぁ。
さて、先日、つい買ってしまった落語のCDについて。
小学館から、またCD付きマガジン「昭和の名人」の新シリーズ「極めつき」というのが、始まった。
小学館サイトの該当ページ
書店で、棚積みになっていた志ん生の第一巻、迷った末に、買ってしまった。
私が撮った表紙写真、見事にハレーションあり^^
すべて、NHKラジオ第一で放送された音源。
まず、持っている音源とは別の『火焔太鼓』(昭和36年12月7日放送)、まったく持っていない『猫の皿』(昭和35年12月1日)、そして、鴨下晁湖との対談(昭和40年1月19日)という内容と、特別価格700円(+税)に、魅かれた。
『火焔太鼓』のNHKラジオでの放送日昭和36年12月7日は、あの野球チームの優勝祝賀会で倒れる8日前。保田武宏さんの本『志ん生の昭和』で確認すると、昭和36年11月17日の第29回東京落語会の高座。
ちなみに、私が持っているのは、昭和31年9月にニッポン放送で流れたもの。
マクラが実に楽しい。道具屋での客と店主との値引き交渉のやりとりなどは、実体験に基づいているような気がする。
『猫の皿』は、マクラが半分以上あるので、本編は十数分。それで、しっかりと噺になっている。決して早口ではない。流石だ。
鴨下晁湖との対談は、初めて世に出るとのことで、こちらも購買動機のひとつ。酒の呑み方についての話など、なかなか興味深い。
解説などを含む小冊子を含め、十分に投資価値(?)はあった。
第二回目以降は1200円(+税)のようだ。
内容次第では、また買うかもしれない。
毎晩聴いて飽きません。