NHKのBS時代劇「小吉の女房」は、おもしろい。
2019年 01月 14日
だからなおさら比較しやすいのだが、ドラマとしては、「小吉の女房」が数倍、面白い。
NHKサイトの該当ページ
まず、勝小吉役の古田新太が、落語用語(?)で言えば、ニンである。
女房役の、沢口靖子も、久しぶりにテレビで見たのだが、いいねぇ。
連続ドラマとしては遺作となる、江波杏子さんの味のある演技も楽しみ。
勝海舟の父、勝小吉を描いた本は、何冊かある。
何と言っても、本人の『夢酔独言』が、失敗談も含めたなんともあけすけな本で楽しい。記事にしたいと思いながら、まだ書いていない。
子母澤寛の『父子鷹』も有名だが、まだ読んでいない。
小松重男の『喧嘩侍 勝小吉』は読んだ。
『夢酔独言』を小説としてコンパクトに読みやすくまとめてくれた本、と言えるかもしれない。
この人は、『蚤とり侍』の作者だが、他にも『川柳侍』や『ずっこけ侍』なんて面白い本を書いている。
「小吉の女房」、キャストも良く、大河では今年味わえない歴史ドラマとして、今後も楽しみにしたい。
BS時代劇、前作の「立花登 青春手控え」が終わって予告編を見ていたら、「小吉の女房」に升さんが出演されるし、古ちん(古田新太のニックネーム)も出演という事で楽しみにしておりました。
古ちんと升さんといえば30年近く前、よみうりテレビ関西ローカルで放送していた「現代用語の基礎体力」「未確認飛行ぶっとい」等のコント番組で共演されていました(他に「やりさん」と呼ばれていた槍魔栗三助時代の生瀬勝久、はのぴゃこと羽野晶紀、まだ髪の毛ふさふさだった山西惇他)。当時の古ちんは、今よりずっと痩せていてなかなか二枚目でした。
小劇団の役者の事は、皆ニックネームで呼びます。
今や性格俳優としての活躍が増えました。関西小劇団一二枚目と言われた升さんと兄弟というのが笑えますが。新感線でも石川五右衛門等を演じていますから、小吉もまさに適役でしょう。
50代になっても、可愛いお人形さん的主役沢口靖子を喰ってしまいそうな古ちんと江波さん、福くん等脇を固める人たちも良い。
荒くれ者の小吉を見ていると、前述のコント番組のコーナー「風雲はだか侍」を思い出してしまいます(「風雲はだか侍」で検索すると動画が見られます)。
京都東映で制作ですので、関西小劇団の役者も脇役で出演する可能性大でそれも楽しみにしています。
こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
山茶花さんにとっては、小劇団時代から親しんだ役者さんたちのドラマ、ということですね。
古ちん、適役でしょう。
とにかく、勝小吉という人は、生涯通じて「がき大将」だった人と言えます。
自伝「夢酔独言」の書き出しが、こうです。
「おれほどの馬鹿な者は世の中にもあんまり有るまいと思う故に孫やひこの為に話してきかせるが、よく不法もの馬鹿もののいましめにするがいいぜ」
海舟にとって、まさに、いましめになったことでしょう。
しかし、海舟の性格は、相当小吉からの血が色濃く伝わっていると思います。
八回のシリーズは短すぎるなぁ。
クドカンの脚本で、こっちが大河でも良かった^^
