噺の話

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高畑勲、最後の外出のことなど。

 昨日、高畑勲のお別れの会が開かれたことを、各紙が報じている。

 最後の外出は、落語会だった、とのこと。
 スポニチから引用。
スポニチの該当記事

2018年5月15日
高畑勲氏 最後の外出は落語会だった…涙の小三治「そんな思いで来てくれたのか」
 4月5日に死去したアニメーション映画監督の故高畑勲氏のお別れの会が15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で営まれた。お別れの会委員長は盟友・宮崎駿監督(77)が務め、山田洋次監督(86)、岩井俊二監督(55)、宮本信子(73)、瀧本美織(26)ら関係者約1200人が参列した。

 高畑監督がファンだった落語家の柳家小三治(78)は「亡くなったとは思えなかった」と複雑な思いを告白。「若い頃から案内状を出したことがなく、高畑監督にも出したことないのに、年に何回かは奥様と2人で落語会にきてくれた」と明かし、高畑監督の最後の外出も小三治の落語会だったことを聞かされると「そんな思いで来てくれたのかと思うと…」と涙をぬぐった。

 デイリースポーツによると、この落語会は、3月13日にジブリ美術館で行われた小三治の会だったようだ。
デイリースポーツの該当記事

 Literaには、親交があった映像研究家の叶精二が、ツイッターで公開した年賀状の内容が掲載されている。
 引用したい。
Literaの該当記事

2017年の正月に高畑監督から送られてきた年賀状を公開。そこにはこのような文章が書き添えられていた。

〈皆さまがお健やかに
お暮らしなされますようお祈りします
公平で、自由で、仲良く
平穏な生活ができる国
海外の戦争に介入せず
国のどこにも原発と外国の部隊がいない
賢明強靭な外交で平和を維持する国
サウイフ国デ ワタシハ死ニタイ です〉

 残念ながら、“サウイフ国”になる前に、高畑勲は旅立った。

 私は、それほど、高畑勲という人を知らなかった。

 しかし、落語がお好きだったことを知り、この年賀状を読んで、遅ればせながら、好きになってしまった。

 いわば、年賀状の内容は、高畑勲の遺言ではないだろうか。
 
 一人の日本人として、残った言葉を、噛みしめたいと思う。

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Commented by ほめ・く at 2018-05-17 06:53 x
残念ながら日本の現状は、全て高畑勲さん願いとは正反対の方向に向かっています。
私も、サウイフ国デ ワタシハ死ニタイ です。
Commented by kogotokoubei at 2018-05-17 08:35
>ほめ・くさんへ

まったく、おっしゃる通りです。
「公平」でもなければ「自由」でもない。
海外の戦争には加担し、原発だらけで、いたるところ米軍の基地だらけ。
最近、厚木基地の騒音、また、ひどくなってきています。
沖縄の方のご苦労は、大変です。
とにかく、戦争大好きな嘘つきには、早く総理を辞めてもらいましょう。
Commented by 寿限無 at 2018-05-18 14:02 x
落語の世界の中の江戸の町の方が、平穏な暮らしがあるような気がいたします。
Commented at 2018-05-18 18:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kogotokoubei at 2018-05-18 19:23
>寿限無さんへ

おっしゃる通りです。
どうせ嘘とつくなら、「弥次郎」レベルの嘘をつけ、と安倍に言いたい^^
Commented by kogotokoubei at 2018-05-18 19:24
>鍵コメさんへ

まったく気にしていませんよ。
そちらこそ、お気になさらないでください。
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by kogotokoubei | 2018-05-16 21:17 | 落語好きの人々 | Comments(6)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛