2018年4月、北海道への帰省(4)
2018年 04月 25日
今朝、実家の最寄駅である、JR北海道の伊達紋別駅から特急に乗り、南千歳で乗り換えて、新千歳空港まで行って・・・という小旅行。
空港では、ラーメンを食べた。

元気な兄ちゃんの誘いに乗って、サッポロラーメンの「空(そら)」の味噌ラーメン、880円なり。
なかなか、美味かったよ。
話は戻って、これは、朝九時頃撮影した、故郷の駅。

この記事は、千歳へ向かう特急の車中で、書き始めた。
伊達紋別駅前交番の前に、こんな案内板があった。

少し、アップ。

私のガラケーでは、よく映っていないが、下(南)の海が、噴火湾。内浦湾とも言う。
この湾に面しているために、この地は温暖なのである。
噴火湾は、海の幸の宝庫でもある。
なかでも、ホタテは有名だ。
帰省中、ホタテの稚貝を、毎日食べていた。
昨日の散歩で、西浜という、漁師が住む一帯を散策した。
その浜に出るには、この気門別(きもんべつ)川を渡る。

喜門別川とも書く。私は、喜門別の方のイメージの方が強い。
また、子供の頃は、きもべつ、と呼んでいたような気がする。
アイヌ語のキムン・ペッ(山に入る川、の意)が名前の由来らしい。
その川岸にも、浜から飛んできたカモメがいた。
曇天で映りは悪いが、その浜、西浜の写真。


西浜では、子供の頃に、よく泳いだものだ。
しかし、今は護岸がされており、船が安全に停泊しているのと裏腹に、泳ぐ場所がなくなった。
とはいえ、伊達のすぐ近くには、有珠山で有名(?)な、有珠の海水浴場があり、そちらに、夏は多くの人が泳ぎにやって来る。
そうそう、昨夜、中学時代の野球部の同級生と会ったが、野球部メンバー数名と試合の前の日に西浜で泳ぎ、勝てると甘く見ていた相手にボロ負けした思い出話になった。
中学時代、全道大会の室蘭地区予選決勝で、僅差で負けた時の思い出話にも、花が咲いた。
同級生も私も、勝った試合より、負けた試合の記憶が鮮明だ。
それは、どんな過去の記憶でもそうなのかもしれない。
街は大きく変貌しているが、同級生とは、すぐにあの頃に戻れる。
ありがたいことだ。
故郷があるってことに羨ましさを感じないでもありません。
