噺の話

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NHK新人落語大賞の出場者、など。

 今年のNHK新人落語大賞の出場者などが、NHKのサイトに掲載されていた。

NHKサイトの該当ページ

 23日(月)に大阪で開催だが、放送日はまだ決まっていないようだ。

 出場者の五人は、次の通り。
桂 三度、古今亭 志ん吉、三遊亭 歌太郎、笑福亭 喬介、立川 こはる(五十音順)

 東京三人、上方二人は、いつもと同じ。

 予選参加者がそれぞれ何人いたのかは、まったく分からない。

 何度も書いてきて、自分自身で飽きがきているが、予選を公開して欲しいものだ。

 三度以外は、生の高座を聴いている。

 落語と漫才を分けて現在のような形式で表彰し始めてからの大賞受賞者は、次の通り。
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        西             東
1994年                桂平治(→桂文治)
1995年                柳家三太楼(→三遊亭遊雀)
1996年                古今亭志ん次(→志ん馬)
1997年  桂宗助
1998年                柳家喬太郎
1999年  桂都んぼ(→米紫)
2000年                林家彦いち
2001年  桂三若
2002年                古今亭菊之丞
2003年                古今亭菊朗(菊志ん)
2004年  桂かい枝
2005年                立川志ら乃
2006年  笑福亭風喬
2007年  桂よね吉
2008年                三遊亭王楽
2009年                古今亭菊六(→文菊)
2010年                春風亭一之輔
2011年  桂まん我
2012年                桂宮治
2013年                鈴々舎馬るこ
2014年                春風亭朝也(→三朝)
2015年  桂佐ん吉
2016年  桂雀太
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 地の利で考えると上方有利なのだが、昨年、一昨年と上方の噺家が大賞受賞。
 
 どうも、今年は東に軍配が上がるような気がしている。

 私の予想、あるいは、希望かな^^

◎(本命) 古今亭志ん吉
 今年横浜にぎわい座で聴いた『明烏』が、実に良かった。
2017年2月27日のブログ

 また、昨年の「さがみはら若手落語家選手権」本選の『片棒』に、私は一票を投じた。
2016年3月14日のブログ

 上方の観客には地味に映るかもしれないが、この人が実力通りの高座を披露
 したら、優勝の可能性は高いと思う。と言っても、審査員次第だなぁ。

○(対抗) 立川こはる
 東京の女流では実力ナンバーワンと、私は思っている。
 彼女の江戸っ子の啖呵が生きるネタで、ぜひ勝負して欲しい。
 最近はあまり聴いいていないが、大門で開催されていた「かもめ亭」の
 頃から、実力はもっとアップしているはず。
 立川流から志ら乃以来、かつ女流初の優勝も夢ではない。

▲(穴) 笑福亭喬介
 上方では珍しく、端正で大人しい高座とも言えるが、その実力はかなり高い。
 もし優勝したら、師匠が七代目松喬の名跡を継いだお祝いになるね。


 歌太郎の明るい高座も嫌いではないが、やや線が細いかな。

 三度は、なぜこの人が何度も本選に出ることができるかが疑問。
 他にも上方には若手の実力者は多いはず。

 私が期待していた、柳亭小痴楽や入船亭小辰などは予選に出たのかどうか。

 昨年も記事に書いたように、一昨年同様、審査員の採点については大いに疑問を感じた。
2016年10月31日のブログ

 背中に東や西や一門、協会の看板がはっきり見える審査員や、その落語審美眼に疑問のある人の審査に、今年も閉口してしまうのだろうか。

 出場者も気になるが、審査員の顔ぶれにも危惧を抱く、そんなイベントになってきた。

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Commented by tatehan at 2017-10-13 15:21
毎年、NHK総合で何となく観ています。以前に出場したことのある二つ目落語家クンによると、大多数の二つ目が予選会にはエントリーしたようだ(ただし東京での場合)とのことですが、予選・本選とも極く短時間で演じながら、本選まで進むには審査員と収録会場の“見物”(予選会にギャラリーがいるのかは訊きませんでしたが…)を納得させる技術を習得して置く必要があるようで、ネタの選び方や放送枠に合わせた演じ方を考える必要があるとのこと。ただし芸人のタイプによっては、実力がありながらも「結果」を出すことが難しい人もいるだろうとも言われました。
本選出場者については、文句なく“実力者”には違いないでしょうし、落語協会では昇進時に「一人真打」として厚遇しているようにも感じましたが、同コンクール優勝者に限らず“複数人真打”として昇進しても大成する落語家は少なくないとは思います。
Commented by kogotokoubei at 2017-10-13 16:58
>tatehanさんへ

拙ブログにいただいたコメントでは、予選には、いわゆる“ゲラおばさん”が客として並んでいるようです。
公開放送などで客席にいる、あのおばさん達なのでしょうね、きっと。
審査はNHKのスタッフがするのではないかと思いますが、結果には、政治的な力も働くかもしれません。
公開していないので、そのあたりは、闇の中。
二ツ目を対象とする大会では、やはりもっとも権威があるでしょうから、予選は公開制で、できれば、落語好きな客の一票も活かして欲しい、という思いは変わりません。
小痴楽や小辰が出場しないのが、残念でなりません。
Commented by at 2017-10-13 20:09 x
立川こはる、ついにキタっ!ていう感じです。
以前から評価は高く、はっきりとくっきりと語り、師匠はあの談春です。
志ん吉はヤクルトOBの宮本慎也を連想させる顔立ち、スター性があり、前から注目していました。
でもなァ、予想通りにはいかんのがこの企画ですから!
Commented by kogotokoubei at 2017-10-14 06:06
>福さんへ

生存率(?)の低い談春門下で、こはるが生き延びているということが、彼女の実力の証とも言えますね。
志ん吉も進境著しい期待の若手。
とはいえ、ご指摘の通りで、審査員次第で、どうなることやら。
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by kogotokoubei | 2017-10-13 12:18 | テレビの落語 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛