二代立花家橘之助襲名披露興行について。
2017年 07月 06日
落語協会ホームページの該当ページ
まるでチケットぴあのページのような内容だが、引用する。
2017年07月05日
平成29年 秋 二代立花家橘之助襲名披露興行
平成29年11月上席より
三遊亭小円歌 改メ 二代 立花家橘之助
前売り販売開始:9月1日(金) ※国立演芸場のみ11月1日(水)より
お問い合わせ:一般社団法人落語協会 03-3833-8565
チケットぴあ:http://t.pia.jp/
Pコード入力または音声認識予約 ( 057 0-02-9999 )
ぴあプレミアム会員専用 ( 0570-02-9944 )
初代のことの紹介も含め、何ら関連情報のない、相変わらずの内容。
しかも、日程と会場については、「ポスターを掲載したから見ろ」、と言わんばかりで、文字情報なし。
これって、ホームページの体をなしていない。
日程・会場はポスターをダウンロードして参照しろ、ということなのだろうから、そうなりゃ、こっちも(?)、そのポスターを掲載してやろうじゃないか^^
なんと、11月1日から12月20日まで、ノンストップの50日間興行だ。
落語家の真打昇進披露でさえ、3月31日や5月31日は休みだったり、国立演芸場の前に一週間空いたりする。
この休みなしの興行は、実に凄いハードワークになるだろう。
初代のことや、浮世節の看板のことなどは、以前書いているので繰り返さない。
ご興味があれば、昨年11月、襲名のことが判明した際に書いた記事や、今年1月に、橘右近さんの本を元に書いた記事をご参照のほどを。
2016年11月24日のブログ
2017年1月7日のブログ
また、山田五十鈴さんが亡くなった時に書いた記事にも、舞台「たぬき」のモデルであった初代のことにふれている。
2012年7月11日のブログ
榎本滋民さんの作、橘之助の弟子の若い噺家役(モデルは七代目朝寝坊むらく、後の三代目三遊亭円馬)として古今亭志ん朝も出演した舞台で、山田さんは見事な「たぬき」を演奏したらしい。
残念ながら、NHKは過去に放送したライブラリーがあるのに、舞台の映像を再放送してくれないなぁ。
さて、この興行、小円歌自身の希望による五十日間休みなしの日程なら、そこに彼女の襲名への意気込み、了見が反映されている、ということだろう。
ぜひ、一日でも披露目に出向いて、二代橘之助の「たぬき」を聴きたいと思っている。
そうなんです。
色物さんの披露目はもちろん、噺家の真打昇進や襲名の披露目をも上回る前代未聞の興行になりそうです。
そういったことに、落語協会HPはまったく触れていない。
私も、脇を固める顔付けと都合と相談し、なんとか駆けつけたいと思っています。