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「小南への道」ー落語芸術協会のメルマガより。


 落語芸術協会の下席のメールマガジンが届いた。

 毎回楽しみなのが、小南治による「小南への道」。

 入門一ヶ月で、ついに師匠が『平林』の稽古をしてくれたとのこと。

 一部、ご紹介したい。

二日目、三日目、と演って頂き、四日目に私が師匠の前で喋るのです。

「思った程の訛りは無いなぁ。」

上下(カミシモ)の事、登場人物の年格好、そして、もっと大きな声で喋る事など注意して
頂きました。

「高座で演ってもええよ・・・。」

隣の部屋で聞いていた、南なん兄さんと南てん兄さんから

「紙切りで人前で喋った事があるんだろう。
もう少し上手いと思っていたのになぁ~。」と、残念がられました。

「平林」を喋る私の高座を見た南喬師匠からも言われました。

「お前は、身体を動かし過ぎだ。
歩く、走る、の描写以外は身体を揺らすな!」

子供の頃から正楽に紙切りの手ほどきを受けていた私には、座布団に座ると身体を揺らす。
このDNAが組み込まれていました。

 父の弟子だった当代正楽の科白を思い出すねぇ。

 動いていないと、暗くなります^^

 つい、紙切りの癖が出てしまったわけだ。

 なかなか、微笑ましい逸話だ。

 浅草の下席、昼の主任が寿輔で、夜が小南治。
 
 色物を含め、なかなか魅力的な顔ぶれが並ぶが、行けるかなぁ・・・・・・。

 そろそろ、生の落語への禁断症状が出てきた。

 いろいろ野暮用があるが、僥倖と縁を期待しよう。


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by kogotokoubei | 2017-02-20 21:45 | 落語芸術協会 | Trackback | Comments(0)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛