噺の話

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落語芸術協会の来春の真打昇進は、桃之助と和光の2人・・・・・・。

 昨夜は、平尾誠二追悼番組として、先日の記事でもふれた「伝説の名勝負 不屈の闘志激突!’85ラグビー日本選手権 新日鉄釜石×同志社大学」が、NHK BS1で午後6時から再放送された。

 2012年1月にも見た内容なのだが、ブログを書きながら見ていて、つい引き込まれた。

 惜しい、あまりにも残念な平尾誠二の早世・・・・・・。

 平尾のことやラグビーのことは別途書くとして、さて、落語のこと。

 10月9日に新宿末広亭に行った際に受け取ったプログラムに、落語芸術協会の来春の真打昇進者の案内があった。

 末広亭のサイトに掲載されている「寄席だより」から引用する。
末広亭サイトの「寄席だより」のページ
■来年5月には 2人の新真打 落語芸術協会

 二ツ目からめでたく真打に昇進するのは昔昔亭桃之助と笑福亭和光。桃之助は02年4月に桃太郎に入門し喜太郎、07年2月二ツ目で桃之助。
 桃之助は02年4月桃太郎に入門、東京都江東区の出身。和光は02年2月に鶴光に入門、栃木県出身。 和光は02年7月鶴光に入門し和光、07年4月二ツ目。当席来年5月上席をふりだしに真打披露が行われる。
 
 さて、ここ数年の3人真打興行は興行的にも良い試みだと思っていたのだが、来春は2人か。

 昇進する2人の入門と二ツ目昇進時期は、次のようになっている。
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昔昔亭桃之助 平成14年3月 入門、平成19年2月 二ツ目昇進
笑福亭和光  平成14年2月 入門、平成19年4月 二ツ目昇進
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 ちなみに、落語協会の来春の昇進者5人は、こうなっている。
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林家ひろ木 平成14年 入門、平成17年11月 二ツ目昇進
春風亭朝也 平成14年5月 入門、平成17年11月 二ツ目昇進
柳家ろべえ 平成15年2月 入門、平成18年5月 二ツ目昇進 
三遊亭時松  平成15年4月 入門、平成18年5月 二ツ目昇進
鈴々舎馬るこ 平成15年5月 入門、平成18年5月 二ツ目昇進
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 そして、来年秋の昇進者は、次の3人。
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桂三木男 平成15年 入門、平成18年11月 二ツ目昇進
柳亭こみち 平成15 入門、平成18年11月 二ツ目昇進
古今亭志ん八 平成15年 入門、平成18年 11月二ツ目昇進
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 これを見れば分かるのだが、落語芸術協会は入門から二ツ目昇進まで5年、落語協会は3年。

 入門年だけからすると、落語芸術協会で平成15年入門者が真打に昇進しても、不思議はないように思うが、桃之助と和光の後に続く人たちは、どうなっているのかというと、次の通り。
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桂 夏丸 平成15年3月 入門、平成19年9月 二ツ目昇進
神田 蘭 平成16年1月 入門、平成20年7月 二ツ目昇進
瀧川鯉斗 平成17年3月 楽屋入り、平成21年4月 二ツ目昇進
橘ノ双葉 平成17年3月 入門、平成21年4月 二ツ目昇進
柳亭小痴楽 平成17年10月 初高座、平成21年11月 二ツ目昇進
昔昔亭A太郎 平成18年2月 入門、平成22年2月 二ツ目昇進
滝川鯉八 平成18年 入門、平成22年8月 二ツ目昇進
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 ちなみに、落語芸術協会の今春昇進の3人は、こうなっている。
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神田鯉栄 平成13年9月 入門、平成18年10月 二ツ目昇進
橘ノ円満 平成14年2月 入門、平成18年11月 二ツ目昇進
三笑亭可風 平成14年 入門、平成19年5月 二ツ目昇進
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 落語協会の来年の例では、真打昇進が入門からか14~15年、二ツ目昇進から11~12年。
 落語芸術協会の今年の3人の例では、入門からは14~15年ということで、ほぼ同じ。二ツ目昇進からは9~10年。

 ここで素朴な疑問。

 なぜ、桂夏丸も含めた3人昇進とならなかったのか・・・である。
 昇進する桃之助、和光、そして夏丸の生の高座を聴いているが、夏丸が昇進してもまったく不思議はない。
 ついでに言うと、連雀亭の昨年の初席では、夏丸の歌も聴いている^^

 入門から14年、二ツ目昇進から10年で、条件面では昇進対象となっておかしくはない。

 2人昇進の場合の興行は、一日おきの出演か、あるいは前半と後半に分けるのか。
 また、主任ではないもう一人が口上の後に出演するなどで毎日二人とも聴けるのか・・・などは分からない。

 3人昇進で、全員が毎日出演する興行形式が気に入っていたのだが、さて、来春はどうなるのやら。
 

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Commented by at 2016-10-26 06:57 x
いつもながら精緻なお書きぶりで感嘆します。
夏丸は上野広小路亭で聴いたことがあります。噺は面白かったし、細面で梨園の人のよう。推されるのはよくわかります。
落語協会の方ですが、知り合いに時松を高く評価している者がいます。

Commented by kogotokoubei at 2016-10-26 12:21
>福さんへ

過分なお褒めの言葉、恐縮です。

夏丸は、おっしゃる通りで、良い意味で昔の風情を感じさせますね。
時松はまだ聴いていないので、ぜひ近いうちに生の高座を聴きたいと思っています。

NHK新人落語大賞の優勝者のニュースはすでに見ましたが、29日の放送が楽しみになりました。
小痴楽は、どんなネタで、どんな内容だったのかにも興味が湧きます。
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by kogotokoubei | 2016-10-24 12:14 | 真打 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛