「伝統的七夕」は、8月9日です。
2016年 07月 07日
最寄の駅から帰宅する途中にある幼稚園で、子供たちがつくった七夕飾りを見て、なおさら憂鬱になった。
6年前の記事で書いたように、「七夕」は秋の季語。
2010年7月7日のブログ
旧暦七月七日に出る半月の明るさだから、天の川、牽牛(アルタイル)と織姫星(ベガ)が、程よくきれいに見えるのであって、今日旧暦6月4日(月齢2.7の月の明るさ)では、二人が出会うには、ちと早い。
どこまで近づいたか見ようと思ったが、曇って見えない。
だったら、水不足の関東地区、いっそ雨になって欲しい位だ。
今年は、8月9日が旧暦七月七日だ。
盛大なお祭りで有名な仙台をはじめ、東北や北海道は、旧暦に近づけて8月7日を七夕としているが、ほぼ近似している。
ちなみに、今日は二十四節気の小暑。
梅雨もそろそろ終わり、本格的に暑くなるよ、という目安の日である。
蓮の花が開き始める頃、でもある。
自然に則った暦は、夏の始まりを告げている。
昨今は、「伝統的七夕」と称して、旧暦7月7日に星座を観たり、お祭りをする風習が復活しているとも聞く。
ぜひ、8月9日、空を見上げましょう。
それにしても、私はつい最近まで気づかなかったが、8月11日が「山の日」の祝日になっていた。
その背景は不勉強なのだが、明確な由来があるわけではないようだ。
「海の日」があるんだから、「山の日」も、ということか・・・・・・。
根拠もなく新しい祝日をつくることより、自然の営みや農作業との関係が強い旧暦や、二十四節気、雑節などにちなんだ活動を奨励して欲しいものだ。
かつて旧暦を土台に生活をしてきたアジア諸地域で、新暦(グレゴリオ暦)に移行して、ものの見事(?)に旧暦を忘れているのは、日本だけと言ってよいだろう。
大袈裟かもしれないが、日本人は、大事なものを失っているような気がしてならない。
水不足なら、節水しようじゃないか。
思い出そう。3.11の後には、みんなで節電しようとしたじゃないか。
いろんなもの、いろんなことが、風化しつつあるように思う。
そんな小暑の夜だった。
酔っ払って空をみあげることもなく帰ってきました。
どうせ8月は恒例により12日頃から休みなんだから、6月に「水の日」として「山の恵みに感謝し、水資源について考える日」と制定した方が良かったのに。水と山の樹木は切っても切れない縁ですからね。
それにハッピーマンデーもいらない。この法律制定に噛んでいる二階のおっさんが廃止に大反対しているみたいですが。
首都圏の水不足は、あれだけの人口をまかなえるだけの水瓶が無いという事でしょうね。官庁の分散を進めれば、人口分散も出来て水不足や保育所問題もある程度は解決するだろうけど。
ご指摘の通りで、我が家は、連れ合いの予定もあり、祝日と土曜の間の12日に休みを取って、早めに夏休みを取ることになりそうです^^
ハッピーマンデー、私も反対です。
祝日は、やはり、その休みの由来を考えさせるだけの意味のあるものにして欲しいですね。
役所は、見込み違いに加えて、結構、水資源を無駄遣いしているようです。
まず、永田町や霞が関から、節水をして欲しい。
お金の使い方も含め、水漏れだらけ^^