落語協会の来春の真打昇進者は、5名。再来年は、どうなる?
2016年 05月 09日
落語協会ホームページの該当記事。
2016年04月22日
平成29年 春 真打昇進決定
平成29年 春(三月下席より)
林家ひろ木(木久扇門下)、春風亭朝也(一朝門下)、柳家ろべえ(喜多八門下)、
三遊亭時松(金時門下)、鈴々舎馬るこ(馬風門下)
以上、5名が真打に昇進することが決定致しました
香盤順で、今年同様に5名。
時松以外は生で聴いている。
馬ること朝也、NHK新人落語大賞(旧新人演芸大賞)の優勝者2名を含んでいる。
ろべいの昇進を、師匠は喜んでいるだろうなぁ。
昨年、今春の昇進者のことについて書いた記事で、昇進者が十名ならこの五人も含まれるはずだが、なぜか五名だった、と書いた。
2015年4月21日のブログ
来春の昇進者五名の入門と二ツ目昇進の時期は次の通り。
------------平成29年春昇進者--------------------------------
林家ひろ木
2002(平成14)年林家木久扇に入門、2005(平成17)年11月二ツ目昇進
春風亭朝也
2002(平成14)年05月春風亭一朝に入門、2005(平成17)年11月二ツ目昇進
柳家ろべえ
2003(平成15)年02月柳家喜多八に入門、2006(平成18)年05月二ツ目昇進
三遊亭時松
2003(平成15)年04月三遊亭金時に入門、2006(平成18)年05月二ツ目昇進
鈴々舎馬るこ
2003(平成15)年05月鈴々舎馬風に入門、2006(平成18)年05月二ツ目昇進
--------------------------------------------------------------
来年3月時点で、入門から14~15年、二ツ目昇進から11~12年での昇進。
二ツ目昇進時期で、この五人は半年の間隔しか空いていない。
昨年は十人、今年と来年は五人の昇進。
さて、では再来年、平成30年の昇進は、どうなるのだろうか・・・・・・。
香盤でこの5名に続く人の入門と二ツ目昇進は、次のようになっている。
---------------------------------------------------------------
桂三木男
2003(平成15)年金原亭馬生に入門、2006(平成18)年11月二ツ目昇進
柳亭こみち
2003(平成15)年柳亭燕路に入門、2006(平成18)年11月二ツ目昇進
古今亭志ん八
2003(平成15)年古今亭志ん五に入門、2006(平成18)年11月二ツ目昇進
*志ん五没後、志ん橋門下
古今亭駒次
2003(平成15)年3月古今亭志ん駒に入門、2007(平成19)年2月二ツ目昇進
柳家さん若
2003(平成15)年柳家さん喬に入門、2007(平成19)年2月二ツ目昇進
---------------------------------------------------------------
もし、五人昇進で香盤順なら、ここまで。
この後の人についても、並べてみる。
柳家花ん謝
2003(平成15)年柳家花緑に入門、2007(平成19)年2月二ツ目昇進
林家たこ平
2003(平成15)年11月林家こぶ平に入門、2007(平成19)年5月二ツ目昇進
古今亭ちよりん
2003(平成15)年古今亭菊千代に入門、平成19(2007)年5月二ツ目昇進
柳家わざび
2003(平成15)年11月柳家さん生に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
柳家喬の字
2004(平成16)年柳亭さん喬に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
初音家左吉
2004(平成16)年6月柳亭初音家左橋に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
柳家ほたる
2004(平成16)年6月柳家権太楼に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
10人となると喬の字までとなるが、左吉、ほたると同時期に二ツ目昇進なので、キリがいいとは言えないなぁ。
こうやって並べて分かるのは、2003(平成15)年の入門者が多かったということ。
ちなみに、ほたるの後は、昭和37年生まれの三遊亭たん丈で、二ツ目昇進は2008(平成20)年11月。
どうも、再来年も五人昇進、ということになりそうだ。
ホームページの「芸人紹介」で確認すると、来年の昇進者も含めて、落語協会の二ツ目さんは、60名。
落語協会ホームページ「芸人紹介」の「二ツ目」のページ
かたや、落語芸術協会は、38名。
落語芸術協会ホームページ「協会員プロフィール」の「二ツ目」のページ
真打に昇進する人もいれば、前座から昇進する人もいるので、しばらくはこの人数に大きな変動はないかもしれない。
60÷38≒1.6
5÷3≒1.7
5人と3人という両協会の昇進者数は、算数的には、適切なのかもしれない。
しかし、近い将来、落語協会が10人同時昇進してもおかしくないし、落語芸術協会が5人昇進になっても、不思議はない。
さて、来年や再来年のことばかりではなく、今年の披露目を忘れちゃいけない。
落語協会は明後日11日からの国立演芸場中席が最後。
落語芸術協会は、明日楽日となる上席の末広亭の後に浅草の中席が続く。六月の池袋、七月の国立まで、まだ楽しみは続く。
入門者が多い昨今、ほぼ入門からの“年々序列”での昇進は続くかもしれない。
たまたま昇進する人数と、控えている二ツ目さんの人数などの関係で、ほぼ同期の人よりも昇進が後になる場合もありえる。
たとえば、先日末広亭で聴くことができた橘ノ円満は、一年早い昇進でも、実力的にはまったく不思議はなかった。
しかし、真打からが、まさにスタートということだろう。
少し遅い位の昇進のほうが、周囲の圧力も少なく、長い落語家生活のために、力を貯める時間をつくるのには良いかもしれない。
先月と今月、両協会の昇進披露興行に行って、そんなことも感じた次第である。
落協の新真打情報ありがとうございます。
時松、なかなか上手ですよ。
ひろ木は現代っ子でタレント的、朝也は堅実な古典派、
ろべえは師匠と同じく含羞の人、馬るこには独特の愛嬌があります。
お気遣い、ありがとうございます。
順調に快復しております。
晩酌の酒量も戻りつつあります(^^)
なかなか個性派が揃った五人かもしれませんね。
披露目の前に、どこかで時松を聴きたいと思っています。
それにしても、落語協会の二つ目さん、多いなぁ。
