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イベントの報告記事における、両協会ホームページの大きな違い。


 落語協会のホームページについては、いろいろと書いてきた。
 「リニューアル」という名の「改悪」だと思っている。

 協会員の訃報の比較なども記事にしたが、協会の行事の記事についても、落語芸術協会とは、あまりにも違うことに、唖然としている。

 引用はしないので、リンク先をご覧いただきたい。

 落語芸術協会(芸協)のホームページに、8月31日に開催された「はなし塚法要&夏期研修会」の報告がある。
落語芸術協会HPの該当ページ

 会の趣旨などもしっかり記載され、写真も含む内容となっている。

 落語協会のホームページに、9月6日に開催された「謝楽祭」無事開催のお礼が掲載されている。
落語協会HPの該当ページ

 驚くほど簡単な文字だけの内容。

 二つのイベントは、もちろん同列では語れない。

 芸協の方は、協会員のみによるイベントでお客さんは参加していないものであり、落語協会は、お客様参加のもの。

 そういった違いがあることも踏まえた上で、この二つの内容を比べ、ホームページに対する考え方、料簡の違いを感じないわけにはいかない。

 「謝楽祭」については、噺家さんのブログなどで、盛況であったことや実行委員長の喬太郎が見事に仕切っていたことなどを知った。

 芸人屋台も数多く出展され、各種イベントも盛り上がったようだ。

 参加された落語愛好家に、そして、今回は参加しなかった人々に、もっと「伝えたい」こと、「伝えるべき」ことがあるのではなかろうか。

 まず、今年初めての開催であったのだから、あらためてイベントの趣旨などを記して報告して欲しいものだ。
 また、記録としても重要なことだが、湯島天神にどれほどのお客さんが来場されたのか、ということがまったく報告されていないのは、疑問である。

 お礼を掲載することはもちろん悪いことではないが、そこから、もう一歩進んだ情報を伝達するという姿勢がないことが不満だ。

 お客様の個人情報への配慮は必要だが、写真だって掲載できるものは何枚もあるはずだろう。

 芸協のホームページからは、サイトの訪問者である落語愛好家に対して、「伝えたい」という意欲や気配りのようなものを、強く感じる。

 一方、落語協会のホームページからは、とりあえず最低限のことだけはするが手間暇はかけたくはない、という後ろ向きな姿勢を感じる。落語愛好家に「伝えたい」という意欲を、微塵も感じない。

 この差は、実に大きい。

 落語協会のホームページに携わっている人々は、果たして落語が好きなのだろうか、もっと言えば、落語に「愛」を注いでいるのだろうか、大いに疑問である。


Commented by 和爺ぃ at 2015-09-10 13:03 x
リニューアルでもう一点、疑問に感じることがあります。
もうずいぶん前になりますが、HPの内容について「問い合わせ」で2回メッセージを送ったのですが、いずれも回答がありませんでした。
何のための「問い合わせ」ページなのかな?
Commented by kogotokoubei at 2015-09-10 17:57
>和爺ぃさんへ

酷いですね、それは。
私も、りニューアル前の時ですが、問合せに返事がなかったことがあります。
企業ならネットで「ブラック」と騒がれるかもしれません。
おっしゃる通り、何のための「問い合わせ」なのでしょう。
リニューアル後は協会事務局が管理しているはずなので、事務局の怠慢としか言えませんね。
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by kogotokoubei | 2015-09-10 12:49 | 落語協会 | Trackback | Comments(2)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


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