FC2創業者に逮捕状。
2015年 08月 20日
私が以前ブログを開設していたFC2の捜査に進展があったようだ。
朝日の記事を引用する。
朝日新聞の該当記事
FC2創業者に逮捕状、わいせつ動画配信容疑 京都府警時事通信の記事は、共謀内容について、次のように書かれている。
2015年8月20日11時32分
動画投稿サイト「FC2」のわいせつ動画配信事件で、京都府警はFC2創業者の40代の男について、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材でわかった。男は米国籍を取得しており、現在米国内にいるとみられる。
捜査関係者によると、男はFC2の実質運営会社「ホームページシステム社」(大阪)社長の足立真(まこと、40)=公然わいせつ、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列罪で起訴=と、創業者の弟で元社長の高橋人文(ともん、39)=同=の両被告らと共謀。一昨年6月、インターネットで動画を配信できる「FC2動画」で、大阪市大正区の無職の男(53)が投稿したわいせつ映像を不特定多数が閲覧できる状態にした疑いがある。
FC2は1999年の設立で、米国に法人の拠点があるとされる。府警は昨年9月、FC2の実質的な運営会社がホームページシステム社とみて、同社や関係者宅を公然わいせつ幇助(ほうじょ)などの容疑で家宅捜索していた。男と両被告がFC2の運営に関してメールでやりとりをしていたことが判明したとして、府警は男がわいせつ映像の配信に関与していたと判断した。
時事ドットコムの該当記事
同社などから押収した資料の中に、男が社の運営方針について被告らとやりとりした記録があった。多くのアクセスを稼ぐ投稿者に対する報酬割合を、一般の投稿者より割高に設定するよう話し合うなど、わいせつ動画の公開をあおるような内容が確認されたという。
容疑者が米国籍であることなどもあり、まだ、この件は長引くかもしれない。
しかし、もはや、逃げることはできないだろう。
「うちは、サービスを提供しているだけ。開設者がやったこと」と言い逃れできないだけの証拠があるからこその逮捕状だと思う。
この事件の記事を含め、私がFC2から引っ越した理由やブログを書き始めた経緯などを4月に書いたので、関心がある方はご覧のほどを。
2015年4月26日のブログ
2015年4月28日のブログ
ブログを引っ越してほぼ4カ月が経過した。
エキサイトブログの操作には慣れたし、当初の戸惑いはない。
ただし、いまだに古い記事内で旧記事にリンクしているもののすべてをエキサイトの記事に直せているわけではなく、訪問される方にご迷惑をおかけしていることには恐縮するばかりだ。
過去記事へリンクをすることが多く、該当記事の数も半端じゃないので、ぜひ、長い目で見ていただきたい。
4月の記事でも書いたが、引っ越そうと思った時には逡巡もあった。
「やや性急すぎるかな・・・・・・」と思わないでもなかったが、どう考えても経営陣が違法なことをしていると思われる会社のサービスを利用することが、とんでもなく居心地が悪かったのだ。
今は、あの時に決断して正しかった、と思っている。
FC2には、私がよく訪れるブログもある。
もちろん、引っ越しするかどうかは、それぞれの管理人さんの判断である。
引っ越しを悩んでいる方に私の経験から言うなら、引っ越し当初は、新システムに不慣れで当惑もしたし、検索エンジンからのアクセスが極端に減ったのは事実だ。
しかし、操作には意外に早く慣れたし、現在ではアクセス数も以前と同等のレベルに戻っている。時間と慣れの問題、と申し上げたい。
実は、兄弟ブログ「幸兵衛の小言」のアクセスは、以前より格段に増えた。
いろんなブログへの引っ越しを検討したが、エキサイトでは、ほぼ以前のレイアウトのまま移管できるし、画像もコメントも生かすことができるので、私はお奨めしたい。
FC2からエキサイトへの引っ越し方法については、下記をご覧のほどを。
FC2からエキサイトブログへの引っ越し方法のページ
もし、エキサイトに引っ越しされたい方で何かご質問などがあれば、非公開モードでも結構なので、拙ブログのコメント欄を利用してお聞きください。
さて、当然だが、FC2が企業体として継続している限りは、お客様であるブログの管理人の方へのサポートをしっかり継続すべきだ。
また、実刑が確定していないことを理由に、顧客対応を曖昧にしてはいけないと思う。
今回の事件に伴い、多くのFC2ブログ開設者や訪問者に心配をかけたことは間違いがない。
利用者、訪問者には、お詫びすべきである。
何度か書いているが、ネットの世界の匿名性は、メリットもデメリットもある。
SNSの持つ利便性も、正邪の両面性がある。
しかし、ネットワーク世界が拡大することは、間違いないだろう。
そこで重要なのことは、昔から変わらない。
サービス提供者も利用者側も、料簡の問題だ。
カタカナで言えば、モラルの問題である。
特に運営者側は、経済性の論理ばかりで考えては、道を誤るだろう。
ネット文化における、ネットモラルが、今後もますます問われるようになる。
あらためて、私自身も料簡をしっかり持って、ブログを管理していきたいと思う。
そうですか。
お役に立てて何よりです。
今後もよろしくお願いします。