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噺の話

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NHK木曜時代劇「まんまこと」が、なかなか楽しい。

  16日から始まったNHK木曜時代劇「まんまこと」の録画を観た。
 
 楽しいシリーズになりそうだ。
 なお、「まんまこと」とは、「真真事」で、「本当のこと」の意味。

 概要をNHKのサイトからご紹介。
NHKサイトの「まんまこと」のページ

町奉行では裁けない町内の民事事件を裁定する町名主。その跡取り息子である高橋麻之助と、隣町の町名主の跡取りで、色事にかんしては凄腕の八木清十郎、同心見習いで腕はたつが、石部金吉の相馬吉五郎は、幼なじみの親友どうし。 
麻之助は16までは真面目で優秀な少年だったが、あるときを境に、お気楽な遊び人になってしまう。普段はとんと頼りにならない麻之助だが、実はその推理力には並外れたものがある。毎回、麻之助のもとに持ち込まれるのは、切った張ったの殺伐とした事件ではなく、江戸庶民のかかえるささいなもめ事。ところが、ひとたびもめ事が持ち込まれると、麻のように乱れて解きほぐしがたい事件を、思いもつかない方法で鮮やかに解決していく...!

スタッフは次の方々。

【スタッフ】
原作:畠中恵「まんまこと」「こいしり」「こいわすれ」「ときぐすり」
脚本:吉田紀子 音楽:大島ミチル 語り:柳家小さん
制作統括:銭谷雅義(NHKエンタープライズ) 原林麻奈(NHK)
演出:黛りんたろう 榎戸崇泰 岡田健(NHKエンタープライズ)

 原作者の畠中恵は『しゃばけ』のシリーズで有名だが、私は読んだことがない。
 脚本の吉田紀子は、フジテレビで木曜劇場として放送していた「Dr.コトー診療所」の脚本家。木曜に縁のある人だ。これまで、時代ものを手がけていないようだが、このシリーズなら問題ないだろう。
 演出の黛りんたろう、制作統括の原林麻奈は、傑作だった「風の峠~銀漢の賦~」も担当した人たち。
 語りは、なんと当代小さん。

 このシリーズが始まることを知り、初めて原作である畠中恵の本を読んだ。

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畠中恵著『まんまこと』(文春文庫)

 肩が凝らない本で、すいすいと読むことができた。
 シリーズ第一作のこの本は、次の章で構成されている。

 ・まんまこと
 ・柿の実を半分
 ・万年、青いやつ
 ・吾が子か、他の子か、誰の子か
 ・こけ未練
 ・静心なく

 16日の第一回放送「恋、一途」は、本書の「まんまこと」である。

 この木曜時代劇、侍のシリアスな物語も結構だが、江戸の庶民の生活を舞台に、ちょっとした謎解きを巡る物語、なかなか楽しかった。

 落語愛好家が楽しめる要素がたっぷりだ。
 もちろん、江戸の暮らしや仕事、名主と住んでいる人々との交流などを知ることもあるが、ナレーターの小さんの他に、原作には登場しない元柳橋の芸者で、両国の小唄の師匠として桧山うめ吉が出演。
 最後近くに、原作にはない「宗匠」が登場し、麻之助が一句披露していた。
 宗匠役は市川左團次。
 もし、入船亭扇橋が元気だったら、もう一人、噺家さんが登場するドラマになっていたのではなかろうか、などと思いながら観ていた。

 作者このシリーズについて、文春の「本の話」Webにも掲載されている。
文春「本の話」Webの「まんまこと」のページ

 少なくとも、このシリーズは読もうと思う。

 次回は、「万年青(おもと)」を巡る物語。
 これも、楽しみ。


Commented by 福井の人 at 2015-07-19 02:02 x
お久しぶりです。
木曜時代劇は気楽に視ることが出来るのが有りがたいです。
(視終わった後でどうこう調べたりするのに時間をかけない)

私も今作を楽しみにしてます。
Commented by kogotokoubei at 2015-07-19 08:05
>福井の人さんへ

お久し振りですね。
第一回を見て、原作の良さもありますが、脚本、演出も悪くないように思いました。
たしかに、日曜日のあのドラマのように、観ながら「え~っ、ああだったっけ?」と調べるのは疲れますからね(^^)
Commented by 和爺ぃ at 2015-07-21 10:53 x
自分も見ました。BSも含め、NHKの時代劇は大好きです。
「まんまこと」にはうめ吉姐さんが出演されていて、とてもうれしくなりました。相変わらずお綺麗です。
Commented by kogotokoubei at 2015-07-21 12:25
>和爺ぃさんへ

コメントありがとうございます。
うめ吉の登場場面では、清十郎が憎くなりました(^^)
次回は、お寿ずさんが登場。
女性陣も含めて、新鮮なキャスティングも、私は好ましく思っています。
NHKの朝ドラや大河は、同じような顔ぶれで、「またあの人?!」と食傷気味ですよね。

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by kogotokoubei | 2015-07-18 23:00 | ドラマや時代劇 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛