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噺の話

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旧暦9月6日は、「亀戸梅屋舗」を描いた歌川広重の命日。

9月29日は、旧暦の9月6日。安政5年のこの日は歌川広重が旅立った日である。
 Wikipediaから引用。
Wikipedia「歌川広重」

歌川 広重(うたがわ ひろしげ、寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)は、浮世絵師。本名安藤鉄蔵。江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となった。かつては安藤広重(あんどう ひろしげ)とも呼ばれたが、安藤は本姓、広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。また、ゴッホやモネなどの画家に影響を与え、世界的に著名な画家である。


 あくまで、歌川広重であって、安藤広重ではない。
 定火消しの家に生まれたんだぁ。
 正直なところ、広重については勉強不足。今回は、ある特定の作品を中心のお話。

 ゴッホが模写した作品の中に、先週金曜26日に柳家小満んで聴いた『牡丹燈籠』の舞台の一つである亀戸の梅の絵がある。

 あの噺では、萩原新三郎がお幇間医者である山本志丈と亀戸の臥龍梅を観に行った帰りに、志丈がお露の住む柳橋の寮(別荘)に新三郎を連れて行き、二人は運命の出会いとなった。

 亀戸の梅って、そんなに有名だったのか。

 Public Domain Museum Of Artの歌川広重「名所江戸百景」から、「亀戸梅屋舗」をお借りした。
Public Domain Museum Of Artサイトの該当ページ

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 「臥龍梅」の由来について、亀戸梅屋敷のサイトからご紹介。
 なお、現在の亀戸梅屋敷は、亀戸に点在する商店街の有志の方たちにより建設され、昨年から運営されているらしい。

亀戸梅屋敷サイトの該当ページ

江戸時代、亀戸には呉服商・伊勢屋(いせや)彦右衛門(ひこうえもん)の別荘「清香庵(せいきょうあん)」があり、
その庭には見事な梅の木々が生えていました。

立春の頃になると江戸中から人々が北十間川や竪川を舟でやってきて、この地はたいそう賑わったといいます。

特に、庭園のなかを数十丈(150m)にわたり枝が地中に入ったり出たりする一本の梅が名高く、評判を聞きつけこの地を訪れた水戸光圀は、まるで竜が臥せているようであると感嘆し、その木に「臥竜梅(がりゅうばい)」の名を与えました。また、八代将軍・徳川吉宗は、一旦土に入った枝が、再び地上に這い出る様を生命の循環になぞらえ、「世継(よつ)ぎの梅(うめ)」と命名し賞賛したそうです。



 水戸光圀、そして徳川吉宗も愛でた梅なのだなぁ。

 梅屋敷のサイトには、歌川広重の浮世絵のことも、もちろん紹介されている。

「亀戸梅屋敷(かめいどうめやしき)」の名で人気を博したこの梅の名所は、多くの浮世絵で題材となっていますが、なかでも浮世絵師・歌川広重(うたがわひろしげ)が安政三年(1857年)に描いた『名所江戸百景(めいしょえどひゃっけい)』の「亀戸梅屋敷」は、江戸の時代に海を越え、かのフィンセント・ファン・ゴッホが模写(作品名「日本趣味 : 梅の花」/1887年)するなど、日本のみならず世界から評価された傑作と言えるでしょう。

粋な江戸っ子たちを魅了し、その名を世界に知らしめた「亀戸梅屋敷」。

当時の如き賑わいの場として、そして、江戸/下町/亀戸の粋な歴史と文化を世界へ発信する拠点として、当館を「亀戸梅屋敷」と名付けました。


 亀戸の商店の方々が、自分たちの住む街の歴史をしっかり継承するために造られたのが、梅屋敷ということなのだろう。

 では、ゴッホの模写と並べてみよう。(Wkipediaより)

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 左が広重、右がゴッホ。


 梅は春だが、亀戸梅屋敷では、10月8日、旧暦の9月15日の満月の日に、月見の会を催すらしい。
亀戸梅屋敷サイトの該当ページ

2014.09.19
10月8日は梅屋敷でお月見をどうぞ!
秋の夜長に亀戸梅屋敷では「お月見の夕べ」を
開催します。お琴を聴きながら和菓子をどうぞ。

日時:10月8日(水)18:00~21:00

・広場にてお琴の音色でお茶会を楽しんで下さい。
・和菓子が付いて 500円です。(前売り券450円)
・雨天の場合は 、館内となります。
・屋台フードやソフトドリンク、お酒も販売致します。

お問い合わせ:亀戸梅屋敷 03-6802-9550
(月曜日 定休日(休日の場合は、火曜日))



 実は、8日の二日前6日が旧暦9月13日で「十三夜」なんだけどね。
 別名、「後の月(のちのつき)」(中秋の名月の後、だから)、あるいは「豆名月」「栗名月」。

 中秋の名月は旧暦8月15日で、今年は9月8日だった。この行事は中国由来で、中国では国民の祝日。家族集まって月餅を食べる風習がある。しかし、十三夜は日本独自の風習。

 まぁ、これから満ちて行く月を観るのも良し、真ん丸お月様を観て一杯呑むのも、また良し。(酒飲みの屁理屈^^)

 私としては、亀戸でのデモ→「牡丹燈籠」亀戸の梅→歌川広重の浮世絵、という連想ゲームでの記事であった。

 10月8日の月見の会、私は行けそうにないので、我が家からの月見で一杯やろう!
Commented by hippopon at 2014-09-29 17:58 x
10月8日はベランダで、炭火焼をしようかとおもいます。
薄暗がりに、炭火の赤さは格別です。
まだ、メニューは決めてませんが、焼きガニもいいし、松茸は全く見なくなりましたけど、、奮発してみたいですよ。🍄

Commented by 小言幸兵衛 at 2014-09-29 21:11 x
あら、うらやましい!
お邪魔しようかな^^

かつて吉原など遊郭では、中秋の名月に来て十三夜に来ない客は、「片月夜」と言って嫌われたそうです。
まぁ、商売っていうことでしょうが、月見を楽しみ気持ちは江戸時代の方が強かったのは間違いないでしょうね。
私は見るだけで、塩を舐めてでも飲めます^^

Commented by 佐平次 at 2014-09-30 10:40 x
亀戸天神の境内?に「若福」という割烹があります。
若い頃酔っぱらった友人ととつぜん予約なしでいき、控えの部屋みたいなところで卵かけごはんを食いました。
金は払ったと思いますが。

Commented by 小言幸兵衛 at 2014-09-30 11:18 x
佐平次さん、若気の至りの一つ、ということでしょうか^^
先日は集会とデモの一日だったので、ゆっくり散策もしませんでした。
機会があれば、ぜひ散策し、飛び込みででも一杯やりたいものです。

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by kogotokoubei | 2014-09-29 06:10 | 今日は何の日 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛