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BS朝日「君は桂枝雀を知っているか」が、4月20日(日)に再放送!

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(BS朝日サイトの同番組紹介ページより借用)
「BS朝日」サイトの該当ページ

 昨年11月に放送されたBS朝日の「君は桂枝雀を知っているか-伝説の天才落語家の真実-」が、命日の翌日4月20日(日)の夜九時から再放送されるようだ。

 BS朝日のサイトから、「放送内容」を引用する。BS朝日サイトの該当記事

大阪・朝日放送に保存されている「枝雀寄席」などの貴重な資料映像を活用しながら、枝雀の落語を具体的に分析する。また、桂枝雀の2人のご子息をはじめ、兄弟弟子や弟子、枝雀ファンの各界の著名人など、多くの方の証言から枝雀の人物像を構築していく。

コメントをいただいた方々
・前田一知(長男)、前田一史(二男)
・小佐田定雄(落語作家)、佐渡裕(指揮者)、養老孟司(解剖学者)、 段田安則(俳優)、長沖渉(演出家・脚本家)
・桂ざこば、桂南光、桂雀三郎、桂文之助、桂九雀(桂米朝一門)
・桂福團治、月亭方正

特に2人のご子息からは、“素顔の桂枝雀”について貴重なお話を聞かせていただく。長沖さんからは、病気で苦しむ枝雀との隠れたエピソードを語ってもらった。
さらに、枝雀が行きついた笑いの理論「緊張の緩和」についても考察。「緊張の緩和」理論とは何か、落語作家の小佐田さんをはじめ、枝雀を見守ってきた身近な人物として弟子の皆さんにも解説していただいた。

また、枝雀が笑いと落語の研究をしたためたノートを見せていただくことができた。そこには「笑いの性質の13分類」「落語の快感構造」と題し、どのようにしたら自らの落語をお客さんに届けることができるか、考察して書き記されていた。枝雀落語は見方によっては傍若無人かのごときだが、実は、お客様に喜んでもらうために徹底して科学的に分析された集大成であることがわかる。枝雀落語の特徴をいくつかにしぼり、実際の映像を駆使して検証していく。

桂枝雀が心の病を発症し、自ら死を選んでしまった理由は最後までわからないところであるが、今回の取材を通して、枝雀の落語に対する真摯(しんし)な思いこそ枝雀落語の基本であることがよく理解できるだろう。



 11月に観た感想などは翌日記事にしたが、未見で次の日曜を楽しみにしている方はお読みにならない方が良いかもしれません。
2013年11月25日のブログ

 芸術祭参加番組だったが、受賞は逃した。もしかすると、枝雀に関する番組は、過去にNHKで優れた番組があったので見劣りがしたかもしれない。
 没後十年の2009年放送の二つの番組、春総合テレビで放送された「あの人に会いたい」と、秋にBSで放送された「桂枝雀の世界」(なんと五時間)についてはブログにも書いたのでご興味のある方はご覧のほどを。他にも関西地区のみ放送された好企画が過去にあったとも耳にする。
2009年4月11日のブログ
2009年9月26日のブログ

 BS朝日の番組、紹介した制作陣のお奨めのように、私はご長男とご次男の言葉を聞くだけでも見る価値はあると思っている。落語愛好家で11月に見逃した方は、ぜひご覧のほどを。


Commented by 佐平次 at 2014-04-15 10:44 x
あれ、一昨日だったかな、ちらっと見たような気がします。

Commented by 小言幸兵衛 at 2014-04-15 12:47 x
もしかすると、それは番組の宣伝だったのでしょうか・・・・・・。
19日で没後十五年になりますねぇ。
早いものです。

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by kogotokoubei | 2014-04-15 07:09 | テレビの落語 | Trackback | Comments(2)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛